2002年4月13日(土)オンエア

飛鳥路散策
仏像めぐりのお薦めコース

自然あり、歴史ありの飛鳥ですが、何をしても楽しいこの季節、今回は、私が選んだお薦めの仏像めぐりコースをご紹介しましょう。スタートは、明日香村飛鳥にある、飛鳥寺の飛鳥大仏です。
飛鳥寺は、日本で最初にできた本格的なお寺ですが、創建された頃から安置されているのが、飛鳥大仏の名で知られています“釈迦如来坐像”です。有名な止利仏師(とりぶっし)が、606 年に造ったものと言われていますが、製作年代が明らかな仏像としては、日本で最も古いものです。高さは2m70センチで、金と銅の合金でできていて、面長な顔つきなど、大陸の仏教美術の影響が現れているのが特徴です。これは、止利仏師のお祖父さんが、渡来人だからです。
拝観時間:午前9時〜午後5時15分
拝観料:大人300 円  高校生250 円、
      中学生220 円  小学生200 円
電話番号:0744−54−2126
次は、直線距離で南東に500 mほど、明日香村岡にある岡寺です。ここには、如意輪(にょいりん)観音坐像があります。高さおよそ4.8 mで、奈良時代に造られました。塑像(そぞう)、つまり、土でできた仏像としては日本最大のもので、厄除け観音として信仰を集めています。重要文化財の仁王門や書院などの建物も必見です。また、ここはお花のお寺としても有名で、これからの時期は、およそ3千本あるシャクナゲが見ものです。
拝観時間:午前8時〜午後5時
拝観料:300 円
電話番号:0744−54−2007
その次は、岡寺から西へ直線距離で500 mほど、明日香村橘にある橘寺です。聖徳太子が生まれた所とも言われる橘寺の本尊は、重要文化財に指定されている聖徳太子の坐像です。室町時代に造られたものです。また、他にも、普段は見られない日羅立像(にちらりつぞう)が、今、期間限定で公開中です。
詳しくは、後半にお伝えします
入山時間:午前9時〜午後5時
入山料:大人350円 中高生300円 小学生150円
電話番号:0744−54−2026
最後は、ぐっと南に足を延ばしまして、高取町にある壺阪寺です。浄瑠璃の壺坂霊験記で有名なお寺ですが、それに出てくるのが、本尊の十一面千手千眼観世音菩薩(じゅういちめん・せんじゅ・せんげん・かんぜおんぼさつ)です。短く十一面千手観音と呼ばれることが多いのですが、眼の病気を治してくれると信仰を集めています。室町時代に造られた5mぐらいの坐像で、樫の木でできています。また、インドから送られたおよそ20mの大きな石の観音像も見ものです。
拝観時間:午前8時30分〜午後5時
拝観料:500 円
電話番号:0744-52-2016