『歳杪放歌』

この漢詩は李攀竜(りはんりょう)くんです

歳杪放歌

アンタはアンタでエエ

ずぅーっと仕事してきたんやけど
     さいきん全然アカンねん

いままで色々勉強してきんやけど
     相も変わらず滅茶苦茶や

なぁ、ゆっくりのんびり行こうや
     身体は大事にしようや
なぁ、自分のタメだけに
     にごり酒買うて飲もや

誰が言うてんねん
     サラリーマンが楽やって
  アンタみたいに
     仕事辞めるんも悪ないで

どこにでも
  人間関係冷たいや篤いやあるけど
 アンタみたいに
  閉じ篭って人と付き合わへんのも
           エエと思うよ

 人間関係、下手クソでも
  流行の歌、歌えへんでも
   ゆったり生きてる
     ほんまアンタはエエ感じや


色々と、ピンとこないんで変えました
もちろんサラリーマンじゃぁありません
 ホンマは官吏です
 でもやっぱりサラリーマンの方がしっくりくるしね
まぁ。その他も遊んでます
 感覚で意訳してます・・・笑って許してくださいね

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『歳杪放歌(さいびょうほうか)
終年(しゅうねん)書を著して一字無し
中歳(ちゅうさい)道を学んで仍(なお)狂夫(きょうふ)
君に勧(すす)む 高枕(こうちん)(まさ)に自ら愛すべし
君に勧む 濁醪(だくろう)且に自ら沽(か)うべし
何人(なんびと)か説(い)わざる 宦遊(かんゆう)は楽しと
君の如く官を棄つるも復(ま)た悪しからず
何れの処(ところ)か説(いわ)ざる 炎涼(えんりょう)有りと
君の如く門を杜(とざ)すも復た妨げず
縱然(たと)え疎拙(そせつ)にして時調(じちょう)に非(あらざ)るも
便(すなわ)ち是(こ)れ悠々(ゆうゆう)亦(ま)た長(ちょう)ずる所