20036月7日(土)オンエア
橿原市昆虫館情報
昆虫館の裏方体験


 


木村史明さんと


虫に触るのは割と平気な木村三恵


それでは裏方体験


ツシマカブリモドキ
餌のカタツムリを与えたもののなかなか食べない

 

橿原市昆虫館は、昆虫の標本展示はもちろん、生きた昆虫を展示する生態展示、
さらには、チョウをいわば放し飼い状態にしている放蝶展示をしていますが、
虫たちを元気できれいな状態で展示するためには、裏で大変なことをしています。
今回は、橿原市昆虫館の裏方体験をしてきました。
お話をお伺いしたのは、橿原市昆虫館の木村史明(ふみあき)さんです。

木村三恵:初めて橿原市昆虫館の飼育室に来ました。
      ここは、一般の方ではなかなか入れないと思うんですが、
      たくさんの虫がいますね。
木村史明:そうですね。幼虫も成虫もたくさんいるんですけど、
      昆虫というのは寿命が短いですから、
      展示していていつ死ぬか分からないんですね。
      だから、常に同じ種類を長く展示しようと思うと、
      余裕を持つストックをたくさん持っておく費用があるんです。
三恵:なのでこの裏方に入るほど、たくさんいるわけですね。
    一匹ずつケースに入れ分けたりとかもしていますよね
史明:はい、種類によっては、一つのケースにたくさん入れて
    おきますと喧嘩したりとかありますから、
    一匹ずつケースに分けて飼育しているものも、たくさんあります。
三恵:なるほどね。これだけたくさん昆虫がいますと、
    育てるのにも大変な苦労があるかと思いますが、
    私たちが、例えば家でカブトムシを飼うのと大きな
    違いというのは何でしょうか?
史明:そうですね。昆虫館は、蝶々なんかもいっしょなんですけど、
    基本的に累代飼育を心掛けています。
    これは、昆虫館で卵を産ませて、孵った子供を育てて親にして、
    それを展示してまた卵を産ませて、ということをずっと
    繰り返すものです。野外でとっきて、見せて、
    死んだらそれで終わりじゃなしに、昆虫館で繁殖もさせて、
    その一部を見ていただくというスタイルを取っています。
三恵:いろなお世話をなさっていると思うんですが、
    何か私に体験できることがありますでしょうか?
史明:そうですね。昆虫館にはいろいろ珍しい種類の昆虫が
    いるんですけど、その中に、長崎県の対馬特産の
    ツシマカブリモドキというオサムシの仲間がいるんですね。
    これは、野外では、カタツムリを餌として生きている虫なん
    ですけども、その餌やりを体験してもらいましょうか。
三恵:このまま入れるんですか?では、ケースの中にカタツムリを
    入れました。あんまり動いていないですね?
史明:そうなんですね。実は、ツシマカブリモドキは、
    基本的に夜行性の昆虫です。今、昼間ですので、
    寝ていることが多いんですね。ですから、
    目の前に餌があっても、あまりがっついて食べることはしないんです。
三恵:食べないですね、なかなか。


橿原市昆虫館
入館料:大人400 円、高校生大学生300 円、4才以上中学生以下が100 円
     毎週土曜日は、橿原市内に住む4才以上中学生以下の人は無料。
     小学生は名札を、中学生は生徒手帳を受付で見せてください
開館時間:午前9時30分〜午後4時30分
     (入館は午後4時まで)
休館日:毎週月曜日
場所:近鉄大阪線の耳成駅または大福駅から3キロほど、
    近鉄南大阪線橿原神宮前駅から4キロほどです
電話番号:0744−24−7246