2002年5月11日(土)オンエア
“大化の改新劇場in飛鳥〜自転車でGO!”

 

飛鳥駅前にある明日香レンタ・サイクルで借りて
まずは前川和夫社長から情報収集


明日香村企画課の福井里香さんに
伝飛鳥板蓋宮跡について教えていただきました


 

古代の遺跡がいっぱい、そして、棚田を中心とする
素晴らしい自然がいっぱいの明日香村の観光には、
自転車が便利で快適です。レンタサイクルのお店が
たくさんあるので、気軽に利用できます。
今回は、レンタサイクルを使って、明日香村にある
大化の改新の舞台となったポイントを回ってきました。
 
 
 

大化の改新は、飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや)に
都があった645 年、当時、大きな権力を持っていた
蘇我入鹿を、中大兄皇子と中臣鎌足が中心になって殺した、
いわゆるクーデターです。それが実行された所はもちろん、
いろいろと関係のある所が、明日香村にはたくさんあります。
今回はその一部を回ってきました.
 
 

レンタサイクルのお店が一番多いのは近鉄吉野線の
飛鳥駅の周辺で、5軒あります。その隣駅の岡寺駅近くや、
もう1つ隣駅である橿原市の橿原神宮前駅の近くにも
何軒かあります。また、亀石や石舞台古墳などの
観光ポイントにもあります。料金は、ほとんどのお店が、
平日900 円、土日祝日が1000円です。
便利なのは、乗り捨てが出来る点です。
支店があるショップは、そこで乗り捨てができますし、
支店のないショップも、観光ポイントや駅などに、
乗り捨てできるスペースを確保しているところが多いのです。
乗り捨てする場合の追加料金は200 円です。
 
 
 

1.伝飛鳥板蓋宮跡
・飛鳥板蓋宮があった所だと伝えられている場所
・643 年に、女性の天皇である皇極(こうぎょく)天皇が、
 板蓋宮に遷都した
・当時の他の宮の建物は茅葺きだったが、
 ここは板葺きだったため、それが珍しくてこの名がついた
・645 年、クーデターの舞台となった所
 その日、高句麗・百済・新羅の朝鮮半島三国から、
 貢ぎ物が献上される予定だった。皇極天皇を中心に
 儀式が始まったが、近くにいた入鹿を、中大兄皇子が
 斬りつけた(本当は別の2人が斬る予定だったが
 彼らがためらったため)。
 入鹿は皇極天皇に助けを求めた。
 皇極天皇が中大兄皇子に理由を聞いたところ、
 入鹿が皇族を滅ぼそうとしていると説明。
 それを聞いた皇極天皇は、入鹿を助けずにその場を
 離れて中に入っていってしまった。
 そこで入鹿を斬殺、クーデターは成功
・明日香村役場の北側にあるが、あくまで飛鳥板蓋宮が
 あったところと伝わっている場所であり、ここを発掘して
 見つかっている遺構は、もっと新しい時代の宮跡だと
 いうのが有力だが、さらにその下の層からは、
 板蓋宮かと思われる遺構も見つかっている
・たくさんの石で遺構の形を表現していて、公園になっている
 
 
 

2.飛鳥寺跡
・飛鳥寺跡は、現在の飛鳥寺=安居院(あんごいん)でもある。
 最初の飛鳥寺は雷による火災でなくなっていて、
 今のは江戸時代に建てられたもの
・蘇我入鹿の祖父の蘇我馬子が、物部氏との戦いに勝った
 記念に創建したお寺で、日本で最も古いお寺
・中大兄皇子と中臣鎌足との出会いの場でもある。
  飛鳥寺の西にある広場で行われた蹴鞠(けまり)で、
 中大兄の靴がぬげ落ち、それを拾って捧げた
  のが鎌足だった(出会い)
・飛鳥寺の西側の田んぼの中に五輪塔が建っているが、
  蘇我入鹿の首塚と言われている
・飛鳥寺には、止利仏師の作といわれる釈迦如来坐像=
  飛鳥大仏がある

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