院長のプロフィール
2008年2月14日更新
大八木 明(おおやぎ あきら) 63歳
京都大学医学博士
循環器学会認定循環器専門医
日本内科学会認定内科認定医
臨床内科医会認定内科認定医
1945年 京都府生まれ。
1971年 大阪医科大学卒業。第3内科(循環器学)入局。
1974年 国立京都病院内科勤務(消化器学、呼吸器学)専攻。
1975年 大阪赤十字病院勤務(循環器学)。
1979年 京都大学附属病院第3内科(循環器学)で研究に従事。
医学博士号を授与される。
1983年 大津赤十字病院循環器科副部長。
1986年 京都桂病院循環器科部長。
1992年 現在の地(京都市西京区御陵溝浦町26番地)で開業、
現在にいたる。
1、病・医院にかかるコツ
日本人は医療機関にかかり方がへただといわれています。主
治医を持たない人が多いのです。風邪がはやると、大学病院が
風邪の患者さんでごったがえしています。これは、大学病院だけ
のことではなく、大病院といわれるところでもだいたい同じです。
風邪や下痢などのちょっとした病気でも、「大きいことはいいこと
だ」とばかりに病院に行きます。そして、3時間、4時間の待ち時
間はざら。いろんな検査の連続、疲れ果てて帰宅します。これで
病気が良くなれば、それなりに価値がありますが、悪くすると、待
合室で余分な病気をうつされて来ないとも限りません。そのうえ、
最近の保険制度では、紹介状なしに病院に行くと、初診料に余計
な料金まで追加されます。
自分の健康相談、栄養の相談、不眠症、便秘の対策まで、なん
でも相談できる主治医を持つことは素晴らしいことです。体だけで
なく、心の健康についてもアドバイスを受けることができます。
2、病気を治すのは本人
病気を治すのは、あくまでご本人であると考えています。医者
の役目は「水先案内」。こうすればああなりますよ。ここはひとつ
病院で精密検査を受けた方がいいですよ、など、かなり的確なア
ドバイスはできるつもりです。でも、それを実行するのは患者さん
本人です。今まででも、紹介状は書いて渡したけれど、ご本人が、
紹介先の病院に行かれなかったということはよくあることです。病
気と闘い、病気を治すのはあくまでご本人です。「あなたの病気
には、食べ物はこういうふうにして、運動はこれくらい必要です」な
どとアドバイスをします。でも、これを守っていただくのはご本人の
責任です。守らずに、「守っている」と嘘をつくこともできます。でも、
そうして取り返しのつかない結果を招き、損をするのは患者さんご
本人なのです。
現在は「情報公開」の時代です。医学の分野でも同様です。「イ
ンフォームド・コンセント」という言葉を聞いた方も多いと思います
が、最終的に治療法を選ぶのも、現代では患者さん自身になって
います。医者は、いろいろな治療法と、それぞれの長所、短所をお
話します。それを参考に、ご自分で治療法を決めるのです。でも、
一旦治療法を選択したら、医者を信頼し、医者の指示を守ってくだ
さい。結局、病気は誰のものでもない、患者さんご本人のものなの
です。
院長の著書『こころのヒミツ』がアマゾンの電子書籍
で買えるようになりました。
今まで紙媒体だけだった『こころのヒミツ』が、電子
書籍となり、アマゾンで購入できるようになりました。
院長の著書(一般書)
『狭心症・心筋梗塞がわかる本』(池田書店)
『父親よ!これだけは息子に語り伝えなさい』(こう書房)
『ペースメーカの正しい知識』(南江堂)
『積極的考え方の本』(こう書房)
『ビジネスマンの心身健康法』(講談社)
『亭主を若死にさせる法教えます』(リヨン社)
『40歳からの生き方』(日本図書刊行会)
『こころのヒミツ』(日本図書刊行会)
『ナースのための冠動脈疾患の理解−CCU入門』(金芳堂)
『心電図モニター入門』(金芳堂)
『慢性心不全アトラス』(メディカルジャーナル社、共著)
『健康手帳−高血圧編−』(南江堂)
『健康手帳−狭心症・心筋梗塞編−』(南江堂)
『人工ペースメーカーの実際』(南江堂)
院長の著書の購入
多くの本は現在絶版になっていますが、
『積極的考え方の本』
1240円(税込み)
『40歳からの生き方』 1575円(税込み)
『こころのヒミツ』 1575円(税込み)
の3冊は購入が可能です。
このほかに、郵送代が、1冊の場合290円
2冊の場合、340円、三冊の場合450円かかります。
ご希望の方は、メールでご注文ください。
ご注文は oyagiiin@zae.att.ne.jp へ。