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台湾のビジネス関係法令一覧(元田時男200149日)
産業奨励
促進産業昇級条例(1990年公布、最新改正199912月)
R&D用機器に対する加速償却、自動化、環境保護などの投資額の5%から20%まで税額控除、その他重要産業に対する租税特別措置、工業区に関する規定あり。
促進産業昇級条例施行細則(1991年公布、最新改正19998月)
外国人投資条例(1954年公布、最新改正199711月)
*投資は株式買収、独資、合弁会社、支店設立、1年以上の貸し付けを含む。会社法制限事項を除外など。
 
華僑帰国投資条例(1955年公布、最新改正199711月)
*華僑の対台湾投資に関する法律。会社法制限事項の除外など。
 
中小企業発展条例(1991年公布、最新改正19987月)
*主管機関(経済部)による構造改善指導、金融機関による融資、保証、経営診断、人材訓練など
 

会社法、組織
公司法(1929年公布、最新改正19976月)
*有限公司(社員は全部有限責任)、両合公司(無限責任社員と有限責任社員あり)と株式会社に関する法律。株式会社は授権資本制度、発起設立と募集設立あり、取締役は最低3人、任期3年。
 
民法45条―58
*社団法人に関する規定。公益法人は主管機関の許可制。
民法59条―65
*財団法人に関する規定。設立は主管機関の許可制。
 
工業団体法(1974年公布)
*工業同業公会(同業工場5社以上で組織)と工業会(工業同業公会に加入できない工場5社以上で組織)、いずれも地域レベルと全国レベルあり。
 
商業団体法(1972年公布、最新改正199711月)
*商業同業公会(同業5社以上で組織)、商業同業連合会、輸出業同業公会、同連合会、商業会(商業同業公会で組織)がある。
 
農会法(1930年公布、最新改正20007月)
*実際に農業に従事している者が会員となり、理事、監事の3分の2以上を占めなければならない。市、県、省のレベルに分かれる。
農会法施行細則(1974年公布、最新改正199912月)
漁会法(1929年公布、最新改正20007月)
*甲会員(漁民)、乙会員(船主、研究者などの二種あり。同一漁業区では一漁会(同一レベル)の主義を採っている。15歳以上から加入可。
漁会法施行細則(1930年公布、最新改正199912月)

会計、税務
商業会計法(1948年公布、最新改正20004月)
*会計に関する基本的法律。会計員は取締役会の同意を要する。会計年度は原則として暦年。会計帳簿を定め、記帳は原則として中国語。業種別の会計原則を主管機関が認可。
 
所得税法(1943年公布、最新改正20011月)
*法人所得税(営利事業税)と個人所得税(総合所得税)を定めている。物価に合わせて、税率を財務部に権限委譲。
所得税法施行細則(1943年公布、最新改正199911月)
給与所得源泉徴収弁法(1972年公布、最新改正19984月)
*源泉徴収の方法について具体的に定めている。
 
営業税法(1931年公布、最新改正19996月)
*日本の消費税と同様EC型不可価値税。
元は、流通の各段階で賦課されていたが、多重課税となるところから1986年に付加価値税に改めた。税率は最小5%、最大10%の間で行政院によって定められる。2001年現在5%。
営業税法施行細則(1980年公布、最新改正20006月)
関税法(1967年公布)、最新改正19975月)
*関税徴収、貨物検査に関する法律。輸出用原料の輸入税還付制あり。関税評価は実際の取引価格を原則。
関税法施行細則(1970年公布、最新改正19928月)
輸出用原料輸入税還付弁法(1955年公布、最新改正19919月)
*関税法に基づく輸入税、並びに貨物税還付に関する法。
 
遺産・贈与税法(1973年公布、最新改正20001月)
*遺産相続人は納税義務あり、税率は金額により定められているが、1億元以上の場合50%。控除制度あり。
遺産・贈与税法施行細則(1973年公布、最新改正19964月)
印紙税法(1934年公布、最新改正19937月)
*書類には印紙を貼付する義務あり。税率は財政部に権限委譲。
印紙税法施行細則(1948年公布、最新改正19792月)
煙草、酒税法(20004月公布)
*生産者、輸入者に納税義務。
 
貨物税条例(1946年公布、最新改正19975月)
*タイヤ、セメント、飲料、燃料オイル、自動車、家庭用電気製品に課せられる物品税。
納税義務者は輸入者と生産者。
 

労働関係法令
憲法第153
*労働者の保護
憲法第154
*労使紛争の調停、仲裁について法律で定める。
 
民法第482条から489条:雇用
*定期雇用は期限到来により契約終了、不定期の場合随時終了、ただし、被雇用者に有利な慣習があれば慣習に従う。重大な理由により終了、一方に過失ある場合損害賠償責任あり。
民法第7561条から7条:保証人
*保証期間は3年以内、更新可能。使用人の通知義務あり。
 
労働基準法(1984年公布、最新改正20007月)
*労働契約、賃金、労働時間、休暇、退職金など最も基本的な法律で、殆どの業種に適用される。
労働基準法施行細則(1985年公布、最新改正19976月)
工廠法(1929年公布、最新改正197512月)
*労働基準法が公布されるまで、工場労働者に適用される法律であったが、労働基準法と重なっている。
 
労工休暇規則(1985年公布、最新改正19967月)
*慶弔休暇、傷病休暇、その他の休暇について、日数、給与について規定。
 
基本工資審議弁法―最低賃金法(1985年公布、最新改正20002月)
*労働基準法第21条に基づく最低賃金の決定方法を定めたもの。労使、行政から成る委員会により審議、行政院が了承後公布施行。
 
工会法―労働組合法(1929年公布、最新改正20007月)
*設立、登記、運営に関する規定。企業別と産業別がある。満16歳以上は加入権利あり。
工会法施行細則(1944年公布、最新改正19757月)
労使協定法(1930年公布)
*労使協定の内容、締結の規則を定めたもの。有効期限は3年。
 
労資争議処理法(1928年公布、最新改正20007月)
*労使紛争のルールを定めたもので、日本の労働関係調整法に相当。調停、仲裁中のストライキ、ロックアウトを禁じ、罰則あり。
 
労工安全衛生法(1974年公布、最新改正19915月)
*労働災害防止、労働者の健康を守るのための法律。鉱業、製造、建設などが対象。定期健康診断の義務あり。防護処置のない機械使用禁止。
 
労働検査法(1931年公布、最新改正20007月)
*労働基準法、労工安全衛生法などの基準を守っているかを検査。危険作業については検査に合格しない限り作業不可で、違反は3年以下の懲役。
 
労工保険条例(1958年公布、最新改正20007
*従業員5人以上の事業所で、満15歳から60歳まは強制加入。健康保険と労災保険、老齢給付を規定。保険料は本人 、使用人、政府が拠出。
労工保険条例施行細則(1960年公布、最新改正19969月)
農民保険条例(1989年公布、最新改正20006月)
*農会会員並びに会員外で満15歳以上の農民は強制加入。保険料は本人30%負担、政府70%負担。
農民健康保険条例施行細則(1990年公布、最新改正199910月)
全民健康保険法(1994年公布、最新改正19997月)
*家族を含む総合的な健康保険。給付対象は医療で、治療費、漢方、歯科、分娩、リハビリテーション、予防、介護など幅広い。
全民健康保険法施行細則(1995年公布、最新改正199911月)
就業服務法(1992年公布、最新改正20001月)
*職業紹介業務は公立と民間。中高年、障害者に重点を置く。外国人の雇用規則、職種(専門性、技術性)も定めている。
就業服務法施行細則(1992年公布、最新改正19977月)
職工福利金条例(1943年公布、最新改正194812月)
*公営、市営工場、企業は全て創立時資本総額の1−5%、毎月収入の0.05%、従業員給与の0.5%を拠出、福利委員会により運営
職工福利金条例施行細則(1943年公布、最新改正199912月)
身心障害者保護法(1980年公布、最新改正19974
*リハビリ、教育、就業などの促進。民営事業所は総従業員100人以上の場合1%以上を雇用(政府、公立学校、公営事業は2%)。
達しないとき障害者就業基金へ一定金額を納付。
 

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