黒人研究の会 The Japan Black Studies Association Since 1954





<黒人研究の会>の刊行物


 

定期刊行物(会誌、会報)の紹介

 

<黒人研究の会>(1954年創設)には現在、定期刊行物として会誌『黒人研究』(年1回発行)および『会報』(年2回発行)があります。『黒人研究』は195610月に「第1巻第1号」が会報として刊行されています。貫名美隆・初代代表は「発刊のことば」の題で以下のように記しています。

 

こんな題をつけたら何か今更らしくて感じが出ないほど、わたしたちの会はもう古くなった。月例会の外にもいろいろの企画はあったけれど、その多くは会員の熱意から生れる夢であった。皆忙しかった。忙しいけれども、いつまでも会誌を出せないとすれば、こヽらで備忘録のかわりに、会報を出しておかないともういけないのではないかというわけである。・・・(中略)・・・この会報は全会員の備忘録として、また新会員への“カタログ”として、とぎれないように育てていきたいものである。

 

 会誌と会報を別々に刊行するようになったのは1973年からです。『会報』第1号(19732月)の「発刊に寄せて」において、貫名代表は「もともと『黒人研究』は会報であったので、年に何回も出していたりした。いつのまにか論文などがのるようになって、会報や連絡の役目が押しのけられた感がある。こんどは会報の動脈が回復したようなものである」と述べています。

 現在、『黒人研究』は研究会の発祥の地である神戸市外国語大学の附属図書館に全て所蔵されています。国立国会図書館などいくつかの公共図書館や大学図書館でも過去の号を見ることができます。関心ある方はご利用下さい。なお、研究会の事務局には、会誌および会報が保管されています。

 

 

 

 

 

会による編著作

 

*黒人研究の会編訳『アメリカ黒人解放運動――新しいニグロ群像』未来社、1966年。

(創設10周年記念として企画、出版されたもの。)

*J・H・クラーク編、黒人研究の会訳『ハーレム−USA』未来社、1968年。

 (原著: John Henrik Clarke ed., Harlem, U.S.A., Berlin, German Democratic Republic: Seven Seas Publishers, 1964

*黒人研究の会編『箱舟、21世紀に向けて――黒人文化とわれわれ』門土社、1987年。

 (創設30周年記念として企画、出版されたもの。)

*黒人研究の会編『黒人研究の世界』青磁書房、2004年。

 (創設50周年記念として企画、出版されたもの。)

 

*その他、研究会が協力したもの、会員が主になって編纂した本など多数。





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