〜 迎 春 〜  

作品製作・文 千葉美智子
 百花歳歳をご覧の皆様、 新年 明けまして おめでとうございます。

 
昨年はほんとうに自然災害の多い年でした。何時(いつ)何処(どこ)で起こるかわからない自然災害、決して他人事とは言えません。
 2005年が皆様にとって災い無く良い年でありますようお祈り致します。

 本年もどうぞ宜しくお願い致します。
                                    千葉美智子
 お正月用に ピンク色のチューリップを買いました。 季節は冬、外はまだまだ寒い日が続き、吐く息は白く雪も降ったりするけれど、花屋さんにチューリップが並ぶと 「 あぁ 春はもう間のなくやって来るんだわ。」 と思います。
橙、黄、薄紫の単色のチューリップもきれいですが、今日は複色のものを選びました。
一枚の花びらの中心部分が濃いピンク色、そしてそれを囲むように淡いピンク色になっています。色のグラデーションがとっても美しいチューリップです。
 さぁ、さっそく飾りましょ!器ははピンク色に良く合う濃い色目のグリーン。
春の陽光を感じて花が大地から溢れ出てくるような、そんな様子を思い浮かべました。 
 元気に咲く花のように今年も明るく行きましょう!!
 別名はウッコンコウ、ユリ科の球根草。
中央アジア、北アフリカ原産。
一重咲き、八重咲き、ユリ咲き、パーロット咲きなど驚くほど沢山の形や色のものがあります。
 花瓶に一輪だけ挿すのも素敵、控えめな華やかさがあります。
 毎年元日の朝は 美味しいお雑煮に舌鼓を打ちます。我が家の雑煮の味はと言えば、京風と関東風。今年は京風で来年は関東風という具合に、二つのものを一年おきに味わっています。
 京風と言えば、甘味のある白味噌に丸餅を使い、一緒に煮込む野菜も丸みを持たせて切ります。「争い事がなく、物事すべてが丸く収まるように。」という思いが込められているそうです。
 そして関東風は、醤油ですまし汁を作り角餅を使います。私にとっては小さい頃から慣れ親しんだ味です。
最近やっと母の味に近づいてきたようです。
京  風
関 東 風
丸餅
京風白味噌
大根
にんじん
ごぼう
八頭芋
油揚げ

角餅
醤油
かつおだし
鶏肉
大根
にんじん
ごぼう
三つ葉

 煮立てた汁の中へ丸餅を入れて煮込みます。白味噌と餅で汁にとろみがついてとっても美味しくなります。
 煮立てた汁の中へ焼いた角餅を入れます。野菜と鶏肉の旨みが出た汁は餅に良く合うんです。
 お雑煮の味付けや使う材料は、地域や家々によって違いがあります。その土地の産物を使ったり、また文化なども関係しているようです。広島ではハマグリ、香川では餡入りの丸餅、長野ではブリを入れるとか。貝は運が開ける、八頭芋は人の頭になる(人の上に立つ)、にんじん、大根などの紅白の野菜を使うなどなど入れる具材にも意味があるんですね。
お ま け
 2004年12月31日、お昼頃から雪が降り始めました。大晦日に東京で雪が降るのは21年ぶりだとか。
しんしんと降る雪は外のざわめきを吸収し、静かに町を包みこみます。
しっとりした大晦日もいいものですね。
チューリップ
元旦前日、東京の空は雪模様でした。