この漢詩は李賀さまです
無題 タイトルも思いつかない(T^T) |
南の山は 何故こんなに悲しい? 薄気味の悪い亡者の雨が 無人の街の枯草をぬらす 大都市の深夜 秋風が人々の命を吹き消す 彷徨い歩く薄暗い細い道 ざわめき揺れる青いクヌギの道 月は中天 影のない木々 ただ月の光だけを映した山 死者が花嫁を迎える 鬼の火 深い墓穴に乱れ飛ぶ 蛍の光 |
2001.11.10 |
感覚で意訳してます・・・ |
『感諷(かんぷう)其の三』 |
奇南山(なんざん)何ぞ其れ悲しきや 鬼雨(きう)空草(くうそう)に灑(そそ)ぐ 長安(ちょうあん)夜半(やはん)の秋 風前(ふうぜん)幾人(いくにん)か老ゆ 低迷(ていめい)す黄昏(こうこん)の逕(みち) ■■(じょうじょう)たり 青檪(せいれき)の道 月午(ご)にして樹に影無く 一山(いっさん)唯だ白暁(はくぎょう) 漆炬(しっきょ)新人を迎え 幽壙(ゆうこう)蛍擾々(じょうじょう)たる |