学内椅子ウオッチング

1998年2月9日修正

概論

当研究室も含め、多くの研究室では未だに スチールの折り畳みパイプ椅子や、 昔懐かしい灰色ビニール張りの事務用椅子が多く見られる。 人間工学が進歩した今日、 これらは朝のラジオ体操の振付けと同様に時代遅れである。 会議室の椅子に座り、これはいいなあ、 と感じたことはないだろうか。 本皮張りの分厚いクッションはもちろん不必要だが、 人間工学的に正しく設計された良い椅子は贅沢ではなく、 健康と仕事の能率を守るために必要である。 良い技術者、研究者は、注意深く椅子を選び、 環境を整えなければならない。

事務用回転椅子の条件は

である。 さらに、最近は背の傾斜と共に座も動く機構が採用されるように なっている。これには大きくいって の2種類がある。

選び方のポイント。座ってみれば瞭然なのだが、 カタログで選ぶ場合には次の点に注意。

  1. まず写真を見て、座面クッションの中央部が へこみ、後端と左右の膨らんでいること。 このへこみがお尻にフィットする。 配慮されていない椅子では、クッションの真中が膨らんでいる。
  2. 寸法図を見て、座面の奥行きがたっぷりしていること。 420mmを下回っていれば不合格。できれば450mm位欲しい。

機種別評論

以下に、志田が実地に調べた回転椅子について解説する。 一つのシリーズの椅子には肘掛けの有無と、 背もたれの高低(肩近くまで高いのがハイバック、 腰だけを支えるのがローバック)により、 4種類のバリエーションがあるものが多い。 寸法の単位はmmである。