【2000年5月の日記】

5月29日(月)この口論は無意味か。その通りだ(自己反省)

 昨日は休日出番で、横浜市内で開かれたある全国集会を取材したのだけど、全然いい記事が書けず、激しい自己嫌悪にさいなまれた。このままでは寝つけそうにない、といった訳で大量に酒を飲み、午後11時から翌朝の8時まで熟睡した。ああよく寝た。が、それでも私の心は晴れなかった。

 今日の朝刊を読んだ取材相手から、文句の二つや三つはあるだろうなあ、と思っていたら案の定、集会の主催者がカイシャに電話をかけてきた。ええい、こうなりゃ人間サンドバッグ、まな板の上の鯉だ。もうどうにでもしてくれ!

 ところが驚いたことに、かかってきた電話の内容は、記事に対する抗議ではなく、丁重なお礼だった。「いやあ、集会の内容をあんなに細かく、大きく扱ってくれて本当に感激しました。ありがとうございました。1カ月間準備を重ねてきた甲斐がありました」と。私はびっくりし、「違う違う、その評価は違う」と、私の記事がいかにいい加減なものであるかを力説した。が、先方は「そんなことはない」などと逆らうではないか。

 私は頭にきて「あなたも頑固な人ですねえ。書いた本人が駄目だと言ってるんですから、駄目なんですよ。あの記事は!」。先方もキレて「全く意固地な記者だなあ。取材を受けた本人がいいと言っているんだから、いいんですよ。あの記事は!!」。

 取材相手から記事にケチをつけられて口論になった経験は山ほどあるが、取材相手から記事をほめられて口論になったのは今回が初めてだ(^o^;)。でもさあ、相手からほめられた仕事が、自分にとって本当にいい仕事であるとは限らない、という経験、恐らく皆さんにだってあるでしょ? でしょでしょでしょ?

5月25日(木)マ元帥をおくることば

 カイシャに保管してあるマイクロフィルムを使い、半世紀ほど前の新聞記事を検索していたら、当時書かれたとんでもない社説にぶち当たり、腰を抜かした。1951年4月16日の、マッカーサー元帥の離日当日に掲載された、「マ元帥をおくることば」がそれ。

 

 きょうは日本人を愛し日本人を最も信頼したマックアーサー元帥が日本をはなれる日である。解任の十二日からわずかに五日間、日本の古武士にも似たあざやかな引き際に、われわれは、一層愛情の念を禁じえないものである。

(中略)

 終戦の混乱時代から現在まで、一個人においてさえ変転極まりない世の中であったが、曲折はあったにせよ、暗闇から光明の世界を見出せたことは、日本にとってまことに幸であった。その光明はどこからもたらされたか。国民の努力に負うところは勿論だが、それよりもマ元帥の変らぬ愛情の庇護と、日本人のマ元帥に寄せる敬愛が、今日の日本を幸にしたということに、何人も異論はないはずである。

(中略)

 今われわれは、最も敬愛するマ元帥の去るに臨んで、長年の庇護からはなれる肌さむさを感ずるものであるが、マ元帥の信頼に対して日本人が、忘恩の徒でなければ、平和日本の建設と民主主義国家としての前進を、心から再認識しなければならない。

(中略)

 ゆかりの「バターン号」で羽田を発つマ元帥は、別離のメッセージを国民に贈るが、それは必ず、日本国民に対する愛情を持った言葉で埋められるであろうし、マ元帥もさまざまの思い出をこめて旅立つことであろう。われわれもまた別離の愛情においてマ元帥と同様だと伝えたい。

 戦時中の社説もすさまじいけど、戦後の社説も負けず劣らずだぜ、おい(^o^;)。

5月24日(水)自覚はなくとも…

 後輩記者が「ぎゃ〜」と悲鳴を上げた。一体何事かと思ったら、「ローテーション表を見て、自分の深夜勤務が今日だったことに、いま初めて気づいた」と言う。他人の不幸は蜜の味。とはいうものの、こういう場合、私は他人のことより自分のことの方が気になってしまう性格だ。もうそろそろ自分にも深夜勤務が回ってくるはず。こういうヘマをしないように、今のうちに確かめておかないと。慌ててローテーション表を見る私。そして、「ぎゃ〜」。私の当番は18日に終わっているではないか! ぜ〜んぜん気づかなかった。だれにも文句は言われなかったしなあ…。

 で、問題の18日に自分が何をしていたのか、全く思い出せない。恐らくは解散・総選挙取材の準備で、夜遅くまでカイシャにいたのだろう。実質的に毎日が深夜勤務状態だから、当番の自覚があろうがなかろうが、もはや関係ないのである(ii)。

5月20日(土)太陽光発電報告 その?

 自宅のベランダに太陽光発電システムを設置してから2カ月が過ぎた。月々の電気代はおよそ3分の2になり、設置費用は20年でペイ (^o^;) できそうだ。

 その経験談をみんなの前で話してほしい、と自然エネルギーの普及団体から頼まれ、横浜市内で今日、簡単な講演をした。聴衆は太陽光発電の未経験者だと思っていら、あにはからんや、「その道の権威」ばかりではないか。私のシステムに対して「ここはこうした方がいい、ああした方がいい」という手厳しい意見が会場から浴びせられ、私は「はあ、はあ…」とただただ頭をかくばかりだった。講演者と聴衆の立場が逆転するという講演会も、世の中には珍しいのではないだろうか(ii)。

 さらに今月から隔月刊の某マネー雑誌(日本中どこでも買える)が、私の太陽光発電の顛末を紹介してくれることになった(全3回の予定)。掲載誌の名前をEINで紹介しようかとも思っていたのだけれど、今日の講演で私のシステムのいい加減さを思い知らされたので、恥ずかしいからやめることにした。どうしても読みたい、という方は、隔月のマネー雑誌に片っ端から目を通してくだされ。ベランダ太陽光発電の記事が載っていたら、そこで取材を受けている間抜けな人間が、私だと思って間違いないでしょう。

5月19日(金)奇跡

 ノートパソコンを修理に出そうと意を決する。でもその前に、もう少し悪あがきをしてみようかな。ということで機械を立ち上げ、いじくり回しているうちに、あれま、直ってしまった。今回は二日酔いではなく、四日酔いだったようだ。

 だがパソコン屋には足を運んだ。酒よけ(ダストカバー、キーボードカバーなどとも呼ぶらしい)を購入するためだ。で、買ってくっつけてみたら、私のマシンは型番が古いため、キーボードのサイズが微妙に違っていて、仕切りが合わなかった。チキショーメ。

 でもまあ、奇跡が起こっただけでも、良しとするか…。げに旧式フィルム乾燥機は偉大なり。

5月18日(木)ご臨終

 さすがに2回も酒を飲ませてしまうと、パソコンも音を上げてしまう。死んだ。早いとこ修理に出すか…。

5月16日(火)もうやめる

 原稿執筆とメールのやりとりに使っているノートパソコンを昨夜、日本酒で清めてしまった。これで2度目。カイシャの写真部にある旧式フィルム乾燥機にぶち込み、温風で乾かした。

 半日後には意識を取り戻したが、まだキーボードが正常に動かない。二日酔いが完全にさめるのは、明日の朝になりそうだ。

 パソコンを介抱している最中に、カイシャから健康診断の結果を渡される。げっ! 血中コレステロールが正常値を超えているではないか。「酒は控えめに」という医師の言葉も添えられていた。

 よし、決めた。自分のためにも、パソコンのためにも、もうやめよう、日本酒は。明日からは焼酎にするぞ(懲りてない)。

5月14日(日)チョコ焼き(不精な母のための料理教室その?)

 タコ焼きのプレートを購入し、自宅で楽しんでいる人も少なくないだろう。かくいう私も今日は、自家製タコ焼きを味わった。タコはもちろんのこと、代わりにイカやエビ、チーズ、カレーの固形ルウ、豚肉、牛肉、キムチ、シャケ、ツナ、コーンなどを具にしても美味しく食べられる。お試しあれ。

 そして締めくくりのデザートは、何と言っても「チョコ焼き」だ。タコの代わりにチョコ(ミルクでもホワイトでも夕張メロンでも、何でもいい)を入れて焼き上げるのである。で、まさかソースをかける訳にはいかないので、代わりにバニラアイスを上に乗せて(下でもいいけど)一緒に口の中に放り込むのだ。熱さと冷たさが渾然一体となり、しばらくするとチョコの味が口一杯に広がる。至福のとき…。気持ち悪がる人もいるかもしれないが、なに、チョコクレープのアイスクリーム添えを思い浮かべてもらえれば、ご婦人方にはその美味しさが想像できようというものよ。

 タコ焼きの締めくくりでなくてもいい。3時のおやつとしてチョコ焼きをぜひお試しくだされ(ちなみに今日の私のチョコ焼きは、小渕さん死去のテレビニュースを見ながらだったので、複雑な味がした)。

5月9日(火)リライトの苦悩

 若手の記者が面白いニュースを拾ってきたのだけれど、その記事内容が滅茶苦茶なために、「お前が全部書き直せ」と上司に命ぜられることがある。こちらとしても現場に足を運ぶ余裕がないので、電話で関係者に補足取材をしたりして何とか紙面化するのだが、苦心惨憺(さんたん)してリライトした記事が、枝葉の部分で間違いだらけだったりする場合が少なからずある。

 今日も今日とて私が受け持ったリライト記事に、読者からガンガンとクレームの電話が寄せられ、私はただただ電話口で頭を下げ続けた。だがそれで腹が立つことはない。きっと何年か前は、私が書いたタコ記事をリライトした先輩記者が、枝葉末節の間違いを発見できず、怒りの電話をかけてきた読者に対して私の代わりにペコペコと頭を下げていたのだろうから。ただ理由はどうあれ、間違った記事を読まされた読者には、何の言い訳もできないのである。

 で、取ってつけたようではありますが、本編の「電話応対」を更新しました。閲覧者さんからの投稿です。お読みくだされ。

5月7日(日)連休中の校閲メール殺到にびっくり

 複数の閲覧者さんがこの日記を「サシツマ」と略して呼んでいることが判明したので、私もそのマネをすることにした。それにしても、5日の日記で中居正さんのことを中居正と間違えて書いたら(訂正済み)、翌朝までに校閲メールがどっと届いたのには驚かされた。皆さんよくご存じと感心した次第だが、連休のさなかにEINの閲覧とは、ありがたいと言うか気の毒と言うか。かくいう私も更新してるけど(^o^;)。

5月5日(金)オレバカお知らせ記事

 2日前のこと。某紙の朝刊に目を通していたら、横浜市内の企業博物館でゴールデンウイーク中、「中居正広さんと明石家さんまさんのトークショーが開かれる」というお知らせ記事が掲載されていた。しかも無料だという。すげえ、よくそんな金があったものだ。当日は人でごった返すだろうなあ。でもちょっとのぞいてみたいなあ。

 などと思っていたら昨日の某紙の朝刊に、驚くべき訂正記事が。

 「トークショーを行うのは中居正広さんと明石家さんまさんではなく、ものまねタレント、原口あきまささんの誤りでした」

この記事を書いたのが自分ではないことを、心から幸せに思うよ…。

5月2日(火)帰ってきたあいつ

 復活を望む根強いファンの声にお答えし、4カ月振りに再開しました。「びし白板」を(^o^;)。

 日記が更新できなくても、白板の方は毎日手を加えるつもりですので、どうぞお楽しみくだされ(何が楽しいものか)。

 問題は「格言」。頻繁に更新できるかどうか…。閲覧者諸姉兄、何か面白い格言を思い付いたら、ぜひ投稿してくだされ。お名前付きで紹介させてもらいますけん。

5月1日(月)憎むべき犯罪

 誘拐、そして強盗殺人…。私はありとあらゆる凶悪犯罪を憎んでやまない。こっちの休みがなくなっちゃうじゃんか(ii)。

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