Macintosh LC475 ハードディスクドライブ交換

1998年9月16日 CR2電池での代用について
1997年4月20日

Macintosh LC475のハードディスク交換についてfj等でも 未だに質問があるようなので、ここに志田の持っている情報を記します。 いろんな噂がありますが、ちょっとした推理力があれば 誰にでも簡単に分かることです。

疑問点

LC475の内蔵ハードディスク(標準160MBytes)を大容量のものに 交換したいが、「電源容量が足りないためできない」という説と、 「○○というドライブなら大丈夫」という情報がある。 本当のところはどうなのか?

志田の体験

志田は2台のLC475のHDDを交換しました。 一台はQuantum Thunderbolt 540で、もう一台は型番は失念しましたが、 PowerMac6100/66に付いてきた 350MBytesのものです。 どちらももう2年くらいになりますが、今まで問題なく動いています。

本体の電源容量

噂は、自分で確かめましょう。 まず、Mac本体の電源容量を確かめます。 上蓋を開けると正面から向かって右側に細長い電源ユニットが見えます。 これのラベルに、
Output:
   +5V  == 3.75A
   +12V == 0.76A
   -12V == 0.10A
などと3種類の電圧についての電流容量が書いてあるはずです。 上の数字は志田の個人所有LC475(LCIIIからアップグレードしたもの) のものです。 皆さんのマシンについてはそれぞれ確認して下さい。 LC、LCIIおよびそれからアップグレードしたLC475は電流容量がもっと 小さい可能性があります。

例えば、今近くにあるPowerMac6100/66の電源ユニットには、

Output:
   +5V  == 11.6A
   +12V ==  2.5A
   -12V ==  0.5A
とありましたから、LC475の電源は6100/66の約1/3の容量しかないことに なります。 これが「LC475の電源は弱い」という噂の根拠です。

ハードディスクの消費電流

次にハードディスクの消費電流を調べましょう。 上の6100/66に内蔵されているディスクQuantum ProDrive 500のラベルには
    5/12V == 330/300mA
と書かれています。このハードディスクが5Vと12Vの2種類の電圧を必要とし、 それぞれ330mAと300mA消費する、という意味です。 5Vは電子回路に、12Vはスピンドルモータに使われるのでしょう。

判断基準

ということは明らかにいえます。 では、新しく交換したいハードディスクの消費電流が、 標準のものより大きいが、電源に表示されているものよりは小さい場合 にはどうでしょうか。 それは、やってみれば分かります。 +5Vの電流は主にマザーボードで使われるので判断基準になりにくいですが、 +12Vの電流は主としてHDDで使われるものと思います。 従って、概ね ということはいえます。

志田の二例では、540の+12Vは500mA、350は300mAでした。 現在なら1GByte超でも500mA程度のものがあると思いますが、 3GBytes、4GBytesなどの最高スペックの大容量高速ドライブは 無理かも知れません。

言うまでもなく、3.5インチ、1インチ厚という外形的な条件は 満たしていなければなりません。

LC475/PM6100 の電池交換

円筒系の電池は秋葉原のマック関係のお店で売っていますが、割高です。 どこのカメラ屋さんでも売っているカメラ用 CR2 電池で代用できます。 すこし大きめですが、フォルダーには入ります。 蓋はできなくなります。 元の電池の 3.6V に対して、電圧はちょっと低い 3V ですが、 この電池、1V 位まで低下しても動くので、問題ありません。 僕は LC475 二台、6100/66 一台を CR2 に交換しました。
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