『我愁從何来』

この漢詩は高啓(こうけい)どん です


我愁從何来 秋至忽見之
欲言竟難名 泯然聊自知
汲汲豈畏老 棲棲★嗟卑
既非貪士歎 寧是遷客悲
謂在念歸日 故郷未曾離
謂當送別處 親愛元無■

初將比蔓草 タ露不可萎
又將比煙霧 秋風未能披
藹然心目間 來速去苦遲
借問有比愁 於今幾何時

昔宅西澗濱 尚樂山水奇
茲還東園中 重歎草木衰
闍薯N我顧 惟有愁相隨
世人多自歡 遊宴方未疲
而我獨懐此 徘徊自何爲

注)
  ★ 言+巨
  ■ 揆の手へんの代わりに 日 



悩みはどっから来るんや?

秋はいつも悩むんや

なんや これ?
なんて 言うんやろ?

ぼんやりしてて
よぉ分からんような
せやけど
なンかあるねん

べつに
仕事やけど それに追われてるわけちゃう
イライラもしてないし
べつに
ヒラやけど 生活に困ってるわけちゃう
ゼンゼン悲しくもないねん


貧乏で苦しいわけちゃうし
左遷で悲しいわけちゃうし

ホームシックちゃうねん
生まれてずぅっとココに住んでるし

送別の席?
そんなん一回もないねん


「蔓草みたいなワタシ」
そんなタトエはあてはまれへん
「夜露に枯れるワタシ」
う。似合わへん

でも
何かなぁ

秋の風が吹いても
心の中のモヤモヤを晴らしてくれへん

目が見えへんような不安・・・


こんな不安が
こんな憂鬱が
心に巣食うてたんやろか?
いつからや?

昔は
大自然の山川
清涼な空気と水の中に住んでた

今は
都会に戻ってきたんやけど
木や草が
しょぼくれてるんが悲しい
誰もやってこない静かな家
ワタシだけが悲しい

世間の人は
毎日、浮かれ楽しんで
疲れをしらんように遊んでる

ワタシだけ
憂鬱やねん


何をしたらエエんか
何を探してるんか
何を悲しんでるのか

あてもなく
一人
人生を足掻いてるんや
2002.08.12作成


ピンとこないんで変えました
感覚で意訳してます・・・
笑って許してくださいね

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参考図書
「中国名詩選」松野茂夫さん編(岩波文庫)