<2001年10月27日(土)放送分>


橿原市今井町・河合家住宅

河合酒造“出世男”

橿原市の観光スポットの中でも最も人気のある今井町は、国の“重要伝統的建造物群保存地区”に指定されていて、昔ながらの街並みが保存されています。昔は環濠〜つまりお堀で囲まれていましたが、その内側にあるおよそ民家600 軒の内、500 軒ぐらいが今でも伝統を残した家で、さらにその内の8軒が国の重要文化財に指定されています。その内の1軒である河合家住宅の河合酒造で造られているお酒が“出世男”です。
河合酒造の河合暁子さんにお伺いしました。

 
重要文化財 河合家住宅
家の特徴
2階に座敷がある点。町人の家には“つし二階”(つし=屋根裏の物置場)はよくありますが、本二階(ちゃんとした2階)を造ることは許されませんでした。しかし、ここには本二階に書院造りの座敷があり、これは力を持っていた証拠と言えます。
今井町は、寺内町からスタートしが、江戸時代からは、商人の街として自治都市に認められたためでしょう。
2階の外観部分は白の漆喰で、円窓を開けたオシャレなデザイン。今井町では比較的早い時期の二階建て商家です。記録が残っていないのですが、築250年〜300年とのこと。   

 
出世男
主な商品

本醸造酒(原酒)=メイン商品
 1升=2400円、720 ml=1100円、300ml=520円
純米酒
 1升=2400円、20 ml=1100円、300ml=520円
にごり酒(漉してない原酒)
 1升=2100円、720 ml=1100円、300ml=418円
吟醸酒
 720ml=2500円
大吟醸酒
  4000円と5250円(どちらも720 ml)
他に、上選、下選

・本醸造酒の特徴
少し辛口で、口あたりがまったりとコクがあります。だから、お酒好きの人にお薦め。本格派の味です。原酒なので18.5度とアルコール濃度が高く(純米酒は16.5度)、冷やでも燗でも美味しいのが特徴です。
・出世男の美味しい飲み方
この季節はやはり鍋物!鍋物と出世男の熱燗が非常によくあうのでお薦め!
・いつから酒づくりを始めたのか?
古文書が残っていないので細かな年数は不明ですが、江戸時代から始まったようです。
  
 
 
河合家住宅&河合酒造“出世男”
重要文化財河合家住宅の見学
時間:午前9時〜午後4時30分(お昼12時〜午後1時まで休憩)
料金:1階のみ100円、1階と2階なら300円(パンフレット付き)

出世男ほか、お酒の販売
時間:午前9時〜午後5時

*なお、休業日などはとくにありません。お問い合わせください。

行き方:近鉄橿原線の八木西口駅から徒歩およそ5分
電話番号:0744-22-2154