SCANDINAVIAN WEAVING - スウェーデン絵織物 - Produced by Atelier Anchorpeg

ギャラリーではお客様のご希望とご予算に応じたオーダーメイドのスウェーデン絵織タペストリーなどを取り扱っています。またアトリエオリジナル作品も多数揃えています。

スウェーデンは実は、トップクラスのウール繊維の産地であることはそれほど知られていないかもしれません。厳寒の北欧で育った羊から取れるウールは、保温性に優れ、加工法も自然の保温機能が失われない製法が用いられており、高級羊毛品には欠かせない素材です。スウェーデンの織物は勿論、そんな素材の特性を活かして伝統的な技法で、代々母から子へと受け継がれてきたものです。


絵織物 1  フレミッシュ古典絵織り 【Flamskväv】
こちらはグッと趣の違う織物になります。以下のものは古典作品の複製になります。中央にいるのは「一角獣」SWEDENの古典には数多く登場します。回りを取り囲む花とのバランスが面白いですね。フランスのゴブラン織りに比べて、ユーモラスな感じがします。あまり宗教画っぽくないからかも知れません。古典作品はあまり色数も多くないのですが、使う糸がとても細いので、1時間織って1〜2センチしか進みません。25X30ぐらいで1ヶ月はかかってしまいます。「ロング ショート ロング」という独特のテクニックを使います。


絵織物2 フレミッシュ絵織 【Flamsk】
木の枠の上下に釘が5ミリ間隔で打ってあるだけの簡単な織機と、糸をすくって行く為の小さなStickだけで製作していきます。創作日数が長く、お値段もサイズにより都度お見積りとなります。
参考価格:はがき大1枚分で約5万円です。額装またはパネル仕上げ。

ボートハウス ボートハウス 羊達



ブンデン ルーゼンゴング織り 【Bunden Rosengång】
可愛らしい模様や小人が横一列に並んでいるタペストリーなどに観られる技法です。方眼の目を利用して自分でデザインを起こす事も出来ます。「ブンデン」と付くと後に記述する「ルーゼンゴング」とはかなり趣が違って来ます。ペダルの踏み方は1通りしかありませんが、色を変えて行く事で人物や花、あるいは幾何学模様を作って行く事が出来ます。横糸のみでしっかり織りこんでありますので、かなり厚地に仕上がります。下記の先頭の画像のテーマは「ハリーポッター」ですが、この作品に並んでいるのはハリーポッターをテーマにしたキャラクターで、「トムテン」というスウェーデンの有名な森の小人の柄なども好まれて使われるテーマの一つ。

ハリーポッター ハリーポッター トムテとトナカイ サンタ
羊飼い クリスマスI クリスマスII クリスマス



ルーゼンゴング織り 【Rosengång】
日本語に訳すと「バラの道」という意味になります。古いスウェーデンの織物にも多く見られます。色彩とペダルの踏み方によって、様々なバリエーションが生まれ大変面白い織物です。


ムンカベルテ織 【Munkabälte】

異なる色の縦糸に使い、縦糸が飛ぶことによって模様を表現する技法。一部のタペストリー、ランナーやマットなど、比較的薄手のものによく見られます。



トスカフト織 【Tuskaft】

同系色の毛糸を用いてグラデーションを付けながら織り上げたシンプルなイメージの織物使われる毛糸の量も多く、とても重厚感があり、ウォールハングなどのタペストリーとして最適です。


その他の作品
スウェーデンにはその他数多くの絵織技法(Kypert, Sållväv, Röllakan, Hålkursなど)があり、それぞれの特長を活かした作品も数々あります。


Sweden Home Gallery
スウェーデンホームギャラリー
北欧インテリア&ライフスタイル

東京都町田市東玉川学園2−28−24
TEL:042−710−1618
お問合せ先