人情もお天気

後八十一 飽諳世味


ミーム様編 
世間の酸い辛いを味わい尽くしたらやねえ・・・
人の心が雨になろうが、嵐となろうが、勝手にさせとこう・・・
気にするのもめんどくさいわ。。。

人情を知り尽くせばね、馬鹿と言われようが、アホと言われようが、
はいはい、そのとおりです、とうなずくばかりやよ

掲示板にカキコして頂きました
ミームさん♪
どうもありがとうございました


歩@庵主編     ワタシのは・・・やはり駄意訳ですが。ミームさんに奉げます
人の生や人の情が

甘いや
辛いや
酸っぱいや
言うてるうちは

他人の冷たさや
他人の暖かさが
気にかかるんや

でもな

それらを
お天気と考えてみぃ

明日のお天気をウダウダ悩む?
面倒なこっちゃで

雨は降る時に降るし
雪は降る時に降るし

悩んでもどうしようもないやん

な、そう考えてみぃひん?

ほんなら
何も気にかからん

アホや
バカや
ゆわれても

ワタシの独断と偏見の大幅意訳です・・・



2002.06.06作成

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読み下し文

世味(せいみ)を飽き諳(そら)んずれば、
覆雨(ふくう)翻雲(はんうん)に一任して、
総て目を開くぶ慵(ものう)し。
人情を会(え)尽くせば、
牛と呼び馬と喚(よ)びに随教(ずいきょう)して、
ただ是れ点頭(てんとう)するのみ。

白 文

飽諳世味、ー任覆雨翻雲、總慵開眼。
會盡人情、隨ヘ呼牛喚馬、只是點頭。