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串本町と大島

紀北の見どころ
紀中の見どころ
紀南の見どころ
 紀伊半島の南西岸に位置する串本町は、沖を流れる黒潮の恩恵を受けて豊かな魚場に恵まれ、南紀屈指の漁港のひとつです。「ここは串本 向かいは大島 中をとりもつ巡航船…」と、串本節にも歌われる大島は、串本の沖合い1.8kmに浮かび、今も巡航船が往き交い、島の至るところでは亜熱帯植物が群生しています。本州に近接する大島は、亜熱帯植物の研究にはとても都合のよい場所で、島には京都大学亜熱帯植物実験場があります。
 また、島には『日米修好記念館』があります。これは、ペリーの浦賀来航を遡ること62年前に2隻のアメリカ商船が大島に来航し、乗組員が上陸したという史実が公文書に記録された日米間の最初の接触であったことを記念して建設されました。
 温暖な串本と大島周辺の海は、1年中ダイビングが楽しめる国内屈指のダイビング・スポットとしても有名で、テーブルサンゴの棲息地としては北限といわれ、透明度の高さや、豊かな生態系とあわせ多くのダイバーの人気を集める海でもあります。
橋杭岩と弘法大師
 串本町には、弘法大師が大島に渡るとき、その法力で鬼を使い、串本と大島を結ぶ橋を作ったという言い伝えがあり、今残る橋杭岩はその橋の杭であったと伝えられています。島には、石造りの灯台としては日本最古の灯台、樫野崎灯台が建っています。樫野崎灯台の敷地には、この灯台を建設したイギリス人技師が植えたといわれる水仙があり、12月〜3月まで美しく咲き乱れます。

トルコ軍艦遭難の物語

 明治23年(1890)、トルコ皇帝の特使を乗せた軍艦エルトゥールル号が、東京からトルコへの帰国途中、暴風雨のため大島沖で難破し、581名の命が奪われました。このとき、エルトゥールル号の乗組員が樫野崎灯台の灯台守に助けを求め、この灯台守からの急報を受けた大島の人たちは嵐のなか生存者の救出に尽力したそうです。
 遭難の翌年、犠牲となった人々の慰霊のため、大島の太平洋を望む地に遭難碑が建立されました。現在では慰霊碑とエルトゥールル号の模型や遺品・写真などが展示された『トルコ記念館』が建っています。

潮岬灯台
大島の対岸には本州最南端の岬、潮の岬があり、そこには日本でも最大級の灯台、潮岬灯台がそびえます。
橋 杭 岩
トルコ軍館遭難の碑
潮 岬 灯 台