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石舞台古墳のすぐ近くにある飛鳥藍染織館の館長の渡辺誠弥さんは、
NHKの元アナウンサーで、以前から藍染に魅せられていましたが、
20年ぐらい前に奈良に転勤を希望して、3年ほど勤めた後、退職して、
明日香村に住み始めました。
そして、飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社(あすか・かわかみにいます・
うすたきひめのみこと・じんじゃ)の宮守(みやもり)をしながら、
11年前にこの藍染館を始めました。
ここでは、藍染のコレクションと土鈴のコレクションが展示されている上、
藍染や土鈴の絵つけの体験もできます。飛鳥の写真の展示もあり、
また、おそばを中心とする田舎料理がいただけて、これが大人気。
コーヒーなどのドリンク、そして、最近ではいものキンツバが大ブレーク、
ビッグヒットになっています。
●内容
コレクション(藍、土鈴、飛鳥の写真)展示
食事&ドリンク販売
藍染の体験、そばうちの体験
藍のお土産販売
◎これに加えて150 年前の建物がみもの
●建物について
・今から150 年前に建てられた、1階と2階あわせて100 坪ある、松村家旧邸。
江戸の天保年間に建てられた大和造りの家で、ふと太とした梁など、田舎造りの町家。
・以前は、造り酒屋だった。今も、松星(まつぼし)酒造場という監察がかかっている。
おそらく、戦時統制で廃業したと思われる(あくまで渡辺館長の想像)。
●藍資料館オープンの経緯
・館長の渡辺さんは、アナウンサー時代から、藍染のコレクションをしており、
48才の時に奈良へ転勤させてもらい、3年でやめた。
そして、国学院大学へ行って資格を取り、10数年前から、
飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社の宮守をし、5年前に藍染館を始めた(宮守は今もしている)。
●資料館の展示物
・およそ1000点の藍染のコレクション
▼常時100 点展示
・およそ13000 点の土鈴のコレクション
▼去年、裏にできた「飛鳥土鈴館」で、常時5000点展示
・12年間飛鳥を撮りつづけたシノイサム氏の写真(元小学館カメラマンで3万枚撮った)
▼去年、土鈴館の隣にできた「万葉写真館」に常時30点展示
●藍染について
・藍染コレクションは、渡辺館長が集めたもの・藍染には、4つある
1.絞り
2.絣(かすり)
3.型染(かたぞ)め
4.筒描(つつが)き
・その内、筒描きの“嫁入り道具”が一番の自慢。
明治から昭和の初めにかけて、四国や九州の北部、山陰では、
筒描きの藍染の嫁入り道具のセットを持たせた。夜具(やぐ=ふとん地)、
祝袋、夜着(よぎ)、傘袋、風呂敷、鏡かけ、油単(ゆたん=タンスにかける布)のセット。
それぞれ柄がつけられており、四国は鳳凰、九州は唐獅子牡丹、山陰は鶴亀。
・また、“孫ごしらえ”という山陰地方のものもみもの。孫ができたら、
実家から送ったセットのこと。産着(うぶぎ)、足ふき、おむつ、
おぶいこ(おぶるヒモ)、湯あげ。
●土鈴について
折口信夫の弟子で、民族学者の鈴木正彦さんからもらったもの
●料理&ドリンク
・サツマイモとべにいものキンツバが大ブレーク
150 円で、4月10日〜6月10日までに1万個売れた。
・以前から、ソバが大人気で、1500円から
・ソバをメインとした大和の田舎料理がある。フルコースの昼食で3500円
・コーヒーなどのドリンクもあり
●藍染体験
ハンカチ、ストール、Tシャツ、のれんという風にすすんでいく朝日カルチャーの
教室をしているが、その内、ここでは、ハンカチ、または、ストールの藍染体験ができる。
“ろうけつ”染といって、染めたあとにろうをたらして固める(筒描きは米ノリを使う)。
値段は…ハンカチが木綿を使って1000円、ストールが絹を使って3800円。
1時間以内でできる。
●土鈴への絵つけ体験
素焼きしてあるものに絵をつける(もちろん持って帰れる)。
値段は1000円から。
●ソバうち体験
1人が食べられるぐらいの量で、2500円。
●お土産
藍染のお土産がいろいろ。小物もある。
飛鳥藍染織館
行き方:奈良交通バス岡寺前バス停のすぐ近く、観光会館の隣。
観光名所の石舞台古墳から歩いて3分ほど
入館料:大人500 円(ただし、コーヒーを飲んだり体験をしたりすると250 円になり、
料理のフルコースを食べると無料になります)、
高校生(社会人になっていない人に限る)以下は無料。
開館時間:午前10時〜午後4時(年中無休)
電話番号:0744−54−2003

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