2003年6月21日(土)オンエア
高取町
壺阪寺ではラベンダーが見頃!

高取町・壺阪寺のラベンダーは有名です。本当にいい香りが楽しめます。この壺阪寺は、西国33カ所の内の、6番の札所で、正式には、平等王院南法華寺(びょうどうおういん・みなみほっけじ)といいます。浄瑠璃の壺坂霊験記(つぼさかれいげんき)の舞台となったとこでも有名です。

この壺坂霊験記は、目の不自由な沢市(さわいち)のために、妻のお里が、毎晩、山を越えて壺坂参りをするというお話ですが、壺阪寺は目の病気にご利益があると、信仰を集めています。

その壺阪寺にラベンダーが植えられたのは、昭和33年。目の不自由な方に香りを楽しんでいただこうと、“においの花園”として、ラベンダーを植え始めました。

今、ラベンダーの数はおよそ3千株。観音さんの周囲や、本堂の近くに植えられていまして、本堂へ行く階段を上がると、いい香りがほのかに漂ってきます。そして、階段を上がりきるとラベンダーが見え、また、本堂や、奈良の大仏さんより高い観音さんも見えます。

この週末から見ごろで、毎年、6月下旬から7月上旬ぐらいまでがピークです。今年は、例年通りのペースのようです。

ラベンダーのほかにも、壺阪寺は建物など見どころいっぱいです。お寺ができたのは、大宝3年、703 年で、室町時代に再建された三重塔や礼堂(らいどう)は、重要文化財に指定されています。また、最近、大講堂や多宝塔もできました。そして、屋外にある大観音像は、高さおよそ20m、重さ1200トン。インドのデカン高原の石を使ったものです。歴史と伝統と格式のある建物と、ヨーロッパ的なラベンダーの不思議な調和。壺阪寺は、実に魅力的です。


高取町・壺阪寺
入山料: 500 円
入山時間:午前8時30分〜午後5時
行き方:近鉄吉野線壺阪山駅から奈良交通バス壺阪寺行きで壺阪寺前バス停へ


平成15年度壺阪寺夏期大学開催
開催日:7月19日(土)
内容:壺阪寺住職・常盤勝範(ときわ・しょうはん)さんによる『観音振興を考える』(午前中)
興福寺貫首・多川俊映(たがわ・しゅんえい)さんによる『阿修羅に学ぶ』(午後)
会場:壺阪寺大講堂
参加費:無料
*要予約
電話番号:0744−52−2016