2003年3月15日(土)オンエア
明日香村
八釣マキト古墳の一般公開

明日香村八釣で発掘された八釣マキト古墳群は、農地整備にともなって、1999年度に発掘調査が行われた際に見つかったもので、全部で7基の古墳が確認されています。造られたのは、6世紀中ごろから7世紀前半で、尾根筋に年代順に造られていて、墳丘の規模や出できた馬具、耳環、ガラス玉といった副葬品などのことを考えあわせると、この地を治めていた有力者一族の古墳ではないかと考えられます。
この7つの内の2つの石室を、いったん解体し、元の位置から西へ100 mぐらいそっくりそのまま移した上で、一般公開をしています。

1.1号墳・横穴式石室
 柩の入っている玄室(げんしつ)の長さが355 センチ
2.4号墳・竪穴式小石室
 玄室の長さが77センチ

どちらも元々はあったはずの天井石が、発掘の時にはなくなっており、天井石のないままの姿で移築されています。なお、移築された周囲は、小さな公園のような形で整備されています。いつでも、無料で見ることかできます。

飛鳥地方には、多くの古墳があり、石舞台古墳など、中を見られるものもありますが、明日香村の南東や南西に多く、八釣マキト古墳のような村の東端にある古墳は希少です。飛鳥時代以前に築かれた古墳もあり、そんな時代のことを想像しながら見てください。


「八釣マキト古墳群」
行き方:近鉄の橿原神宮前駅から奈良交通バス桜井行き乗車、
     八釣バス停下車、東へ100 m
問い合わせ:明日香村の文化財課へ
電話番号:0744−54−5600