2002年7月27日(土)オンエア
橿原市・畝傍山
畝傍山口神社でんそそ祭り



でんそそ祭りは、畝傍山の畝傍山口神社で、春と夏の2回行われる大祭です。あした7月28日(日)に行われるのは、夏祭りということになります。
この畝傍山口神社は、1300年以上前にできた神社で、第14代の仲哀(ちゅうあい)天皇の妻の神功(じんぐう)皇后が、妊娠中にもかかわらず「三韓征伐」に行き、その帰国後に、畝傍山の山頂で、後の応神天皇を産んだことから、安産の神様として信仰を集めています。元々は畝傍山の山頂にありましたが、60年ほど前、神武天皇陵を見下ろすのはけしからんと、強制的に畝傍山の西側の中腹に引っ越しをさせられて、今に至っています。
このお祭り、太鼓を叩き続けるのが特徴です。お祭りが山頂で行われている頃に、その太鼓の音が「でんそそ、でんそそ」と聞こえたことから、そう呼ばれています。地元の人からは「おむね山(やま)のデンソソ」と親しまれています。
7月28日の当日には、まず、午前10時から、神官や地域の代表の皆さん、楽人(がくじん)と呼ばれる雅楽を演奏する人たちによって、儀式が行われ、祝詞(のりと)をあげて、奉納の儀式をします。そして、儀式の合間に、民踊(みんよう)あったり、詩吟があったりします。そして、儀式のあとに、音と煙の花火も5発あがります。これが大体11時すぎぐらいまで行われます。
夕方になると、お祭りはクライマックスを迎え、お祭りの語源である太鼓が鳴り響きいて、再び花火が5発あがります。そして、縁日が出て、たくさんの人で賑わいます。この畝傍山は、山頂から、金剛葛城山、生駒山、二上山(にじょうざん)が見える、とても眺めのいい山です。とくに二上山に沈む夕陽は絶景で、写真家も大勢います。ぜひ、早い時間から行って、山頂からの眺めなどもしっかり楽しんでください。

行き方:近鉄南大阪線神宮西口駅から徒歩10分
電話番号:0744−22−4960