哀しい事件が起こりました。

・・・・・・・・今日、この世界のどこかで
ある一人のいたいけな少年の純真な夢が、儚くも消えようとしています。

少年は一つの夢を抱いておりました。
純真な彼が抱くその夢は、とても微笑ましく、そしてとても美しいものでした。






「合コンって楽しいんだよねぇ。」





少年はその夢を頑なまでに信じ、そしてそれを微塵も疑う事はなかったのです。

少年はとても幸せでした。


ところが、事件は起こったのです。


きっかけは、ある掲示板における少年の書き込みでした。


「合コンは楽しいものなんだ!! みんなを幸せにするんだ!!」
その夢をその純真な心で頑なに信じていた少年は、
自分のその思いを、つい、人々に伝えてしまったのです。


大変な事が起こりました。


酸いも甘いも噛み分けた、百戦錬磨のお姉サマ方が
少年の前に入れ替わり立ち替わり現れ、そして少年にこう言ったのです。



「つか、合コンて・・・と最近思うぞ?
 自分のお気に入りがいなくても、くだらん(?)話に付き合わないといかんしさあ。
 ならば。オフ会とかの方が話しの内容も自分に合うし、楽しいと。最近思う。」

「やっても、気使うだけで、疲れるよ〜。友達みんなと飲むのが楽しい♪」



少年は必死に反抗しました。
自分の夢を守るために戦ったのです。
少年は勇敢でした。


「そ、そんなことないやいっ!! 合コンは楽しいもんなんだい!!!」


ところが・・・・・・・


「ふふふぅ〜 ○○(少年の名前)は、まだまだ合コンの数が少ないからだよ。」

「○○も、いーっぱい合コンすれば、きっと何かを悟るのではないでしょうか。」

「合コン=恋愛に繋がる出会い」と言う図式が、全く成立してないって事実を知ってしまった訳ですよ
 かといって、友達も増えないのねー」

「友達ってそんなに出来ないですよね〜。」




唯一、少年の味方になってくれると信じていたお兄さんもこんなかんじでした。



「・・って言うか方向ベクトルがそっちの方、向いてない。。。」



いまや少年は孤立無援フランダースの犬でした。


「パ、パトラッシュ・・・僕のたった一つの希望が・・・・」


少年の夢は、いまやもろくも崩れさろうとしております。

この殺伐とした人間社会にひっそりと咲きかけた、可憐な一輪の花が
いま、儚くもそのつぼみを摘み取られようとしているのです・・・・。





〜少年の心象風景〜



「ねぇママ〜、サンタさんっているのかなぁ???」





「いるわけないじゃないのよ 何考えてんのよ」








・・・・・・・・ねぇママン、サンタさんはいるんだよねぇ??(涙)

・・・・・・・・ねぇママン、合コンって楽しいもんなんだよねぇ???(涙)



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