20041月24日(土)オンエア
高取町
ガラス工房「悠悠」


 


ガラス工房「悠悠」を主宰する作家は、細井賢紀(たかのり)さんです。1964年生まれの細井さんは、関西や東京で、数々の入選を果すなどして活躍。12年前、高取町にガラス工房悠悠を設立しました。そして、作品を作るかたわら、ガラス工芸の教室も開催していて、これが大変を博しています。ずっと、双子の弟の基夫(もとお)さんとガラス工房をしてきましたが、今は基夫さんは大阪にご自身の工房を持っていて、姉妹工房としてお互いPRしています。

ガラス工芸で思い浮かべるのはく、棒で息吹き入れるの「吹きガラス」です。1200℃の炉で溶かしたガラスを、吹き棹(ふきざお)という筒の先につけて、まずは、クルクルと何度も回して丸く形を整えていきます。そして、息を吹き入れて大きくしていきますが、回したり、濡れた新聞紙でその焼けているガラスを直接触ったりして、形を整えつつ、大きくしていきます。もちろん、何度も炉に入れて、温め直しながら行います。大きくなったら、そのガラスにバーナーをあてて形を変えたり、本体部分にパーツのガラスをつけたりといった作業があります。例えば、花瓶の場合は底の部分や飾りのガラスを別に溶かしておいて、本体にひっつけるわけです。また、ガラスはそのままにするとすぐ壊れてしまうので、徐冷炉(じょれいろ)という温度が低い、480 ℃しかない窯で焼いて、段々と温度を下げて仕上げていきます。そうすると、壊れにくいガラスになります。

悠悠は、いつでも見学大歓迎ですので、どうぞ一度おでかけください。なお、できた作品は工房に並んでいますので、買うことができます。高い物からお手軽なものまで、いろいろありますが、いつもあるとは限らないそうです。しかし、欲しい場合は、予算に応じて1枚から焼いてくれます。なお、ガラス工芸の教室も行われています。初級、中級、上級と、習う人のレベルにあわせて、丁寧に指導してくれます。1回3時間の教室を、月に4回受けて、材料費込みで1万5千円です。ただし、ガラスに色を着ける場合は実費が必要です。また、最初は入会金が5000円必要です。教室の他に、1日体験コースも5千円で受けられます。ぜひ一度お立ち寄りください。

ガラス工房「悠悠」
行き方:近鉄吉野線の壺阪山駅から南へ徒歩8分
お休み:とくになし
電話番号:0744−52−3209