9月1日(水)「バックアップ屋」の悲哀
今の私は、街の話題を拾い集めて記事を書く「街ダネ」担当で、面白い話は社会面に、フツーの話は地域版に供給している。しかしながら、こちらが地域版用にと書いた原稿が、「面白いじゃねーか」という上司の一声で、突発的に社会面に昇格することがある。これはこれで意気に感じるのだが、問題は穴の開いた地域版をどうやってカバーするのか、ということ。で、私の場合、地域版に穴が開いたときのために、バックアップ用の原稿を常に隠し持っている。備えあれば憂いなし、「防災」の鉄則である。
しかし、災いは自分一人の力では食い止め切れない。いま私は警察本部に詰めて事件事故の警戒をしているのだが、そこに本社のデスクからこんな電話が入ってきた。
「おいびし、●●が地域版用に書いてきた原稿は、社会面に使うことにした。で悪いんだけどさあ、●●の代わりに明日の地域版のカバー、頼むよ。分かってるんだよ、お前、隠し玉持ってるんだろう? 俺が電話を切った後で大暴れしてもいいからさあ。んじゃ、よろしくね」
私は「街ダネ屋」であって、「バックアップ屋」じゃないんだけどなあ…(iヘi)。
9月2日(木)「女性」は本当に1人か
泊まり明け。昨晩は横浜市内でも水難事故が起きた。30代の女性が何かの拍子に海に落ちたのである。女性はすぐに仲間に救助されて事なきを得たが、周囲にいたある目撃者は110番に電話を入れ、他の目撃者は119番に電話を入れたために、警察と消防が別々に出動する事態となった。先に現場に到着したのは警察で、既に救助されていた女性を「念のために」と病院に搬送し、一件落着となった。ところが到着が遅れた消防は女性救出の事実を知らず、現場捜索を始めた。
報道機関には警察から「女性が海中に転落したものの、無事救助」、消防から「女性が海中に転落し、現在捜索中」と情報が入ったものだから、一時は2人の女性が海中に転落したのかと大騒ぎになった。が、くだんの「女性」は同一人物と判明し、事態は沈静化した次第。
ところが、1人だけ納得しない男がいた。私である(^o^;)。「海に落ちた女性は本当に1人なのか、2人でない証拠は何かあるのか」と両機関に聞いて回り、海に落ちた女性は間違いなく1人、との確証を得るまでに相当の時間を要した。実は海に落ちた女性は2人で、残りの1人は救助されていないとしたら、こんなに恐ろしいことはないもの。今件はどこの新聞にも載ってはいないものの、裏側にはこうった騒動もあるのデス。
9月3日(金)オレバカ高校生
横浜市内の進学校に通う高校2年の男子生徒が、この夏休みを利用して青森県の横浜町まで徒歩で旅行するというアホなことをやってのけた。歩いた距離はなんと770キロ。こういう場合は普通、本人からは「とても辛かったけれど、やってみて本当に良かった」などのコメントが返ってくるものだが、彼の場合は全く違った。
「往路は15日がかりで青森まで歩き、途中でユースホステルに泊まるなどしたために、旅費は8万円もかかった。ところが新幹線を使った復路はたった6時間で、1万5千円の電車賃で済んだ。僕は新幹線の車中で、自分はなんて馬鹿なことをしたのだろうと、悔しくて涙が止まらなくなった」
「僕がこの旅で得た最大の教訓は、無理をして歩く必要など全くない、電車に乗れるなら乗ったほうがいい、ということだ」
これではとても記事にならない。でもカイシャに取材を依頼してきたのは、この高校生本人なのだ。こういうバカなことを他の人には絶対に真似してほしくない、という一心からだったのだろう。分かった、私が君の愚行を記事にしよう。とても君が他人とは思えないから(^o^;)。
ではまた来週(とか言いながら明日も更新か)。
9月4日(土)さようなら(?)横浜
諸般の事情で今、引っ越しを考えています。候補地は神奈川県川崎市のとある町。すぐ近くを多摩川が流れていて、すごくのんびりした雰囲気で、前からそこで暮らしてみたいと思っていました。これから賃貸物件を探して、10月ぐらいには契約しようかと思っています。問題は今住んでいる横浜市内のマンション。ローンがまだ残っているのですが、売り払おうか、それとも人に貸そうか、迷っています。あと気がかりなのは、実家で療養中の母。安否確認だの病院への付き添いだので、私は横浜の実家と川崎とを行ったり来たりすることになるのでしょう。
まあEINの方は引っ越しをしても続けるつもりですので、今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
とか言いながら、引っ越した途端に田舎の支局に異動を命ぜられたりするんだよなあ、私の人生って(iヘi)。
9月5日(日)いましばらくは横浜
で、カイシャに探りを入れてみたら、私は次の異動で恐らく動くだろう、とサックリ言われてしまい、あえなく引っ越しは保留に(iヘi)。
というわけで(?)本編「素晴らしき電話応対」を更新しました。今回ばかりは大いに反省が残る失敗応対でした。どうぞお読みくだされ。
9月6日(月)取り置き原稿
8月下旬に出した1面用の原稿が、まだ紙面に掲載されておらず、焦っている。最初の掲載予定日には、児童養護施設の体罰事件が発覚したために、急遽差し替えとなった。そして次の掲載予定日には、警察官の不祥事が明るみに出たために、またしても取り置きになった。何とまあタイミングの悪いことよ。取材相手からは、「まだ載らないんですか?」などと問い合わせが続き、電話口で「いやあ、大きな事件が立て続けに起こっているものですから…」などと頭をかいている次第。
書いたときが旬だったニュースも、時間がたてばどんどん鮮度を失っていって、今では腐る寸前。できればもう没にしてもらいたいのだけれど、組織の中で働いていては、自分の意向はなかなかくみ取ってもらえない。辛い…。
9月7日(火)私は仕事の話をしに来たのではない!
母親に付き添って朝、病院へ足を運んだ。今日の血液検査の結果次第では、再入院もやむなし、という断崖絶壁の状態だったので、母も私も緊張していた。
だが検査の結果、数値は好転しており、母は再入院を免れた。ホッとした。
脱力感からか、私は昼過ぎから激しい腰痛に見舞われ、自分も病院に行く羽目に。ロキソニン(痛み止め)とテルネリン(筋肉弛緩剤)とマーズレン(胃薬)を2週間分もらい、理学療法(牽引と温熱)は「時間がないから」とパス。
しかし私が病院にかかるといつも、医師から聞かれるのは仕事の話ばかり。「いやー、水難事故が片付いたと思ったら、今度は警官の不祥事かい。君の持ち場は大変だねえ」「いやー、自分が直接取材をすることはないんですけど、後方支援の仕事がまた辛いんですよ…」。
頼むから私の症状について聞いてくれ(iヘi)。でもまあ医者にとっては、患者の仕事を探るというのも、問診のひとつなのだろう。まあ薬で痛みも和らいだことだし、明日からまた、頑張るか。
9月9日(木)余裕を持ちすぎた到着と、余裕なき到着
私は取材現場に絶対に遅刻しないことを信条としている。イベントなどでは30分前に、インタビューや一般取材では15分前に現場に到着し、余裕を持って取材を進めるようにしている。カメラマン時代に上司から、「現場に遅刻するな。到着が遅れると、ろくな取材ができないどころか、決定的瞬間を撮り逃す恐れがある」と叩き込まれ、記者に転じてもこの心構えは変わっていない。ほかの優秀な記者さんなら現場に遅れても、後から人に話を聞いて、まるで見たような記事を書けるのだろうが、それこそカメラマン上がりの私には、そういった芸当ができないのだ。
で、今日の取材は障害者の地域作業所「A」。私は約束した時間の15分前に到着した。
「こんにちは、●●新聞のびし原です。ちょっと早めにお邪魔しましたあ〜」
ところが、作業所内にいたスタッフもメンバーも、私を見て怪訝(けげん)な顔をするではないか。そしてスタッフは申し訳なさそうに、こう言った。
「あのう、取材は明日のはずですが…」
スタッフが白板に目をやる。そこには「10日、●●新聞取材」の書き込みが。いやー、こいつはまいったな。いくら「余裕を持って」とはいえ、24時間15分前の到着では、先方も迷惑だろう。私はメンバーらに指を差されて笑われながら、すごすごと引き揚げた。なぜこういう間違いをしでかしたのか。私は9日、10日で2つの作業所を取材することになっており(取材開始時刻はそれぞれ13時)、今日は本来B作業所に行くはずだったのに、勘違いしてA作業所に足を運んでしまったのである。
A作業所からB作業所までは歩いて30分の距離。タクシーやバスを待っていては時間の無駄なので、私は突っ走った。走れメロス! で、現場には定刻に到着。体から滝のように流れ落ちる汗。仰天するB作業所のスタッフとメンバーら。このようにミスをカバーするという意味合いにおいても、取材先には時間に余裕を持って足を運ぶことが望ましいのである(iへi)。
9月10日(金)さようなら「150」
バイオを買ってから、カイシャでメールチェックに使っていたパワーブック150(オレバカの「モバイル記者の初夢むなし」に登場)を全く使わなくなったため、マック派の同僚S記者にあげることにした。タダで。買った当初はハードディスクにロックがかかっていて、デスクトップにあった「ポリンキー劇場」の再生しかできなかったタコマシンだったのだが、某新聞の「マック博士」T記者の大手術で使えるようになった経緯がある。33メガヘルツという牧歌的なCPUのクロックスピードは、私に忍耐と辛抱と諦めの大切さを教えてくれた。今の私は「150」に育てられたといっても過言ではない(だったら人にやるなよな…)。
さようなら「150」。S記者のもとで幸せな余生を送ってほしい。
ではまた来週。
9月12日(日)「日本語練習帳」は素晴らしい本!
「あの本読みましたか?」「どんな感想を持ちましたか?」「練習になりましたか?」
などの質問メールが複数の閲覧者さんから寄せられています。「あの本」とは、近ごろ評判の「日本語練習帳」(岩波新書)のこと。私はなんだか試されているような、値踏みされているような気がして返答を避けていたのですが、自分の文章の拙さを棚に上げ、ここで感想を書かせてもらうことにしました。皆さんの参考になれば幸いです。
ええ、私も買いました。600円程度の出費で日本語が上達するなら、こんなにありがたい話はないと。でも私、読み始めた途端につまずいてしまいました。著者の大野晋さん(国語学者)の文章が、私には「?」だったからです。漢字の送りがなや「てにをは」の使い方に違和感がある上に、読点が多いからテンポが遅い。読んでいて呼吸困難に陥りそうになるんです。
で、私は日本語練習もさることながら、大野さんの解説文を添削することにしました。(この文章では「気持」より「気持ち」の方がしっくりくるんだよなあ)(この助詞の「は」は「を」の方がいいのではないか)(この接続詞は文頭に移して、読点は削除した方がいい)などと赤ペンを入れているうちに、本はとうとう真っ赤っかになってしまいました。
というのが私の感想です。
しかしながら「日本語練習帳」は、反面教師である著者の解説文を添削することにより、日本語力の一層の向上が期待できる素晴らしい本であることに間違いはありません。私も大いに勉強させてもらいました。皆さん、ぜひ買いましょう!
●●さん、××さん、◆◆さん、これでいいですか(^o^;)。
9月13日(月)梅に見とれて根っこにつまずく
昨日の朝刊に掲載された私の記事に、お粗末な間違いが見つかった。お恥ずかしい話だが、今日になって編集幹部に指摘されるまで、私は自分のミスに全く気が付かなかった。
某市内の「梅ヶ丘」という町に「市立梅丘高校」という名の学校があり(どちらも「うめがおか」と読む)、これまで多くの記者が地名に引っ張られ、高校名を「梅丘」ではなく「梅ヶ丘」と表記するヘマをやらかしてきた。私の記事にもこの学校がチラリと出てくるので、間違いを回避するために原稿を打つ段階で入念にチェックし、大刷り(ゲラ刷り)の段階でも何度も見直しをして、表記に誤りがないことを確認した。「よし、ОK! 他の記者がやるようなヘマを、私は絶対にやらない。わあっはっははは!」
そして私は間違えた。梅に気を取られ過ぎたせいで、「市立梅丘高校」を「県立梅丘高校」と書いてしまったんだよ〜ん(iヘi)。
注意力が一点に集中すると、すぐ隣にあるミスに気付かないもの。編集幹部からは「せっかくいい原稿だったのに、つまらない間違いで台無しにしたな」と嫌味を言われた。それは仕方が無いのだが、原稿を見てくれたデスクや校閲マンに「間違いを見つけられなくてごめん」などと頭を下げられた日にゃ、(私のミスでみんなに迷惑かけた…)と心底悲しくなるわい。
ここはひとつ髪を短くして気持ちを引き締めよう。週末にはオフ会もあることだし…(←反省が足りない)。
9月14日(火)お兄さん仰天
街中で遊ぶ子供の姿を、近ごろ見かけなくなった。半年前に横浜市内の駄菓子屋を取材したときには、2時間待って女の子(小学4年生)が2人しか来なかった。私はその子たちに近付いて、「ねえ、お兄さんは●●新聞の記者なんだけど、君たちがお菓子を食べているところを写真に撮らせてもらっていいかな」と頼み込み、難を逃れたことがあった。
そして今日取材した同市内の子供科学センター(仮名)にも、ぜ〜んぜん子供がいなかった。しばらく待っていたら、辛うじて2人組がやってきた。私は子供たちにすーっと近づいて、「ねえ、お兄さんは●●新聞の記者なんだけど、君たちが遊んでいるところを写真に撮らせてもらっていいかな」。そしたら驚くべき答が返ってきた。
「いいよ。私たち前にも駄菓子屋で、●●新聞の記者に写真を撮られたことがあるんだよね」「うん」
げっげー、あのときの女の子たちじゃん! 2人は半年の間に見違えるほど女っぷりが上がっていた(?)ので、気がつかなかったわい。私も私でここのところ、ぐっと白髪が増えたからなあ…。それにしても横浜には、子供が2人しかいないのか!? 長野でEINの閲覧者さんに遭遇したとき(8月12日の日記参照)も驚いたけれど、今回はそれ以上にびっくり仰天だ。
彼女たちはきっと、人気(ひとけ)の無い場所で遊ぶのが好きな、枯れた小学生なのだ。人気の無い場所を取材するのが好きな私と、趣味が一致したのだろう。そして2度あることは3度ある。
「またどこかで会おうね、それまで君たち元気でね」。「うん、おじさんもね」
9月15日(水)問題解決
日記(9月前半)のテキストデータを一時失ってしまったのですが、どうにかこうにか復旧しました。ご迷惑をおかけしました。
9月16日(木)お次は「買ってはいけない」か…
どうして私なんかに本の感想をお聞きになりたい方がいらっしゃるのでしょうか。しかも何人も。あまつさえ今度は「買ってはいけない」(週刊金曜日)ですか。なんだかよく分からないけど「意図」を感じますなあ…。
私は「週金」の連載にポツポツ目を通していましたし、書店で単行本を読みもしましたが、「買ってはいません」。例えばラップに使われている塩素系化合物や、合成洗剤と変わりがないシャンプーの危険性などは前々から指摘されていたことですし、本に載っている商品を買う可能性が私にはゼロに等しいので、あえて本を購入する必要がなかったのです。
本自体はまあ、自分の消費生活を見直すという意味で、いいんじゃないですか。
とか言いながら、私が健康的な生活をしているかと聞かれれば、実状はトホホです。試しに「買ってはいけない生活者」と私とを比較してみると、次のようになります。
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買ってはいけない生活者 |
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買ってはいけない菓子パン |
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買ってはいけない歯磨き |
塩。歯を磨きながら過剰に塩分を摂取している気が… |
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買ってはいけないハンバーガー |
買ってはいけないハンバーガー屋ではコーヒーしか注文しないが、無意識のうちにスジャータをゆすいでいるかも |
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買ってはいけないシャンプー |
せっけんを常用しているが、髪の毛がキシキシして、くしを通すとごっそり抜ける |
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買ってはいけない化学調味料 |
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買ってはいけない合成洗剤 |
せっけんを常用しているが、無精なため、前の晩に使った食器を洗わずに飲食物を盛ることもしばしば |
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買ってはいけない添加物入りの酒を適量 |
無添加の酒を浴びるほど飲み、しまいには酔い潰れ、気がついたら朝になっている |
これが感想です。何しろ私、スジャータをゆすぐ男ですけん(^o^;)。
9月17日(金)代打更新
今日は昼夜に及ぶオフ会があって、たくさん酒を飲んでしまったので、もう日記の更新はできない。代わりに隣にいる方々に日記の更新をしていただく。ではお願いします。ふは〜っ。
こんばんわ〜。いやぁ、今日はよく食ったです。いつも日記で読まされるばかりのびしさんの手料理をいただいてしまいました〜。お料理するびしさんの後ろ姿に、ぽっ。(九州の公務員)
噂(?)にたがわず、非常に美味しい料理でした。(茨城の会社員)
9月18日(土)その1どちらの店でもいい話(昨日の補足説明)
出張で東京にやって来た閲覧者さんたちと17日、オフ会を開きました。昼は横浜中華街でランチ。かつてH氏、O氏とのオフ会談に使った「四五六菜館」に向かい、店頭にあるランチメニューの看板を見ると、料理1品とスープ、ライス(お代わり自由)付きで1人600円。おっ100円値下がりしているぞ。中華街も不景気だから、客の獲得に懸命なのでしょう。当日の参加者3人は店に突入してABCと別々のランチを注文し、出てきた料理を3人で回し食べました。値下げはいいけど、アンニン豆腐とかのデザートがなくなってしまったのは残念でした。
満腹満腹。うまかった〜。で、レジで勘定してもらったら、手渡されたレシートには「彩鳳」の文字が。?。店を出て辺りを見回したら、「四五六菜館」は隣でした(^o^;)。私はランチの看板につられて一軒手前の店に入ってしまったのです。どうりでデザートがないわけだ。
中華街には何百軒という店があるのに、行くのはいつも三、四軒。新たな店を開拓するという意味では、こういう間違いもたまにはいいでしょう。ははは。
あと、夜の部で閲覧者さんにふるまったのはスペインオムレツとパエリアだったのですが、冷蔵庫にあった卵や野菜などの食材は「ビンテージもの」だったので、今ごろお腹を壊されているのではないかと心配です。
9月18日(土)その2「強力なメンバー」って一体…
今日もきょうとて常連閲覧者のNさん(ご婦人)からオフ会の誘いがあり、東京までノコノコと足を運びました。私のほかに「強力なメンバーを2人フィーチャーした」という話だったので、一体誰が来るんだろうと思いながら出掛けてみれば、絶句…。
絶句ってなによ!! 失礼な!!
まったくびしさんッたら、わかってないのね! でも、ホントは私に会えてホントは嬉しいんでしょ♪
せっかくミニスカートはいてきてあげたのにさ。あんまり憎たらしいこと言ってると、今度から、この私の美脚を拝ませてあげないからね。ふん。
私の怒りを鎮めないと、某メールマガジンの編集長みたいに、怒りの鉄拳で殴り殺してやる!!
私の怒りを鎮めるためには、なにをすればいいのかわかってるわよね。
酷評でも、絶賛でもいいから、とっとと、「くたばれ! 専業主婦」の書評を書くのよ!!
1週間以内に掲載されなかったら、特別料理人として、私の家にきて、ダーリンと私に、おいしいパエリアを作らせるわよ!
初めてのみなさん、申し遅れました。私、フリーライターのリサタンこと、石原里紗です。
私のHP(びし注=このホームページはアンチ石原軍団に潰されたらしい。ちなみに私は専業主婦を愛してやまない男です。「素晴らしき専業主婦」なんて単行本を書きたいぐらいですので、アンチ軍団のみなさん、今後ともEINをご愛顧のほど、なにとぞ、なにとぞよろしくお願いいたします。私は石原とは特に親しい間柄ではありません。本当です。信じてくだされ!←卑怯者。2001年3月8日付記)にも遊びにきてね♪
ったく、いつまでもリサタンの歌声に聞きほれてないで、さっさと日記を更新するのよ! びしさん!
その鉄拳を食らったわたくしめたるまんですが、びしさんはいい声をカラオケで披露しました。石原さんと「年上殺しだよねぇ〜★」と意見の一致をみました。昭和30年代にうまれた女性の皆さん、びしさんとカラオケに行くことをお勧めします。ちなみにRADICAもどうぞよろしく。
9月19日(日)「逢いたい」
「好きな作詞家はだれか」と聞かれれば、私は間髪を入れずに「永六輔」と答えますが(^o^;)、その永さんが作詞した歌が最近、ヒットのきざしを見せていますね。TBSラジオの「永六輔その新世界」やNHKの「ラジオ深夜便」で流している「逢いたい」という曲。
「逢いたい」の4文字を連呼するだけのハイコストパフォーマンスな歌詞。これに穂口雄右さんの曲とATOMIさんの歌がついてます。真夜中のラジオで「逢いたい、逢いたい…」なんてやられた日にゃ、たまったもんじゃないですよ、旦那。ホームレス歌手モンちゃんの「心歌」にも勝る破壊力。ご存じでない方(もう皆さんご存じかしら)はCD(税込み1000円)を購入されてみてはいかがでしょうか。曲を聴いた途端に業務や勉学が停滞すること請け合いです(笑)。
9月20日(月)ほーらみろ私の助言を無視するからだ
SOTECのオールインワンパソコン「e−one」が、「iMac」の真似だとアップル社から訴えられたとき、私は取材を担当していた知人のY記者に、「SOTECの社長さんに会ったら、こう伝えてほしい」と頼んだ。
「『e−one』は、『iMac』をはるかにしのぐスペックと拡張性とコストパフォーマンスを誇っているのだから、色真似なんかする必要は全くない。今からでも遅くはないから、ボンダイブルーの部分は木目模様にして、家具調パソコンを目指した方がいい」
ところが、Y記者からこれを聞いたSOTECの社長は、こともあろうに腹を抱えて大笑いしたのだという。
そして同社は東京地裁から今日、「e−one」製造販売中止の仮処分決定をくらってしまった。ほーらみろ。私の助言を無視するからこーゆーことになるんじゃい! 閲覧者の皆さんだって木目模様の「e−one」が発売されたら、絶対買うでしょ、でしょでしょでしょ? ねえお願いよ、「買う」って言って…(iヘi)。
(Y記者のホームページ「デジタルG」もよろしくね)
9月21日(火)外食抑えて7,498円
明日は給料日。そして今日は生活費の決算日だ。最近つけはじめた家計簿で、この1カ月の食費(交際費は除外)を集計してみた。それが表題の数字である。7,498円の中には、スーパーで食材と一緒に買った生活雑貨などの代金も含まれているので、実質的な食費は6000円程度か。一日平均200円。安い。「1カ月9000円」の魚柄先生よりすごいぞ。一体何を食べているんだ、この男は。
外食に頼らず自分で飯を作っていれば、日常の食費に金なんかかからないことがよく分かったわい。外食に頼った生活をしていると金がかかる上、知らず知らずのうちにクローン食品や遺伝子組み換え食品を食べさせられている恐れがあるし、自分が使った食器を飲食店が合成洗剤で洗っているならば、「買ってはいけない」商品を間接購入していることにもなる。げに外食はいかん、外食は。
ついでにスジャータゆすぎも、やめるか…(^o^;)。
とか言いながら、大学時代に親しかった台湾人留学生の安否確認に奔走している私です。
9月22日(水)目黒の秋刀魚
閲覧者さんからメール。
「びしさんの食費が安上がりなのは、外食に頼らないからではなくて、ただ単に何も食べていないからではないのですか?」
ご指摘の通りです(^o^;)。
今日は取材で落語を聞いた。「笑点」の大喜利レギュラーだった桂才賀(さいが)師匠の「目黒の秋刀魚」。
すごい。噺を聞いていてぷーんとサンマを焼くにおいがしてくるではないか。そして炭が歯にじゃりっと当たり、魚の身と脂と醤油が渾然一体となって舌の上にのっかる感覚はどうだい。話術と多少の動作で人の五官を刺激するテクニックは素晴らしい。これを文章でできるようになりたいとつくづく思うよ(落語を聞くといつもマジになるわい)。
でも才賀師匠の噺で五官を刺激されたのは、やっぱり私がロクにめしを食べていないせいかも。
よし、明日の晩はサンマのフライにしよう!
いいのいいの、私はサンマを揚げて食べるのが好きなの。
9月23日(木)「e−two」は買わない
20日にご案内した知り合いのY記者が、ホームページ「デジタルG」の「新聞の余白から」で、「e−one」と「iMac」に関する読みごたえのあるコラムを発表しました。ご一読くだされ。
SOTECの社長さんも今件で懲りたことでしょう。早いとこ木目調の「e−two」を発売してもらいたいものです。でも私、「e−two」は買いません。実家に「e−one」がありますもんで。
9月25日(土)「めしとしる」のリニューアル
新規の閲覧者さんが急増しているみたいです。カウンター値の上がりがよくなっていることに加え、オレバカ第1作「めしとしるの侮れない関係」のフォーム送信が、毎日のようにあるもんで。これまでは一人ひとりに正解をお教えするメールを送っていましたが、もう対応しきれなくなってしまいました。そこで今日、絵柄をクリックするだけで正解か否かが分かるようにリニューアルしてみました。
また校閲室では多くの方にありがたいご指摘をいただきながら、更新が遅れており、本当に申し訳なく思っています。近々作業をいたしますので、どうか今しばらくお待ちくださいませ。
9月26日(日)「へ」考
昨日は深夜勤務中に東京湾で海難事故が起きました。停泊中のコンテナ貨物船に、航行中のケミカルタンカーが衝突したのです(原因はケミカルタンカーの見張り不充分)。幸いにも積み荷(化学薬品)の流出やけが人はなく、大きな記事にはならなかったのですが、取材を担当した私はヘマをやらかしそうになりました。
コンテナ貨物船は上海船籍の「タイ・ヘ」という船だったのですが、私は入力ミスで「タイ・へ」と打ってしまったのです。
違い、分かります? 最初の「ヘ」はカタカナ、次の「へ」はひらがなです。私のマシンはこの違いが分かりづらくって…。閲覧者さんのパソコンの中にも恐らく、フォントの加減で「ヘ」と「へ」の見分けがつかないマシンもあるでしょうね。
大刷り(ゲラ刷り)の段階で私はミスに気付き、難を逃れたのですが、横浜港には「ミン・ヘ」とか「ユエ・ヘ」とかのコンテナ貨物船がうろちょろしているので、これまでにも同じ間違いをしでかしていたかもしれないなあ、と思った次第です。
みなさんも「ヘ」と「へ」には充分用心してくだされませ(こんな間違いする奴はいね〜よ)。
9月27日(月)休肝破り
月曜と火曜は休肝に充てているのだけれど、きょうはうれしいニュースがあったので、自宅で独り、祝杯をあげた(日本酒をぐい飲み1杯だけ)。
安田弁護士さん、「4度目の正直」の保釈、おめでとうございます(とは言ってもこれからが大変でしょうけれれど)。
9月28日(火)バイオを購入した本当の理由
忙しい。たまらん。
といった状況の中で、実家の母が再入院することになった。来週からまた取材の合間を縫っての付き添い生活が続くことになる。でもそこはそれ、病院で原稿を打って、病院から送稿すればいいだけの話だ。こういった事態を想定してバイオノートを購入し、機械に慣れておこうと思ったのだが、こんなに早く「本番」が訪れるとは思ってもみなかったわい。
来週からは原稿だけでなく、ホームページの更新もバイオが頼り。でももし更新が滞ったならば、そのときはどうかご勘弁くだされ。
9月29日(水)オレバカアポ電話
「はいもしもし、●●研究室です」「あ、××教授でいらっしゃいますか。こちらは■■新聞のびし崎です。実は▲▲の件で、取材をさせていただきたいのですが」「ええ、それはいいですけど。いつがよろしいですか? 私は30日と10月1日は、先約が入っていますので、別の日にしてもらえませんか」「そうですか。では31日はいかがでしょうか」「ああ、その日は確か私も予定は入っていないと思います。ちょっと待ってください。今スケジュールを確認してみますので」「どもすみません」「…あのう、調べてみたら今月は、31日がありません」「え? あ、そうでしたね。ははは」
疲れてる(^o^;)。
9月30日(木)核燃料に頼らない生活は可能か
茨城県東海村の臨界事故(記者諸姉兄は「臨海事故」という変換ミスに注意されたし)を受けて、核燃料輸送の監視活動を行っている市民グループのリーダーからコメントを取り、紙面にねじ込んだ。管轄外の業務ではあるが、「管轄内」の記者から原稿が出てこないのでは、何もしないわけにはいかない。これでいいのだろうか…。
私には前々から欲しいと思っていた物があって、気持ちは今、購入の方向に大きく傾いている。それは太陽電池パネル。30×120センチのパネルが8枚(計440ワット)もあれば、私が使う電力量は充分にまかなえる。実際に電気を使うのは夜間が多いのだけど、なに、蓄電しておけばいいだけの話だ。しか〜し、1枚5万円もするんだよなあ、これが。8枚買えば40万円。高い。でも一度買えば生涯使えるし、ライフスパンを考えれば安上がりだ。原発とか核燃料とかが嫌だとはいっても、自分がその恩恵をこうむっていては話にならないので、早いとこ「ソフトエネルギー生活」に転換しようかと考えている次第(実際にはそんな大層な意気込みではなく、個人的な趣味でそうしたいだけ)。でも今の私に何より求められているのは、「スジャータをゆすがない生活」かも(^o^;)。