200212月14日(土)オンエア
明日香村で郷土料理の忘年会
飛鳥鍋の「めんどや」


 


「めんどや」の北海希美子さん(左)


ぐつぐつと煮えてきました


いっただきま〜す!


このワラビ餅がこれまた名物

「めんどや」は、飛鳥鍋という飛鳥ならではの鍋料理を
食べさせてくれるお店です。飛鳥鍋は、牛乳で鶏肉を
炊いて食べるという料理をルーツにできあがった、
飛鳥地方の郷土料理なんですけど、由来には、いろいろ
説があるようです。そのあたりも含めて、明日香村岡に
ある「めんどや」の北海希美子(きたみ・きみこ)さん
にお話をお伺いました。

Q:この飛鳥鍋の由来には、いろいろ説があるようなんですけど、
 主なものを教えてください
・1300年ほど前から伝わる、この辺の郷土料理ですが、
 遣唐使が、孝徳天皇の時代に中国から牛乳をこの地方に伝えて、
 その牛乳でもともとこの辺で使われていた鶏肉を使うというのがルーツです。
・「めんどや」の飛鳥鍋は、今風にアレンジした特製の
 牛乳スープで鶏肉を炊きます。

Q:いただくと、まろやかで、コクがあって、しつこくないですね?
・最初の牛乳のだしと、最後の方のだしとでは、かなり味が違ってきます。
・野菜と鶏肉のエッセンスが出てくるので、最後のスープをぜひ味わって
 いただきたいと思います。

Q:見た感じもボリューム満点、いろんな野菜が入っていますね?
・この野菜は、すべて飛鳥で取れた無農薬の地場野菜です。
・季節ごとに一番おいしい、旬の野菜を使っています。
・無農薬で、元気な土地で育った野菜なので、野菜自体が甘くて
 おいしいと思います。

Q:地鶏もプリプリしていい肉ですね?
・奈良なので、大和地鶏を使っていますが、牛乳と鶏肉と野菜の
 ハーモニーがすごくいいと思います。

Q:バランスが素晴らしいですね。家でも、鍋に牛乳を入れたら
 いいのではと思いますが、難しいんでしょうね?
・牛乳自体も濃い牛乳を使っていますので、市販の薄いものとは
 違いますから、ここへ来て、ぜひ、本場の飛鳥鍋を味わって
 いただきたいと思います。
・牛乳とだしをブレンドしてありますが、あとは企業秘密です
・家庭で作る場合は、鶏がらや昆布でとっただしと、 牛乳を好みの比率で混ぜます

Q:そのスープに入れるものは、何ですか?
・中心になるのが大和地鶏
・あくまでこれが中心だが、その他に、明日香村でとれた
 無農薬野菜と豆腐を入れる
・野菜は、季節によって違うが、今なら、白菜、ほうれん草、
 ブロッコリ、ネギ、カボチャ、キノコ類、ゴボウ

Q:入れる順番は?
・煮えにくいゴボウとカボチャをまず入れます
 ゴボウは、牛乳の臭みを消す作用もあります
・あとは、好みのものを、ゆっくりと入れていって楽んでください
・最後にスープを飲みます。牛乳臭くなく、和風シチューのような味がしますが、
 洋風シチューのようにくどくはありません

Q:おいしく煮るコツは?
・強火でぐつぐつ煮るのでなくて、弱めの火で、トロトロと、
 具を少しずつ入れていくのがコツ

Q:めんどやさんの飛鳥鍋の最大の売りは何でしょうか?
・観光地の食事は高くてまずいというイメージがあるが、めんどやは逆
・全て手作り。おいしくて安全なものばかりを使っています
・リピーターがすごく多いが、それは味がいいなによりの証拠


「めんどや」のメニュー(一部)
飛鳥鍋:3500円(1人前)。
柿の葉ずし、ごまどうふ、一品料理(煮物など)、大人気のわらび餅付き
飛鳥田舎弁当:1500円。
幕の内弁当のような弁当。大根、子芋、山菜など、田舎風の手作り弁当。
柿の葉ずし、わらび餅、フルーツ、おつゆ付き。
旅の味セット:1200円
柿の葉ずし、具だくさんにゅうめん、わらび餅、フルーツのセット。
(値段は消費税別)

営業時間:午前10時〜午後7時。ただし、7時以降も、予約をすればOK。
     売り切れることが多く、7時前に閉店することもあるので、
     午後5時以降に利用する場合は必ず予約を入れてください。
定休日:なし
場所:明日香村岡(明日村役場の近く)
行き方:近鉄橿原神宮前駅から奈良交通バス岡寺前行きで岡戎前バス停下車、すぐ
電話番号:0744−54−2055