| 過去には2年9ヶ月も教皇が選出できないこともあったようだ。コンクラーベは、次期教皇選出の会場となり、極めて長期にわたって次期教皇が選出できない異常事態に困り果てたビテルボの町の住民が考え出した妙案だったとのこと。 |
| ●コンクラーベ(CONCLAVE) http://www.pauline.or.jp/welcome/paulo_02.html |
| 教皇空位と教皇選挙
http://www.cbcj.catholic.jp/pope/vacancy.htm 枢機卿総会が終了 4月16日に行われたバチカン広報部のナバロ報道官による発表は以下の通りです。 新教皇の選挙(コンクラーベ)が4月18日(月)から始まります。コンクラーベには5大陸52か国から115名の枢機卿が参加します。この第三千年期に行われる最初のコンクラーベで、カトリック教会の第265代教皇が選ばれます。 枢機卿たちは明日4月17日(日)午後、ドムス・サンクタエ・マルタエに入り、夕食をともにします。 18日(月)午前10時(日本時間同日午後5時)にサンピエトロ大聖堂で「教皇選出のための」ミサがささげられます。 同日午後4時30分(日本時間同日午後11時30分)、選挙権を有する枢機卿は、祝福の間からシスティーナ礼拝堂に向けて出発します。この模様はテレビ中継されます。 システィーナ礼拝堂に入ると、枢機卿たちは誓約を行います。主席枢機卿が誓約文を読み上げ、続いて一人ひとりの枢機卿が順次、名前を述べ、福音書に手を置いて、「私はこれを約束し、誓います」と唱えます。すでに使徒座空位が始まり、枢機卿総会が行われている間にも秘密厳守の誓約は行われていましたが、ここで行われる誓約は、「神の意志によって誰がローマ教皇に選出されようとも、その者が普遍教会の牧者としてペトロの任務を忠実に遂行すること」を約束するものです。 誓約が終わると、教皇儀典室儀典長が「エクストラ・オムネス」(部外者の退出の意味)と命令し、選挙参加者以外は、全員、システィーナ礼拝堂から退出します。ただし、教皇儀典室儀典長と、2回目の黙想を行うトマス・スピドリック枢機卿だけは礼拝堂に残ります。黙想が終わると、この二人もシスティーナ礼拝堂を後にします。 コンクラーベ期間中の予定は次のとおりです。 午前7時30分(日本時間午後2時30分)、ドムス・サンクタエ・マルタエで共同司式ミサ。9時(日本時間午後4時)までにシスティーナ礼拝堂に集合。聖務日課の賛課を唱えた後、ただちに投票を行います。投票は午前2回、午後2回行われます。午後の投票は午後4時(日本時間午後11時)に開始し、2回目の投票を終えると、晩課を唱えます。 午前の投票と午後の投票が終わると、午前と午後に投じられた投票表紙はそれぞれシスティーナ礼拝堂に設置されたストーブで焼却されます。選挙の結果を知らせる煙は、午前の投票については正午の12時(日本時間午後7時)頃、午後の投票について午後7時(日本時間翌日午前2時)頃、煙突から出ます。これは、午前の1回目の投票ないし午後の1回目の投票で新教皇が選出されなかった場合です。1回目の投票で新教皇が選出された場合は、もっと早い時間に煙の合図が行われます。新教皇の選出は、白い煙の合図とともに、サンピエトロ聖堂の鐘を鳴らして知らされる予定です。 教皇の選挙が有効であるために必要な得票数は、出席有権者の総数の3分の2です。3日間の投票で選出が行われない場合は、1日間、投票を行わずに考察と祈りを行います。その後、7回投票を行い、決まらなければもう1回選挙を中断します。さらに7回投票を行い、決まらなければ1回選挙を中断して、また7回投票を行います。その後、過半数の意見に従ってその後の手続きを決定します。すなわち、過半数の得票をもって有効とする投票ないし、上位2名の候補についての投票を行うことを決めます。最後の方法は、33回ないし34回の投票を行って選出が行われなかった場合にのみ行います。 初日の18日午後に投票を行うかどうかは、18日の午後、コンクラーベが開始されてから決められます。 コンクラーベの会場は、ドムス・サンクタエ・マルタエおよびシスティーナ礼拝堂です。 枢機卿たちは、ドムス・サンクタエ・マルタエとシスティーナ礼拝堂の間を、サンピエトロ大聖堂裏の通路を通って移動します。移動は徒歩か、希望者があればバスで行います。サン・ダマソ庭園は立入禁止となります。 コンクラーベ期間中、サンピエトロ大聖堂ないしバチカン庭園への観光客の立入はできません。しかし、バチカン地下墓地の開館時間内に、ヨハネ・パウロ二世の墓を訪問することは可能です。 枢機卿総会は16日をもって終了しました。ナバロ報道官は12回に及ぶ枢機卿総会全体について次のように述べました。「枢機卿総会はきわめて和やかな雰囲気で行われました。このことは、すべての枢機卿たちが使徒座空位期間中に感じていた大きな責任を表しているものと思われます。そこから、枢機卿たちは、議論で取り上げられた一般的なテーマについて広範な一致を得ることができました。いずれの総会会議中においても、誰かの名前に言及されることはありませんでした」。 |
| 次期教皇選出選挙(コンクラーベ)の流れ…朝日新聞イラストから 教皇が死去すると、最大20日以内にコンクラーベ(枢機卿会議)が開かれる。 今回は18日に開始される。 出席する枢機卿は、80歳未満で教皇選挙権を持つ最大120人。(現在権利を持っているのは117人。その内2人が欠席を表明) 教皇が決まるまで、参加している枢機卿たちは、扉で閉じられた礼拝堂から出ることができない。 コンクラーベは、ヴァチカンのシスティナ礼拝堂で18日午後4時30分から始められる。 開始前には、礼拝堂は盗聴されていないかなど厳重にチェックされる。 投票用紙は長方形の白い紙で、上半分にラテン語で「至高の教皇としてこの人を選ぶEligo In Summun Pontificem」と書かれてある 推薦する人の名前を下半分に記入し、紙を2つ折りにする。 記入後、枢機卿たちは年長順に祭壇の前で、自分の責務を真摯に果たすことを誓い、投票する。 投票箱は、これまでの聖杯の代わりに、円盤形の容器が使われる。 この投票で3分の2を超える得票を得た人物が新教皇となる。 該当者が出るまで1日4回投票を繰り返す。 開票のたびに、一度使われた投票用紙は燃やされる。 新教皇が決まらなければ、薬品を加えて煙が黒くなるようにする。 新教皇が決まると、投票用紙は薬品無しで燃やされ、白い煙が立ち上る。 それが、新法王が決まった合図となる。 今回はサンピエトロ大聖堂の鐘も鳴らして新しい教皇が決まったことを知らせる。 |
SIGNAL
PREPARATIONA worker walks on the roof of the Sistine Chapel at the Vatican April 15. Workers examined the chimney which will release white smoke signifying the election of a new pope. (CNS/Nancy Wiechec) ストーブ 投票用紙を燃やし、教皇選挙の結果を煙で外部の人に伝える役をする。 教皇が選出されると白い煙、選出されない場合は黒い煙を出す。 ストーブは選挙会場、システィーナ礼拝堂の祭壇に向かって後方部左手の隅にある。煙の白・黒をはっきりさせるため、ヨハネ・パウロ1世を選出したコンクラーベから投票用紙と一緒に化学薬品を混ぜて焼却するようにしている。 ストーブは黒い鋼鉄でできている。高さ1メートル以上、直径50センチ。上部の縁の所にピオ11世、ピオ12世、ヨハネ23世、パウロ6世の名前と選ばれた年月日が刻まれている。 ストーブの煙突は、システィーナ礼拝堂の屋根に突き出ていて、聖ペトロ広場からは煙がよく見える。 |