耐久レースに出場までの道のり
二年ぶりの菅生6時間耐久レースへの参戦です。昨年も計画していましたが、チーム体制を整備するまでに至らずに出場を断念。マシンの選択、メンバーライダー、メカニック、ヘルパーの調達?、そして資金などなど解決しなければいけない問題が山積みでした。しかし今年は昨年に色々と考えたことを一つ一つ実行に移し、周りの人からの大きな協力の下で2004年は出場できることになりました。何と言っても『DUCATI TOKYO WEST』の大河原社長の英断で、伊藤工場長を一緒に参加できるようにお手配いただいた事が事を前に進める大きな原動力となったことは間違いありません。やはり耐久レースはライダーとヘルパーだけでは走れないんですねぇ〜。この後レースが始まってから全員が納得することになりました!!(波乱の予感??)
ほんとうに大河原社長&伊藤工場長には感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございました
参戦するマシンは我が愛車の「M900」での参戦です。筑波ではそこそこの戦闘力はありますが、ストレートが長く、アップダウンの激しい菅生ではどうなるのか?? さてさて!いよいよレースレポートの始まりです。
2004年9月19日(日) 晴れ 菅生6時間オープン耐久レース・セッティング・デー(練習日)
本番1週間前にレース参加者への配慮で、練習走行の枠画設定されていました。私も2年前には走っていますが、M900では未体験です。ましてや他の2名のライダーはバイク・コースともに初めてと言って良いくらいの状態です。いくら若かりし頃にレースをしていてもバイクとコースに慣れる為には走しるしかありません!と、言うことで東京⇒菅生まで日帰り練習です!

19日の天気は上々!早朝に菅生入りして、練習枠の時間を待ちます。パドックには6耐参加者と思われる国産の速そうなバイクが軒並み並んでいます。。。始まる前からかなり「ビビリ」モードです。いったいどれくらいで周回できるのか??くぁ〜怖い!!
ライダーの紹介です!
第1ライダー:管理人(写真左側)
第2ライダー:タンゲさん(写真右側)
第3ライダー:中島さん:通称パパさん(写真中央)
中央ピンクのレディーはパパさんの娘さん!我らのレースQueenですね!

私も含め3名はドカカップへ参加しています。タンゲさんは既に4Vを卒業し、アドバンスクラスでも上位に入る実力者。パパさんは若かりし頃(今は若くないって事?)にレース経験多数。現在は4Vに999Sで参戦中!この人も実力者、速いんです!私。。。経験は限りなく少なく、とりあえずマシンオーナーという事で第1ライダーになっています。(爆)

リアのプリロードかけるぅ〜?
時間がやってきました!
ドカカップ仕様のまま(要するにノーマル)で3名で走ってみます。本番はタイヤをピレリ・ディアブロコルサから『ミシュランのパイロットレース』に交換するだけです。

まずは私がコースIN!そしてタンゲさん、パパさんと続きます。やはり二人はすぐにマシンとコースに慣れ、私とほぼ同じタイムで周回しています。凄い!って私が遅いのか??
初めて乗るバイクでここまで出来る二人に感激!完走が最終目標なのに。。。あれれ?上位に行けるかな?な〜んていう欲が出てきちゃいます。僕らの耐久は淡々と走り続ける事と怪我無く走り切る事が目標!という事をしっかりと心に焼付けて本番前にマシンセッティングです!
しかしモンスターの欠点はバンク角の少なさなんです。攻め込むとエキパイの一部がどうしても接地してしまいます。特に私より体重が重い二人には深刻な問題です。さてこの問題はどう解決すればいいのか???ってバイク寝かし過ぎないで走ればいいんですってこの二人のテクニックなら可能みたいでした!流石!
準備は上々!マシンの仕上がりもほぼOK!あとは本番までに新品タイヤに入れ替えをしMOTULさんとミシュランさんのステッカーチューンで完了です。

←これが今回のマシンです!菅生ではオイル受けのアンダーカウルが必要ですのでそれも装着!それだけでM900がレーサーっぽく見えるには不思議です。今までネイキッドにアンダーカウルって不自然だと思っていた私の考えは間違えのようでした。
ゼッケンは希望の「19」が却下されてしまい。。。下一桁だけ希望が通り、「39」に決定!われわれライダーの平均年齢とほぼ同じ!
2004年9月24日(金) 曇り 菅生6時間オープン耐久レース 特別スポーツ走行日

ミシュラン・パイロットレース
いよいよレースが始まります!金曜日は耐久に参加者用の枠があり練習が可能です(有料)。翌日の予選に向けて午後からの50分の走行枠を走ります。今までドカカップで履いてきたピレリからミシュランへの変更もあり、タイヤに慣れる為にもこの走行は重要です。
やはり第1ライダーの私が新品タイヤの皮むき&走行です。やはり乗り出してすぐにタイヤのプロファイルの違いに戸惑ってしまいました。寝かし込むタイミングが今までとは大きく違います。しかしタイヤが違うだけでこんなにも運動性能が違ってしまうのか!というくらいに違ったのです。
ストレートでは前部分が軽くなった感じでハンドルがゆっくりウネウネと左右に動き出しはじめ、思い切りアクセルを開けて加速していくとこの挙動がますます助長されてしまいます。こんな状況下ではタイムも縮められません!前回来た時の練習では遭遇しなかった状況になりました。私たちには原因はまったく検討もつきません。タイヤの違いでここまで何かあるのでしょうか?

「困った!・・・どうすれば???」
この現象はタンゲさん、パパさんも同じでした。やはりタイムも上がらずこのままでは予選通過が危ぶまれるようなタイムです。1回目の練習枠を使い色々と試しましたが、結果は同様です。やはりここは直接ミシュラン・スタッフの方に聞くしかない!と判断し、ミシュラン・タイヤサービスへ直行、そしてピットまで来て頂きタイヤの減り方などからいろんな視点での考察がはじまりました。しかしこれといった解決策は無く、途方に暮れていました・・・・

そんな時、タンゲさん、パパさんがリアサスの伸び側をチェックしていたら、なんと!伸び側減衰を最強にしたようにまったく伸びのスピードが遅いのを発見。(通常あまり強くしていないんです)なんらかの原因でサスの伸びがまったくと言っていいほど動かなくなっていたのです。原因は不明!減衰をかけない状態に戻したらよ〜く動きます!なんで??オーバーホール必要なのかな??
当初は1回きりの走行で終わりにしようと思っていましたが、この「リアサス固着事件」が起こってしまった為に、2度目の走行にチャレンジです!サスはいい感じにスコスコ動きます!

条件はまったく同じでサスだけ違った状態でコースインしました。ピットアウトしてから加速!この時点でさっきまでの悪い状態は解決しているのがわかりました。確認の為に裏のストレート(馬の背)でフル加速にトライしたところ少し挙動は残っていますが、かっちり最後までアクセルを開けていけます。これはいける!!しっかり6速まで入り、200m看板で210km/h。そこからジワーッとブレーキング。各コーナー後の加速でもOK!シケインを抜けて10%勾配でもアクセル全開!ここはかなりきつい登りの為に前輪への加重は少なくなるので、さっきはまったく怖くて開けられない状態だった場所です。

あれれぇ〜いつの間に!天気悪いなぁ〜?
しかし今回は違います!開けていけます。。そのまま坂を登りきった所でも安定してます。思わず「解決だぁ〜」とヘルメットの中で叫びながらピット前を通過!心配そうに見ているメンバーにOKサインを出して1コーナーへ。。。。こうして3人が確認しながら走行した後に練習走行時間は終了。全員笑顔&ホッとしたひと時でした。後は決勝に備えるだけです。。。
しかしドタバタしているときには気づかなかった事がありました!なんと走行が終わる頃には空一面は灰色になっていました。天気予報も降水確率が高くなっています。
翌日の公式予選は果たしてどうなるんでしょ??まあ、雨なら体重が重く?レース経験豊かなタンゲさん&パパさんに任せておけばいいか!と、いつもの楽観主義全開の私でした。

果たして予選と決勝は??