玄米食について



玄米食について

市川治療室 bS0/1993.09

稲作の技術は弥生時代(2000年程前)にはかなり発達していました。
米が日本人の食物の原点であることは疑問の余地の無いことでしょう。
もちろんその時代のお米は「玄米」です。(白米は江戸・元禄時代に登場したものです)

玄米は薄黒い皮(種皮=ヌカ)が被ったままなので黒色です。
ヌカ部分は歯ざわりが硬いために調理に圧力釜が利用されます。
圧力がかかると水の沸点が上がるため100度より高い温度になり
種皮が柔らかく食べやすくなります。

玄米食を健康管理・回復に実践する人は少なくありません。
そこで今月は「玄米と白米」について考えてみます。