2011-06-08

深夜に響く謎の音

 草木も眠る丑三つ時をわずかに超えた深夜。お持ち帰り仕事の企画書を仕上げるべく、眠い目をこすりながらレッドブルをお供に、いい加減脳味噌が煮詰まってきたので一息入れようと思ったその時…。

 

 

 

 「バン!」

 

 

 突然自室にに響き渡る破裂音。うぉこれはラップ現象かポルターガイストか、出たなもののけどうせなら仕事手伝えコノヤローと思いつつ部屋を見回す。

 

 

 

 …あれ?何もない誰もいない。

 何だ今の爆発音は?

 o(・_・= ・_・)oきょろきょろ

 

 あ!

 

 

 

 

 

pict

 産まれやがった

2011-06-04

テカテカ

 先日入手したコイン&カードケースは、WILD SWANS の TONGUE という製品です。

TONGUE

 当初は通勤電車の IC カード入れとして使うつもりだったのですが、使い始めてみるとこれが思いのほか便利。

 内側にご覧のような仕切りがあり、手前を小銭、奥をカードといった具合に分けて使用出来ます。外側背面にもカードポケットがありますので、千円札を四つ折りにして数枚入れておけば、お財布ケータイと相まって、普段使いはほとんどコイツだけで済んでしまいます。

 ちなみにフタの裏側にキズのような筋が見えますが、これは血筋、つまり血管の跡です。

 そんなわけでほぼ毎日手にしているわけですが、おかげで最初は上の画像にあるように、真っ白もち肌のようなナチュラルカラーの風合いが…

TONGUE

 早くもテカテカ黄金色の様相を呈してきました。

2011-05-23

今時幼稚園児の方がまだマシだろ

 やれ言ったとか言ってないとか、原因は送電線の鉄塔倒壊だ、いや津波だとか、もうあまりにレベルが低すぎて、革命起きたなら全員ぶっ殺してやりたい我が国の政治屋さん。とりあえず何を信じていいのかどうしようもなくわからないので、もういっその事一家に1台線量計を配布していただきたいぐらいの気持ちです。

 自分たちのレベル並に放射線のレベルを下げる事を最優先で考えていただきたい。

2011-05-19

革であって皮にあらず

 懲りずに革ネタです。

 振り返ってみれば、革小物にハマったのは安物のヌメ革財布が切っ掛けです。

image

 既に記憶がありませんが、10年近く使用したと思います。元々ツヤのない淡い肌色だったのですが、何の手入れをする事もなくパンツの尻ポケットに入れていただけでこのようなツヤと色に変化しました。まあこれだけ見るとただの小汚い財布なのですが、自分と同じ時間を過ごしてきた結果の変化なので当人はちょっと思い入れなんかを感じちゃったりするわけです。当時ジーンズを愛用していたので、インディゴが色移りして角が染まっています。

image

 内側を見ると元の色に近い色調が残っていますね。

 動物の皮は鞣し方によってそれぞれ異なる特徴を持ちます。基本は植物タンニン鞣しとクローム鞣しの2つで、上の財布のように時間と共に大きな変化を見せるのは植物タンニン鞣しで加工された革です。反してクローム鞣しの革はそれほど大きな変化を見せません。
 耐候性や経年変化など、それぞれ相反する性格を持っており、どちらが優秀というわけではないと思いますが、植物タンニン鞣しの方が行程に時間も手間もかかります。

  さて、植物タンニン鞣しの革にもこれまたいろいろ種類がありまして、もうこれは説明する知識もありませんので、詳しくはネットで検索してください。

 数ある革の中でヌメの次にハマったのがブライドルレザー。堅牢性を高めるためにオイルやワックス成分をたっぷり擦り込んでいるので、新品の時はワックスが浮いて白く粉を吹いたようになっており、主にイギリス産が有名です。先日紹介した WHCSAB の財布に使われている革で、イギリス革小物と言えばまずはブライドルが頭に浮かびます。

 洗濯しちゃったのを切っ掛けにというわけではないのですが、手持ちで使っている革小物もかなりくたびれてきていたので、実はこの際長く使える物をというわけでいくつか新調しました。

 イギリスのブライドル製革小物は、薄く漉いた革で端っこが折り返し処理されたスマートな物が多いのですが、同じブライドルでも国産の製品は、端がコバ仕上げのがっしりした物が多いように思います。

万双

 これはイギリス産ブライドルを使った国産の名刺入れです。ちょっと分かりにくいですがそれなりの厚さの貼り合わせコバ仕上げで、触った感じはカチカチです。SAB の触った感じはしっとりと柔らかで、二つ折り部分が擦れるとキュッキュと鳴くぐらいなのですが、こいつは指ではじくとコンと音がするくらい固く、同じ革とは思えないくらいです。

万双

 内側はヌメ。コバの状態がよくわかりますね。縫製はイギリス物よりも丁寧です。持った感じは同じ革でありながら SAB WHC はの財布に比べるとかなり異なりますが、革自体の手触りと匂いは共通しているので、「あ〜、同じ革なんだな」と確認できます。

 インナーバッグとして使っていたセカンドバッグも、安物故か角が激しく痛み穴空き寸前状態になっていたので、今回は死ぬまで使う覚悟でちょっと奮発しました。

万双

 これはブッテーロというイタリア産の革です。これもオイルをたっぷり含んだ革なのですが、新品状態だとだとブライドルほどツヤがありません。革そのものの風合いそのままで微妙に染めムラもあり、素朴な感じがしますが、この革も時間と共に表情を変えてゆく革です。ちなみに匂いが独特で、ブライドルはいかにも「革」っていう匂いなのですが、こいつはなんというか…ちょっと香ばしい匂いがします。

 大分以前にステッチがほつれて定期入れが使えなくなって以来、二つ折り財布で兼用していたのですが勢いでリニューアルです。

WILDSWANS

 ベルギー産のサドルプルアップという革を使った、ナチュラルカラーのコイン&カードケース。使うのをためらうほど見事に白い革です。うまく使えばツヤツヤのブラウンに変化していくはずなのですが、ナチュラルに限らず革は使う人によってどう変化するか千差万別で、同じ物でも他人と同じように変化していく事は絶対にありません。

 白ヌメは日光に当てて日焼けさせてから使った方がツヤも出て汚れも目立たずよろしいという説をよく聞きます。多分 BREE あたりが切っ掛けだと思いますが、私も以前試した事があり、確かに2週間ほど陽に当てるとふんわり茶色を帯び、革に含まれる油分も浮き出して汚れも付きにくくなるような気がするのですが、考えてみれば紫外線と太陽の熱による劣化でもありそうで、日光浴はあまりさせた事がありません。何年かすればおのずと色は変るので、最初のうちはこまめに乾拭きする事でリカバリーしながら使う方が革の寿命を考えるとよろしい気がします。もっともこれは気分の問題が大きいと思いますけどね。

 それにしてもこの美しい白さは…、う〜ん、マジで使うの躊躇します。なんともヌッタリとした質感で、このまま眺めていたいくらいです。無難に黒とかブラウン系にしといた方がよかったかも。

 すべてメイドインジャパンで、いずれも細部の仕上げや縫製は SAB WHC よりも美しく丁寧に処理されています。しかし革の質感は SAB のブライドルが頭一つ抜き出した感じを受けますね。

 力のある革ほど未使用状態だとカチカチで、使いにくいったらありゃしません。(エルメスあたりはまた違うんでしょうけど、同じ革でも舞台が違う気がします。)使っているうちに馴染んでくるのですが、そこそこ時間もかかり、忍耐とちょっとした気配りが必要になりますし、ケアも必要です。

 使っているうちに傷やシミも着きますが、それもまた味。どんな色やツヤに変化しようと布や樹脂では味わえない風合いを楽しめます。

 さて、イギリス、イタリア、ベルギーの3国3種類の革が長い目で見たときにどう変化してゆくのか、気力があれば紹介していきたいと思います。

2011-04-30

重箱の隅=財布の角

 馬毛のブラシでシャコシャコ財布を擦るのが日課になりつつある木菟です。

 以前 Whitehouse Cox(以下 WHC) の財布を買った時に撮った写真が出てきたので、今回購入した Swaine Adeney Brigg (以下 SAB)の財布と比較してみました。

 一般的に英国製の革財布と言えばブライドルレザーを使った物がポピュラーで、厚手の革でガッチリした仕上げが多い国産に比べると、かなり薄く漉いた革を使っており、内側のライニングも化学繊維などの布製が多いです。
 そのため、国産の革財布に比較して非常に軽く仕上がっているのですが、おそらくその代償として耐久性はやや低いと思われます。

 実際、7年弱使った WHC の2つ折り財布は、折り目の革が破れてステッチもほつれ始めていました。もっともほぼ毎日パンツの尻ポケットでギゥギゥ押しつぶされていた事を考えれば、それほどヤワというわけでもないと思います。

 さて、どれも似たり寄ったりの二つ折りコインケース付き財布、しかも両者英国製財布ですからパッと見た目はほとんど同じなんですが、細かい所の違いを見ていきます。

WC_vs_SAB_1

 え〜、色が多少違うだけでホント瓜二つですが、触ってみると革質がかなり違います。 WHC はやや厚みのある革で、例えて言えば男性的な感じ。それに比べると SAB は若干薄い感じで、きめが細かく手触りもしっとりとしています。耐久性がちょっと心配ですが、革の質感で言えば好みもあるとは思いますが SAB が上です。これは実際に触ってみれば誰でも違いがわかるくらいの差があります。

 ちなみに画像ではわかりにくいですが、SAB は左右が 1センチほど大きいです。WHC は見た感じほとんど正方形なのに対して、SAB は長方形ですね。

WC_vs_SAB_2

 内側です。左側、カードの収納数が違います(WHC 4枚 / SAB 3枚)。両方とも札入れ部分がナイロン製と思われるライナーで仕切られ、2室に分かれているのですが、SAB はライナー上部の革部分にステッチが入っています。

 これまた見た目ほとんど一緒のコインケース部分ですが、SAB はケース背面が隠しポケットになっています。WHC は内側のライナー自体ががコインケース背面を兼ねていますので、ポケットはありません。マチは SAB の方が広く、ふたの余裕も大きいので、小銭を取り出しやすくなっています。

 内側ライナー右側のポケットは、WHC は1つですが、 SAB は 2つあり、コインケース裏の隠しポケットと合わせて右側だけで収納場所が 3つあります。左側のカードケースは 1枚分少ないですが、これでプラマイゼロですね。

 左側カードケース裏のポケットは両方とも 1つです。

WC_vs_SAB_3

 中央折り返し部分の下側、WHC はステッチが通っていません。SAB はライナー共々きっちり通しステッチとなっています。ちなみにこの部分はおそらく二つ折り財布の急所とも言うべき場所で、特に尻ポケット使用だと一番最初に破れます。ひょっとすると折り返し部分のストレスを逃がすためにあえて WHC はステッチを入れてないのかもしれませんが、二つ折りの形をキープしたままこの部分の通しステッチ加工がやや難しいであろう事を考えると、製作行程の効率化の可能性が大きいように思います。

 このくらいアップだと革の質感の違いがわかりますね。革の折り返し部分の感じが結構異なります。裁断面が SAB は薄く見えます。革肌も WHC はやや荒っぽい感じがします。

 ここでは見えないのですが、札入れ中央仕切りのナイロン製ライナーが、この下折り返し部分を逃げるために両方とも切り欠きが入っています。見えない所ですが、SAB はきちんとステッチが入ってほつれないように加工してあります。WHC は切りっぱなしなので、数年でほつれてきます。

WC_vs_SAB_4

 角の仕上げ、WHC は菊寄せで丸みを帯びていますが、SAB は折り返し加工で角が立っています。摩擦でこすれる事を考えると WHC の方が安心できそうです。

 ステッチは全体的に SAB の方が丁寧に見えますが、これは当たり外れがあるかもしれません。

 革小物なんか言ってみれば趣味の世界で人それぞれ好みは様々なんですが、モノとしての作りの良さは価格を考えても Swaine Adeney Brigg の方がいい出来だと思います。なにしろ自分が Whitehouse Cox の財布を購入した 2004年 12月当時の価格は正規販売店で 21,000円、それが今やなんと 29,400円です。
 今回購入した Swaine Adeney Brigg の Hip Wallet with coin purse、日本への送料含めて £195.00。両者細かい所を比較すると Whitehouse Cox の 29,400円という価格はモノは悪くはないにしても、適正価格をちょっと外れているように感じてしまいます。

 いずれにしてもこの価格帯になると、国産ブランド品の方が縫製や全体の仕上がりなど、レベルの高い物が多く、おそらく同じ使用条件であれば長持ちもするであろうと思います。
 ただ、上質の革を最低限の強度を保つギリギリまで漉いて作られた英国の革製品は、国産とはまた違ったスマートな魅力があります。薄くて華奢に見えても、使い込むほどに表情を変えていく様子は、毎日必ず持ち歩く物だけに愛着を感じます。

2011-04-20

鞭も傘も買ってはいないのですよ

 妊娠したバッテリーはそのまま放置プレイ中です。ほったらかしているうちに出産でもしてくれたらいいネタになりますが、爆発だけは勘弁してほしいですね。

 洗濯してフニャフニャになった財布は、さすがにそのまま使うのは忍びないので、新たな財布を仕入れました。実は乾燥させたらそれなりに復活はしたのですが、7年弱の年月で、角の部分が破れ始めていた事もあり、これを機会に引退決定です。

 札入れ+小銭入れを分けて使うのが粋な大人のファッションみたいな事も言われますが、利便性優先で相変わらず二つ折りコインポケット付きが条件です。

 布製やビニール製は長く使っていると、見た目がかなりヤバい感じになりますので、素材は使うほどに味が出る革製が大前提。前回の財布に引き続きイギリスのブライドルレザー物から物色しました。

 イギリス製革財布と言えば、Whitehouse Cox がポピュラーで入手もしやすいのですが(今回洗濯されたか財布もそれです)、その他にも ETTINGERGLENROYAL など、老舗と呼ばれるブランドがいくつかあります。特に ETTINGERWhitehouse Cox よりもスマートなイメージで、若干作りも良いらしく人気がある様です。

 実際 Whitehouse Cox、革はそこそこいいのですが、内張りの布端が裁断されたままステッチレスで解れてくるなど、作りが少々ラフなところがあります。

 そんな訳で、買い替えにあたっては ETTINGER も有力候補だったのですが、ここの財布は内側にブランドロゴに加えてデカデカとロイヤルワラントマークがこれ見よがしに主張しておりまして、まぁそれも魅力のうちなのでしょうけど、どこの財布かわかんないけど実はモノはいいんだぜみたいなイヤらしい満足感を得たいがために外しました。

 そんな流れで購入したのは Swaine Adeney Brigg の財布。創業1750年、元々は馬用の鞭メーカーで、傘メーカーの Brigg 社を第2次大戦中に買収し現在に至る老舗です。

 これがなかなか日本で入手しにくい状況で、結局イギリスから直接購入しました。日本で売られていた販売価格に比べると、送料含めて値段的にかなり安いと思います。

IMAGE

 真新しさが恥ずかしいですね。

IMAGE

 二つ折りコインケース付きの財布はどこのメーカーでもほとんど同じデザインです。

IMAGE

 以前はロイヤルワラントマークの刻印があったのですが、現在市販されている物は内側に小さく Swaine Adeney Brigg の文字のみ。このほかコインケース内側の通常見えない部分に小さく「MADE IN ENGLAND」の刻印があります、謙虚でいい感じですね。

IMAGE

 見た目はどこのブランドでも区別がつかないほど同じデザインの二つ折り財布ですが、今まで使っていた Whitehouse Cox に比べるとステッチも丁寧で、細かいところの作りがかなり違います。明らかに Swaine Adeney Brigg の方が工数が多いですね。革質もしなやかで、ちょっと尻ポケに突っ込むのを躊躇するような上品な感触です。

 さてこれからどんな風にヤレていくのか、あまり甘やかす事なく使っていきます。

2011-04-11

その後バッテリーは果たして…

 「バッテリーの交換修理」というメッセージが出てから 3ヶ月、その後どうなったかと言いますと…

img

 妊娠しました。

img

 「今すぐ交換してください」ってそりゃそうだろ!

 前回同様 Genius Bar 持ち込んだら交換してくれるんだろうか?有償にしても修理扱いで1万円ちょっとかかるし、2年足らずしか持たないバッテリーにいまさら金払うのもバカらしいよなぁなんて考えてたら…

 財布洗濯しました 。・゚・(ノД`)・゚・。

img

 写真で見ると思いのほかいい感じに見えますが、コバがすり切れちゃったり内側がクタクタになっちゃったりでダメダメです。ちなみに新品時の様子はこちら、こう見るといい感じにやれてきてたのに悲しすぎます…。

2011-04-09

狭い日本のサマータイム・ブルース

 雨が降っても花粉症が抜けない木菟です。

img
GR DIGITAL 3 @ 梅田界隈

 なにやら斉藤和義の原発批判ソングが YouTube にアップロードされてニュースにまでなってる様ですが、天下の忌野清志郎様は、10年以上も前に、アルバム『カバーズ』にて原子力発電所いらねぇとシャウトしているのであります。(『サマータイム・ブルース』『ラヴ・ミー・テンダー』の2曲)

 どういう経緯で YouTube にアップロードされたのかは知る由もないけど、プロなら堂々とアルバムなりライブなりで叫べと言いたい。

 思いは理解できなくもないけど、自分が清志郎世代なだけに、何となく姑息な二番煎じっぽく感じてしまうのだよ。

2011-04-05

後光射す明日へ着地

 北東の風が吹くと何となく不安を感じてしまう木菟です。

img
GR DIGITAL 3 @ 大阪天満宮

 夜になるとまだまだ肌寒い大阪ですが、それでも桜が咲き始めました。

 地震と津波の被害に加え、原発ドミノ倒しによる放射能汚染という、まるで経験したことのない厳しい春ですが、暗いムードにひきずられ、咲けるつぼみまでが花開かず終わってしまうことのないように願いたいものです。


[TOP]