伊州歌
無名氏
聞道黄花戍
頻年不解兵
可憐閨裏月
偏照漢家営
打起黄鶯児
莫教枝上啼
啼時驚妾夢
不得至遼西



噂聞いてん
アンタの赴任先の黄花の町
激戦地区の企業戦士は
ずうっと休む暇もない

あんなアンタを
私は自宅で一人待ってるねん
なぁお月さん
可哀想に思うやろ?

せやからお願いしてエエ?

アンタが
ちょっとだけでも
安心して眠れるように
アンタの夜を
明るぅ照らしてぇな


ウグイスを追い払ぉて
うるさい!啼くなって


ホンマにもう!
夢が醒めてしもぉた
せっかくエエ夢見てたのに


あともうちょっとで
アンタに会えるトコやったのに

2003.09.09作成
ピンとこないんで変えました
感覚で意訳してます・・・
笑って許してくださいね

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参考図書
唐詩選(中) 前野直彬さん注解(岩波文庫)