海外で車に乗る

1999 年 8 月 26 日 Mercedes Benz C180 追加

1998 年 9 月 13 日 FORD Mondeo、Oldsmobile Achiva および写真追加


Mercedes Benz C180 Classic 5AT at Deutcheland '99年8月

C180 samnail 去年と同じパターンで,今年はドイツ南部を旅行しました. ロマンチック街道を南下して黒い森を戻ってくるのは3年前と同じですが, 3泊が6泊と長い分,ミュンヘンとライン川によることができました. フランクフルト空港で借りたときは距離計が 12km のまっさらの新車で, 帰ってきたときには 1688 km になっていました. ベンツの新車を乗り回すとは,幸せなことです. 写真は,ミュンヘンのホテルババリアにて.

結論は「模範であるが,別格ではない」ということです. 乗り心地,操縦性は自然で, S70 より明らかに上であり, 指摘するだけの欠点はありません. 乗り心地は,異常によいというわけではありません. 高速道路ではさすがに安定していますが,RWD のためか VW のように 何がなんでも直進するといった感じではなく,もうすこし自然な 直進安定性を持っています. 車体はけして小さくは感じられません. フロントガラス前端が低く,信号の確認がしずらいことがありました.

この車の中でもっとも平凡なのが,4気筒1.8リッター エンジンでしょう.ガーザー回る現代の実用エンジンそのもので, 他社と同じです.ただ,遮音はベクトラやモンデオより良く, 150km/h まで試しましたが,この速度域までロードノイズは直線的に 上昇するだけです. 五段の自動変速機は,一,二速をローギアードにして加速をよくするために 生かされています.実用加速に不満はありませんが,パートスロットルでも レッドゾーン間近の6000rpmまで回ってしまうのでびっくりすることになります. 五速は 37km/h/1000rpm のギア比を持ち,115km/h で 3000rpm 回ります. 快適な巡行速度はこれくらいですが,法定速度 130km/h も可能です. ドイツの道路事情にマッチした性能と言えましょう. ベクトラでは速すぎるように感じたドイツの制限速度も, この車ではちょうど良かったです. シフトレバーはティプトロニックで,こんな簡単なこと 何故今まで気がつかなかったのだろうってくらい使いやすいです. ドイツではとても人気があるようで,見かけた C クラスのうち 大部分が C180 でした.

燃費は悪くなかったです.3回給油しましたが,新車のせいか 入れるたびによくなり,3回目は 12km/l を超えました. 車重を考えればベクトラより優秀です.

全体として,他の車に乗ったときに感じる欠点やくせ,というものを ほとんど感じないで,ごく自然に乗りまわせるという感じです. それは凄いことかも知れません. しかし,逆にいえば,乗った瞬間に感じる何か,とか,走って陶然とする, ようなこともありません. 他社の車と同列に論じられるのが,現代のメルセデスなのでしょう.

FORD MONDEO 2.0 LX 4AT at England, Scotland '98年8月

FORD Mondeo 2.0 ブルガリアで学会の帰り、イギリスで休暇を取りました。 川合敏雄先生御夫妻と 3 人で 6 泊 7 日のドライブ旅行をした車です。 ガトウイックから湖水地方を経由してフェリーでスカイ島に渡り、 ネス湖からヒースローに 1500 マイル走りました。 写真はネス湖にて。

フォードは、大衆車のメーカーで、質感はあまり感心しませんが、 乗ってみると、ボディ剛性やハンドリングは割合しっかりしています。 だからレンタカーを借りるというと、国内では日産、 海外ではフォードならまあ間違いない、という感じです。 Mondeo はブルーバードとセフィーロの中間くらいの大きさで、 ベクトラより半まわり大きい 1.3 トン以上のボディを、 ザーザー回る ZETEC 2.0litter エンジンで引っ張ります。 エンジンに比べて車体の重さを感じます。 フル加速が鈍いわけではないですが、トルクは十分ではなく、 登り坂にかかったとき、かなり深くアクセルを踏み込んでも、 4 速では速度を維持できず、シフトダウンすることになります。 また、ロードノイズは割合大きく、4, 50mph から意識させられ、 70 mph が人間のほうの巡行限界でしょう。 アメリカではリアシートが狭いといわれていますが、 実際には、座面がセダンとしてはやや低いかも知れない程度で、 日本人には十分な広さでしょう。 フロントガラスに熱線が仕込んである車は始めて見ました。 フォードの車としては小さい方から四番目ですが、 まとめてみれば大型大衆車です。

Oldsmobile Achiva at California, '97年8月

Oldsmobile Achiva 2.3 帰国準備のためサンダーバードを売った後、 最後の10日間に使った車で、小柳義夫先生を UC Santa Cruz から California 1 経由 SFO までお送りした。 Pontiac GrandAM とは姉妹車で 四気筒 2.3l エンジン付き。 日本でいったら3ナンバー車なのに、 信じられないくらい収容能力が低く、20インチのテレビが トランクにも後席にも入らず、かろうじて助手席に押し込んだら ドアが閉まらなくなった。 アメリカで我慢車といったらこういう車。 Retzlaff Vinyard, Livermore CA. にて。

SEAT TOLEDO 2.0 Sport at Cotzwald, England '97年3月

Seat Toledo 2.0 Sport イースターにロンドンに遊びに行き、田舎道をモータリング してきました。 SEAT は日本では馴染みが薄いスペインのメーカーで、 以前 IBIZA が300台輸入されて、ずいぶん売れ残ってました。 CG 誌の長期テスト車にもなりましたが。 FIAT の傘下だったこともありますが、 今はVWの子会社で、事実上VWの別ブランドです。 トレドはゴルフ III のシャーシを使った 4dr セダンで、 内装は安っぽくなっています。 ガーガー走る VW 車そのものです。 "Sport"グレードは、195/50R15 タイヤ、リアスポイラ、 ドライブコンピュータが付いています。 平板で硬い椅子のため、VW車とすればあるまじきことながら 半日で背中が痛くなりました。 50 タイヤのせいか乗り心地は荒いですが、良く曲がります。 田舎道のコーナーでも、制限速度(50〜55マイル)程度では、 ただハンドル切るだけなので、あっさりしていて、 運転を楽しむという感じではありません。 ガーというエンジン音は、ベクトラとも似ていますが、 最近のヨーロッパの実用エンジンはみんなこんな音がするのでしょうか。 音質はトヨタのハイメカツインカム並。 4ATのため高速巡航速度は少し高いですが、それ以外は、 日本で乗っているGolf IIとほぼ同じ程度に思いました。

OPEL Vectra 1.6GL at Germany '96年9月

Opel Vectra 1.6GL 1200kgのボディに1.6litter 100ps 4ATなので 日本車の感覚では非力かと思われるが、 少しアクセルを深めに踏み込むだけで、 日本より遥かに平均速度の高いドイツの流れの中でも 不自由を感じることはなく、 車の全性能を発揮して走っているという爽快感がある。 ベクトラはブルーバード/コロナクラスで、 ある程度遮音されているため、 回転を上げてもあまりうるさくないことも利点である。 車体は思ったよりガッチリしているが、 なかでジョイントがよじれるのか、ステアリングを大きく切ったときに ゴクン、ゴクンとすることがときどきあった。 さすがに130km/h前後でロードノイズがかなり高まり、 この辺が実用最高速度と思われる。 車体の重さに比例して、燃費はあまり良くなく順調に走っても 13km/h前後だった。 ドイツは日本並かそれ以上にガソリンが高い。 総じてサイズがほぼ等しいアウディA4よりは一格下と見られる。

アウトバーンは覚悟していったのでそれほどでもなかったが、 一般道路の平均速度の高さにはついていけない。 条件が良ければ2車線道路でも110km/h制限になっている。 観光で景色を見ながらの運転では、追い越させに気を使う。 北海道を一段とパワーアップしたような感じ。

FORD Thunderbird V8 LX at California, '96年9月〜'97年8月

Ford Thunderbird LX '95年型フォードサンダーバードです。 US101の展望所にて。 V8 4.6リッターで205馬力あります。 古いアメリカ車の成り立ちを残しているため、かなりバーゲンです。 同じお金で新車を買おうとすると、 L4 1.6リッターの日産セントラ(サニー)クラスになってしまいます。 いいところは、(1) 後席も狭くなく2ドアセダンとして使えるところ。 (2) ハイウエイでは馬力を発揮するところ、 (3) 重量感があるため自然に加減速を押えたスムーズな運転になるところ、 (4) デュアルエアバッグ、ABSの安全装備を初め、 グラスサンルーフ、パワーシート、オートランプとフル装備なこと。 (4) リッター当たり7-10km/lと燃費が悪くないことです。 日本でゴルフに乗るのと変わりません。 いまいちなところは、(1) 乗り心地がいいという定評にも関わらず、 突起での衝撃がびっくりするほど大きいこと。 (2) ノースヘビーなRWDなのでハイウエイ以外ではすぐ空転すること。 トラクションコントロール付きなのに。 (3) 運動性が悪く、ワインディングロードには向かないこと、です。 町中の取り回しについては、アメリカの道路がかつてのフルサイズを 前提に作られているため、それほど気になりません。 この車はホイルベースが長いのでフルサイズの分類ですが、 車体は当時のインターミディエートかコンパクト相当です。 いままでは小さい車ばかりだったので、大型車の運転にすこし 自信がつきました。

Chevrolet Cavarier at California, '96 年 9 月

Chevrolet Cavarier リバモアについて最初の一週間借りたシボレー・キャバリエです。 アパートの駐車場にて。
アメリカと日本ではボディサイズと車格の関係が違う。 「格」とは何だ、そんなものに惑わされるなという意見もあろうが、 ヨーロッパ及び日本では、現実問題として、遮音などボディの作りの 丁寧さは車のサイズとかなりの程度連動している。 しかし、アメリカでは車格とボディサイズの関係が壊れていて、 同じ大きさでもシボレーのような安物とBMWのようなプレミアムカーが ごっちゃになっている。 その安物を日本に持ってきて、大きいもんだから高級車と思うと、 大きな勘違いである。 このキャバリエは、大きさはギャラン、カムリ並だが、 その会社が作っている最小の車という位置づけにおいても、 見ても、乗っても、ターセルである。 これを日本で売ろうとはトヨタも無理なことをする。

ISUZU Trooper at Hawaii ('94年8月)

ISUZU Trooper ハワイ島で、マウナケア山の山頂へ「すばる」工事現場を 見に行くために借りる。ビッグホーンと同じ車だと思う。

Ford Mastang at Hawaii ('94年8月)

ハワイ島で借りる。マウナロアの溶岩原を走る。 西洋のバスタブに浸かりながら運転しているような感じで、 車両感覚の悪さは危険を感じるほどだった。 直4 2.3リッターエンジン付き。

Pontiac GrandAm at New Mexco('93年9月)

アルバカーキで、納車された直後のまっさらの新車を最初に借りた。 アルバカーキとサンタフェを結ぶトルコ石街道にて。 可もなく不可もない印象の薄い車。 何も考えなくとも普通に走る。 だが、鼻が長い、高速直進性がいまいち、天井が低い、 と子細に見ていくとどんどん点数が下がっていく。

Toyota Tercel at Los Angeles ('93年9月)

ロサンゼルスで借りる。アルバカーキから移動してきて グランダムから乗り換えてもほとんど落差を感じなかった。

Ford Escort 4dr at San Francisco

('92年9月) 山田新一先生と San Francisco 市内を走り回る。 写真は金門橋のたもとの展望台にて。 中身はマツダファミリア。 操縦感覚がなんとも不自然でやり切れなかった。