2003年5月17日(土)オンエア
高取町
壺阪寺開創1300年記念行事

高取町の真言宗・壺阪山南法華寺(みなみほっけじ)、通称・壺阪寺は、33カ所ある西国観音霊場の第六番札所で、浄瑠璃の壺阪霊験記(つぼさかれいげんき)の舞台となったことでも有名です。この壺阪寺が創建されたのが、西暦703 年。つまり、今年で1300年になります。そこで、壺阪寺開創1300年記念行事が、平成の初頭から行われてきていて、いよいよこれから、クライマックスを迎えることになります。
1998年の台風7号(室生寺の五重塔が壊された台風)で、壺阪寺の仁王門が被害を受けました。そこで、この仁王門を解体修理した上、古い地図を参考にしながら、元々仁王門があった場所を推察して、そちらへ移築しました。その結果、参道が新しくなりました。そして、新しい参道には、デカン高原の石を使ってインドで造られた、高さ2.9 mの観音石像が、参拝者をお迎えしています。
これからの行事としては、5月24日(土)、開創1300年慶讃(けいさん)法要と記念式典が行われます。法要は、招かれた信者さんだけが参加できますが、途中で行道(ぎょうどう)というお練りがあり、それは誰でも見ることができます。なお、今年の12月に、タイムカプセルを埋めて、一連の行事が締めくくられます。
また、壺阪寺はラベンダーの花が有名です。目の病気にご利益(りやく)があるといわれている壺阪寺では、目の不自由な方に、香りの強いラベンダーを楽しんでいただこうと、1958年からラベンダーを植えはじめました。毎年、6月下旬から7月いっぱいぐらいまで、ラベンダーか楽しめます。今は、シャガ(アヤメ科の花)やシャクナゲがきれいに咲いています。
なお、5月18日(日)まで、春の寺宝展が開催されています。壺阪寺1300年の歴史に伝わる、すごいお宝が公開さています。

壺阪寺
行き方:近鉄吉野線壺阪山駅から、奈良交通バスの
     壺阪寺行きで、壺阪寺前バス停下車。
入山時間:午前8時30分〜午後5時
      寺宝展は午前10時〜午後4時
入山料:500 円(寺宝展含む)
電話番号:0744−52−2016