こんな夜も。 (怒涛の就活編 第4話)

こんな夜も、ある。

就活中の自分というのは、本当に不安定な存在なわけで。

で、昨日までの自分は、はっきしいって、余裕しゃくしゃくのヤツだった。(今思えば)

「丸め込まれる〜」とか、「本当に俺のやりたい仕事は〜」
とか、ぎゃぁぎゃぁぎゃぁぎゃぁ騒いでおきながら、
結局、そーゆー事を言えてたのは、
仕事を選べる立場の人間だった、あるいはそう思いこんでいたからであって。

本日、かなり入りたかったA社が、あえなく落選決定。
堅いと思われていたB社も面接の感触は相当危うし。
もう一つのC社の1次面接も、連絡なし。

もう、どこでもええですから、おらを入れてくだせえ。わんわんっ。って感じである。
こいつは。

そして、崩れていく、自信。
根拠のない自信だけが売り物だった自分の、
自信が、崩れていく。

自らの人格を否定されたような
自らの人生を否定されたような
絶望感。

ついでに、喫茶店で一目ボレした女のコからも、
メールの返事は、なし。

いやー、まいっちまったね。こいつはぁ。


こんな夜も、ある。

つい、長渕の「stay dream」というセリフを聞きたくなっちまうような、
つい、坂井泉水の「負けないで」というセリフを聞きたくなっちまうような、
こんな夜も、ある。


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