生活日記7月(2年目)

2003年07月30日

 8月にアメリカ北東部のクリーブランドというところにあるCleveland Clinic(心臓血管外科ではアメリカNo1)にマイクロサージェリーの研修に行くことにしました。研究もひと段落し、乳房の手術もはっきりいって新しいことが少なくなったので、この際、マイクロの技術のブラッシュアップのために行こうと決めたのです。8月から病棟当番も免除してもらい、帰国体制に入っているために出来る芸当です。期間はたったの2週間ですが、月曜から金曜までびっちりであるので、十分かとも思います。



2003年07月28日

 今週末は病棟です。久しぶりの病棟当番ですが、そろそろ帰国の日が迫っているので単純な仕事もまた楽しいです。病棟をやる度に大きな問題となるのが、退院のタイミングです。怒涛のごとく次から次へと患者さんが入院してくるので、術後の患者さんを十分に見切る前に退院させなくてはいけないのです。これがなんといってもストレスです。もっとも我々もさすがに慣れているので、実質問題はないですが、、、。必要とあらば近くのホテルに滞在してもらい、通院してもらうこともできますし。日本では考えられないようなやり方です。病院のすぐ側のホテルから通うのであれば、普通であれば、入院していたいと患者さんは思うところだと思います。病院側の事情を理解してもらって協力してもらっているというのが実情です。また、実際には保健の問題でホテルをむしろ希望する患者さんもいます(プライベートの患者さん)。
 ですから、病棟の仕事はいつでも退院のアレンジに明け暮れています。



2003年07月26日

 バカンス開始。いよいよこの時期がやってきました。街中を歩く若い人の露出度も急上昇し、テレビでもやたらと水着美女が増えてきました。バカンスの到来です。7月から8月は、多くの人が2週間から4週間ぐらいの休みを取り、南イタリア方面へ民族大移動をします。ミラノのような経済都市は機能が麻痺してしまいます。既にこの週末は街中の車の数が激減しています。路駐も簡単に場所を見つけることが出来ます。去年はミラノが空いていて個人的には結構気持ちが良かったのを覚えています。今年も同じように感じるのでしょうか。
 今年の情報は、ミラノでは、病院も休むということです。ほとんどの私立病院(医院クラス)は休みです。また、大きな病院でも減床して必要人員の削減を図ります。ミラノに限らずイタリア全土でこの調子なので、ある意味危険な時期かもしれません。それにしてもみんながみんな休むこの習慣、日本に入ってくるでしょうか?それとも永遠に日本には入ってこないでしょうか?議論が別れるところだとは思いますが、まとまった休みを取るという習慣そのものはやはりいいのものではないかと思います。



2003年07月21日

 今週末もスイスの山に行って来ました。今回はツエルマットです。これで3回目で、僕は毎年行っていることになります。今回はたったの一泊二日でしたが、、、。今回は特に何をするというわけではなく、山の空気を吸いに行って来ました。7月は毎週スイスの有名どころに行ったこととなります。日本のツアーであれば一回で回ってしまうであろうところを毎週末せっせと通いました。ある意味無駄が多かったように思います。相当時間移動に費やしました。
 それにしても、そろそろ単なるアルプス見学も卒業で、登山をしたいと思うようになって来ました。このイタリア留学中に、夏はイタリア内のドロミテ、スイスの2箇所の有名どころ(グリンデルワルトとツエルマット)とフランスの有名どころ(シャモニー)に、冬もスキーでアルプスのイタリア側で数箇所行ったので、アルプスに関する知見がかなり広がりました。それにいずれも自分の運転で行ったので、ヨーロッパの距離感みたいなものも感じ取ることが出来ました。今回のミラノ留学を機にはまり込んだアルプスの山(ドロミテも含む)ですが、実は日本では山に行ったことは、スキーを除きほとんどありませんでした。でも今は山に行くことは自分の中でいわば習慣のようになりました。面白いものです。



2003年07月18日

  論文もほぼ完成し、残りの期間はここで学んだことのいわば復習のような期間に当てたいと思います。いよいよ帰国の日が近づいてきました。



2003年07月17日

 クロンボの国。この時期イタリアではみんながみんな日焼けして黒くなります。早い人では3月くらいからlampada(日焼けランプ)を開始し、早々と赤黒い顔で現れます。この習慣はまさに老若男女を問わずで、ある朝50歳くらいのベテランの麻酔科医が真っ赤な顔をしているので、どうしたのかと訪ねると、「昨日lampada をやったのよ。」と返ってきます。2週間程度の休みを取った時には、これでもかというほどみんな黒くなって帰ってきます。本当に日焼けはこの国の文化なのです。若い女の子もまったく躊躇せずに日焼けに邁進しています。日本での美白ブームなどとはまったく関係のない別の文化がここにあります。日焼け用のランプが非常に安くできるというのもこの国の人たちに日焼けがいかに広く浸透しているかを物語るものです。スポーツジムには必ずランプがあり、廉価でそれを使用できるのです。確かに日焼けをすると男性は精悍に、女性はセクシーに見えます。しかし、それにしても限度というものがあると僕なんかは思います、、、。仮に冬の頃のみんなの顔と今のとを比較したら、一様にみんな顔の色が変化しているはずです。本当に面白い習慣です。



2003年07月15日

 まったく論文病に冒されたような毎日です。この日記を書く時間もありません。週末の旅行が唯一の楽しみです。



2003年07月13日

 今週末はまたまた山に行ってきました。フランスのシャモニーです。2年前にハイキングツアーできたことがありますが、あまりのミラノの暑さに今回は涼を求めて行ってきました。冬に行ったクールマイユールから12kmほどのモンブラントンネルを通ってすぐに着きました。ミラノから車で3時間です。14日のフランス革命記念日のために、フランス人にとってはこの週末は3連休だったため、非常に混んでいました。町は暑くちっとも快適ではありませんでした。ゴンドラで昇った山の上でやっと涼しい思いを出来ました。生活風景に写真を載せます。



2003年07月09日

  先月から論文の追い込みで大変忙しいです。論文のことで頭の中が常に占拠されています。ミラノは相変わらず暑く寝苦しい日が続いています。なんとか今月中にひと段落させたいのですが、、、。



2003年07月05日

 今週末は家族とグリンデルワルトに行っていました。僕にとっては二回目です。ミラノからは決して近くはないのですが、どうしてもまた家族に見せたくて連れて行きました。今回は山歩きはなしのいわば山見学のみです。天候にも恵まれとても楽しかったです。生活風景に写真を載せます。





トップへ
戻る