20039月13日(土)オンエア
高取町特集その2
「お薦めハイキングコース」


 

土佐街道は、壺阪山駅の東側でしたけど、次に西側のお薦めコースです。駅の西側には、高取町役場がありますが、その前の道を西へハイキングしてください。しばらく行くと、道が自然に北向きになっていきます。そして、1時間近く散歩したあたりにあるのが、光雲寺です。

光雲寺

ここは、600 年以上の歴史を持つ、由緒あるお寺で、なかなかの名刹(めいさつ)です。今の本堂と庫裏(くり)は、元禄11年、1698年に建てられたもので、本堂は奈良県の指定文化財です。また、山門前の「厄除け杉」は、樹齢千年以上の実に見事な杉です。伝説があり、天正年間、織田信長に命令された筒井順慶に攻められた鳥屋陣羽守(とりやじんばのかみ)の息子2人が、42才と25才の厄年だったことから、そう呼ばれているとのことですが、これはどこまでが真実かは分かりません。なお、この杉は奈良県の巨木100 選に指定されています。
光雲寺から少し北に上がって、こんどは向きを東に変えます。30〜40分ぐらい歩きますと、貝吹山城跡へと上がっていく入口があります。そのまま真っ直ぐ30分ぐらい歩くと、近鉄飛鳥駅に行きますので、飛鳥駅から観光する手もあります。飛鳥駅にはレンタサイクルもあります。

貝吹山
入口から20分ぐらい、竹藪などが続く山道を上がっていくと、そこは標高210 mの山で、お城の跡には石碑のようなものが立っています。どうして貝吹山城(かいぶきやまじょう)というか。それには理由がありいます。ここは、中世の豪族で、このあたりを支配していた越智氏の山城でしたが、越智氏の住居は、山の麓にあり、お城は、元々は、敵がこないかどうか見張りをするためのものでした。そして、何か異常があると貝を吹いて緊急事態を知らせていたことから、貝吹山と呼ばれるようになりました。やがてここは越智氏の本城になっていき、それがさらに発展して、別の場所に高取城が建てられましたが、高取城へも、貝の音が異常を知らせたようです。