20033月8日(土)オンエア
明日香村
岡寺・初午大祭


 


岡寺


ご住職の川俣海淳さん


ご本尊は日本最大の塑像


岡寺は日本最初の厄除け霊場


岡寺は眺望もいい

明日香村の岡寺は、西国33カ所の第7番の札所で、
7世紀末から8世紀初めにかけて、義淵(ぎえん)
という名高いお坊さんが建立した、真言宗のお寺です。
本尊は、如意輪観音(にょいりんかんのん)座像で、
高さがおよそ5m。日本最大の塑像(そぞう)、
つまり粘土で作った像で、古くから厄除け観音として
信仰を集めています。しかし、この岡寺という名前は、
いわばニックネームで、本当は龍蓋寺(りゅうがいじ)と言います。
元々、岡宮(おかのみや)の名を持つ草壁皇子
( くさかべのみこ)の住まいだったために、
岡寺と親しまれています。
その岡寺で、あさって3月10日に、初午大祭が行われます。
「初午さん」と親しまれているこのお祭りについて、
岡寺住職の川俣海淳(かいじゅん)さんにお伺いしました。

池田:初午大祭というのは、昔からあるものなんですか?

川俣
:そうですね。岡寺は、日本最初の厄除け霊場と言われて
    いますけど、鎌倉時代の「水鏡」という書物に、
    牛の日にお参りすると厄除けになるんですよということが、
    既に定着しておるということで載っておなりますから、
    大変古くからの伝統ある行事なんですね。

池田
:実際に、当日はどんなことがあるんですか?

川俣
:そうですね、大体午前8時ごろから拝ましていだいている
    んですが、お護摩を焚かしていただいて、
    皆さん方の厄除けをお願いし、おみえになった方には
    「身代わり籠札(こもりふだ)」をおさめていただきます。

池田
:これは、どんなものなんですか?

川俣
:これには、厄除けとかお名前とか書いていただいて、
    本堂のご本尊様のそばにおさめていただきます。
    そうしますと、私どもの方で、日々、厄除け法要を
    行いますときに、ご本人様に代わりまして、
    お札の方でそれをお受けいただくと。
    まさしく身代わりとして、1年間、お預かりするお札なんです。

池田
:なるほど。その日は、限定のお護りもあるんですってね?

川俣
:そうなんです。これまた古くからある杉葉護りといいまして、
    岡寺の奥のお山から、杉の葉を取り寄せまして、
    それを1年間、自宅でお祭りすると厄除けにいいということで、
    毎年、牛の日しかお出ししてない特殊な札なんですね。

*岡寺花情報
 ・4月半ばぐらいからは、3000株のシャクナゲが咲き乱れる
 ・5月から6月になると、ツツジ


「岡寺・初午大祭」
入山料:300 円(初午大祭の日は無料)
    *護摩木に願いごとを書いて祈ってもらう場合は4千円〜
      杉葉護りは千円
開催日:3月10日(月)午前8時〜午後5時
最も盛り上がるのは午前11時〜40分間ぐらい
行き方:近鉄・橿原神宮前駅から奈良交通バスの岡寺前行に乗って、
     岡寺前バス停下車、徒歩10分
電話番号:0744−54−2007