20038月2日(土)オンエア
橿原市昆虫館情報
「上手な昆虫の標本づくり」


 

子供たちにとって、夏は昆虫採集がとても楽しみですが、
捕まえた虫たちも、いつかは死んでしまいます。
そうした虫たちを、いつまでも美しい形で保存するには、
一体、どのようにしたらいいのか。
自然に死んだ場合と処分した場合との違いはどんなことかなど、
上手な昆虫の標本づくりについて、
橿原市昆虫館の木村史明さんにお伺いしました。

木村三恵:今回は夏休みということで、昆虫の標本づくりを
      教えてもらいますが、まず、私の目の前にいる虫は何の虫ですか?
木村史明:これはクワガタムシの仲間で、ノコギリクワガタです。
三恵:これを標本にしていくのに、
    まず注意しなければいけないことは?
史明:まずひとつは、できるだけ早く乾かすとういことです。
    死んだ虫はほっておきますと、すぐに腐ってしまいます
    それを防ぐために、できるだけ早く乾かしてしまうという
    ことになります。日に当てるのではなくて、できるだけ
    風通しのいいところなんかで早く乾かす。もっと理想を言えば、
    シリカゲルなんかの乾燥剤を使って、より強制的に早く乾かす
    という方法を取る方がいいですね。
三恵:それは、箱かなんかに乾燥剤と虫を?
史明:タッパウェアのような密封容器の中に、だっぷり乾燥剤を入れて、
    その上に標本を置いて、冷蔵庫に入れればより完璧です。
三恵:では、ピンを刺していくわけですが、
    1本目はどこに刺すのでしょうか。
史明:体を固定する1本のピンは、普通、虫のど真ん中に
    刺すと思われる方も多いと思いますが、右利きの人は、
    中心線より少し右側にずらした位置に刺すことが多いです。
    クワガタムシの場合は、右の羽の真ん中あたりが
    刺すといいと思います。
三恵:なるほど、刺してみますね。まち針みたいな針ですね。
    細い。先はクギのようになっています。
    これは、特殊な針なんですか?
史明:ええ、これは標本作成用の俗に昆虫針という針なんですけども。
    針は、体に対して垂直に刺すことが大切です。
    そうでないと、標本が歪んだ形になってしまいますから。
三恵:大体、なってますけどもね。橿原市昆虫館「むしムシぜみな〜る」

開催日時:8月24日(日)午前10時〜午後4時30分
内容:昆虫館クイズラリー&名前を調べる同定会

当日、昆虫館に何問かクイズが用意されていますので、それに答えてください。
高得点をマークした人には、スズムシなどのプレゼントがあるかも知れません。
24日と言えば夏休みも終盤です。同定会に自分が捕まえた昆虫を持っていけば、
ムシの名前を教えてもらえます。
当日、昆虫館に入館すれば誰でも参加できますが、
筆記用具を持っていってください。
また、同定会への参加希望者は、自分の昆虫の標本や写真など
も持っていってください。

橿原市昆虫館
入館料:大人400 円、高校生大学生300 円、4才以上中学生以下100 円
     ただし、毎週土曜日は、橿原市内に住む4才以上中学生以下の
     人は無料。小学生は名札を、中学生は生徒手帳を受付で
     見せてください。
開館時間:午前9時30分〜午後4時30分(入館は午後4時)
休館日:毎週月曜日
場所:近鉄大阪線の耳成駅または大福駅から3キロほど、
    近鉄南大阪線橿原神宮前駅から4キロほど
電話番号:0744−24−7246