五十五 花居盆内
野の花を植木鉢に植えると
元気ではなくなってくる
野の鳥をカゴで飼うと
自然じゃなくなってくる
人間の手が
野生を奪ってしまうんや
ワタシは思うんや
おのれの運命の中で
生きて死んでいく
自由な鳥が一番しあわせやって
咲いて枯れていく
自然な花が一番キレイやって
のびのび悠然と自分らしく
ナチュラルに生きるて
いろんな押し付けのがなく
ストレスの存在しない世界
ホンマ楽しそうに見えるんや
ストレスがないと、進化しないと聞いたけど
ワタシはストレスで胃が痛くなるほど
頑張ったりとかして進化したくないです。はい
ワタシの独断と偏見の大幅意訳です・・・
2002.02.19作成
読み下し文
花、盆内(ぼんない)に居れば、終(つい)に生機(せいき)に乏しく、
鳥、籠中(ろうちゅう)に入れば、便(すなわ)ち天趣(てんしゅ)を滅す。
若(しか)ず、山間の花鳥、錯(まじ)りに集まって文を成し、
■翔自若(こうしょうじじゃく)、自(おのず)から是れ悠然(ゆうぜん)とし会心なるは。
※■(皐+羽)です
白 文
花居盆内、終乏生機、鳥入籠中、便滅天趣。
不若、山間花鳥、錯集成文、■翔自若、自是悠然会心。