ちょっと長いあとがき

 

 ネルフトップ2コメント特別編

 「今回は中編成でお送りした『LUPIN THE THIRD CHILDREN』。長いタイトルだが内容もだいぶ引きずったようだな。ところで冬月、

  おまえの感想はどうだ」

 「………………」

 「フッ、そうか。うれしさのあまり、言葉も出んか」

 「……私の…私の築き上げてきたものが………」

 

 冬月先生の築き上げてきたものって何?(爆)

 どうもです。そろそろ面の皮も厚くなりつつある(^^;こうちのMMです。

 今回はちょっと思うところがあって、あとがき別にしてみました。模型用語で別パーツ化ってヤツです(笑)

 投稿作品の身分でわざわざこんな事までして書くような内容でもないんですが、好きなんですよ、「あとがき」って。

 そういうわけで以下の文にはちょっと自己満足とか言い訳みたいなものが出てくると思いますので、以下自己判断で進んで下さい(^^;

 事の発端は、同じこのサイトに投稿されている睦月さんに、半年以上も前に頂いたネタでした。

 あまりにも美味しそうな(笑)そのネタに手を出したは良かったが、僕自身パロディが未経験だったため、どう手を付けていいのか悩み、

書き始めた時点では、設定やキャラ割り当ての異なる二つの話を考えていました。

 一つはルパンや次元、銭形といった元ネタの記号的要素に乗っ取って独自の話を進めるものと、もう一つは元ネタの話の筋書きをそのまま

エヴァの世界に当てはめようというもので、当初は「カリオストロの城」をまんまトレースしようと考えていました(←身の程知らず)

 ルパン→シンジ、五エ門→トウジというのは変更なしですが、以下の配役が投稿したものとは全く異なり、次元→アスカ、不二子→カヲル、

銭形→ミサトとなっていました。この時点ですでに破綻しているようにも見えますが(^^;

 ついでに言うと、カリオストロ伯爵→ゲンドウ、ジョドー(執事)→リツコ、グスタフ(衛兵、衛士って呼ばれてるらしいが)→加持と

いったところです。冬月先生は名もなき偽札作りの士官でゲンドウに叱られるだけの役柄でした(笑)そして、薄幸のヒロインクラリスは

もはや言わずもがな、問答無用でレイちゃんですね。彼女は話を書くことになった時点からこのポジションを譲っていません(笑)

 最初の方こそ面白いように書き進めていたのですが、やはりエヴァの世界観で元ネタ通りに話を進めるのは難しく、加えてルパンのあの

陽気な(?)性格をシンジに当てはめたときに違和感バリバリだった事もあって、結局初めの方法で書くことになりました。

 そして無事書き上げることができたこの話、いかがでしたでしょうか。

 元ネタの設定をやや引っ張りすぎたところもあって(例:トウジなぜいつも行方不明説(^^;)いつもながら反省する点も多々ありますが、

自分的にはうまくまとまってくれたんじゃないかな、と(出た!自画自賛!(^^;)

 この話のテーマは一応「情けないルパン(笑)」ですが、主人公であるシンジ以上にゲンドウと冬月先生にスポット当たりすぎという

ツッコミもありますが、これはこの話の裏テーマが「がんばれ中年ヲヤジ」だからいいんです(笑)

 あと、話の最後あたりのゲンドウと裏ヒロイン(笑)ヒカリのシーンと、直後のシンジとレイの絡みのシーンはそれぞれ

ルパン三世本編からのパロディです。いいですよ〜宮崎作品は、ぜひご覧になって下さい。

 最後に、素敵なネタを提供してくれた言葉の魔術師(いやほんとに)睦月さんと、多忙な中、寛大な心でこの話を掲載して下さったNAC様、

わざわざここまでお読み下さった皆様に感謝です。ありがとうございました。

こうちのMM

 

               


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