『幽居』

この漢詩は韋應物(いおうぶつ)さんです

リタイアの勧め
社長も平社員も身分はちゃうけど
家を一歩出たら仕事に追われてる

オレは地位もお金も
なんもかんも欲しないんや

せやから
社会からの
計画的ドロップアウト
あこがれの隠居生活
開放感と自由な生活

ゆうべの小雨が春の命を育む
山奥の我が家に朝日がのぼる
雀のさえずりが聞こえてくる

ある日は道士と二人で話し
ある日はキコリと山を歩く

それだけや
人との交わりの全てやねん

エエねん
オレは世あたり下手くそや
心に無いベンチャラも

上司の顔色見るんも
苦痛やねん
そやから
この生活が一番楽やねん

世間の成功
バカにしてるんとちゃう
人それぞれ
それでエエやん

(な、かまわんとって)
2001.12.29作成



ピンとこないんで変えました
感覚で意訳してます・・・
笑って許してくださいね

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幽居(ゆうきょ)
貴賎(きせん)は等(とう)を異(こと)にすと雖(いえど)も
門を出(い)でては皆(みな)営(いとな)むこと有り
独り外物(がいぶつ)を牽(ひ)く無くして
此(こ)の幽居(ゆうきょ)の情(じょう)を遂(と)ぐ
微雨(びう)夜來(やらい)を過(す)ぎ
知らず 春草(しゅんそう)の生(しょう)ずるを
青山(せいざん)忽(たちま)ち已(すで)に曙(あ)け
鳥雀(ちょうじゃく)舎(しゃ)を繞(めぐ)りて鳴く
時に道人(どうじん)と偶(ぐう)し
或(あるい)は樵者(しょうしゃ)に随(したが)い行く
自ら当(まさ)に蹇劣(けんれつ)に安(やす)んずべし
誰か世栄(せいえい)を薄くすと謂(おも)わんや