20028月17日(土)オンエア
橿原市
「平成の遣唐使」


 



山田勝久教授のお話は興味津々


「平成の遣唐使」のルート


池田千里も同行予定

いったん中止になっていた遣唐使の再開は、今からちょうど1300年前の702 年、
藤原京時代に行われました。そこで今年、当時の遣唐使の足取りを
たどってみようと、橿原市を出発。大阪港から船で上海に行き、
そこから、陸路や空路で洛陽市まで行く「平成の遣唐使」が実施されます。
当時の中国・唐の首都は長安(今の西安市)ですが、今回行くのは、
中国7大古都のひとつの洛陽市です。なお、帰りは飛行機です。

行きの船(2泊)では、中国に関する歴史講座やワンポイント中国語講座などが
開催されますが、今回は、歴史講座を担当される大阪教育大学大学院教授
(国際文化専攻)の山田勝久さんに、一足早くお話をお伺いしてきました。

・今回訪れるのは、長安ではなく、なぜ洛陽なのですか?

1.日本と中国の外交関係を結んだ最初の都市がここだから。
後漢の光武帝のところに日本の使者が行って、
洛陽で接見して金印などをもらって帰ってきた。
都市交流の原点が洛陽だったため。
2.日本人の精神文化のひとつになっている仏教は、
インドに発生し、ガンダーラで栄え、シルクロードを経て、
中国に最初に伝導してきたのが洛陽だっただったから。
67年に仏教が中国が伝わり、最初にできた白馬寺は洛陽にある。
日本と中国の外交関係の上からも、日本の精神文化の上からも、
洛陽が日本にとっては大恩の原点だという意味で洛陽に行く。
・遣唐使によってもたらされたものは何ですか?
例えば、日本の市場や八百屋で見る商品の3分の2は
遣唐使や遣隋使によってもたらされたもの。すいか、ぶどう、
ざくら、いちじく、ねぎ、ごまなど、数えきれないぐらい伝えられた。
琵琶や琴のルーツなどの楽器も、シルクロードから伝わった。

「平成の遣唐使」
実施期間:10月15日(火)〜20日(日)の5泊6日
参加資格:橿原市内に住む18才以上の方
問い合わせ:橿原市の企画調整課
電話番号:0744−22−4001