『秋思』

この漢詩は張籍(ちょうせき)やんです

秋思

手紙
洛陽の城下町に
秋風が吹いた

故郷に手紙を
書こうと思う

でも
色んなことが
ツラツラ出て
言い足れへん
気がしてアカン

飛脚が
出発する直前
また封を開いた

都会で
木枯一号が吹いた

イナカの
おかぁちゃんに
手紙書こかと

でも
寂しゅうて
色んな想い
溢れて来て
思うように
書かれへん

郵便屋さん
手紙の収集に
来てるんやけど

もぉ一回
開封してもぉた

2001.11.08

ピンとこないんで変えました
  感覚で意訳してます・・・
   笑って許してくださいね

表紙に戻る


『秋思(しゅうし)
洛陽(らくよう)城裏(じょうり)秋風(しゅんぷう)を見る
家書(かしょ)を作らんと欲して意万重(ばんじゅう)
復(ま)た恐る怱々(そうそう)として説(と)き尽くさざるを
行人(ぎょうじん)発するに臨んで又た封を開く