昨年末(2001年12月23日)にアメリカ合衆国フロリダ州ジャクソンビルへ出張していた雌兎の友人が、非常に興味の有るお土産を買って来ました。

その名は
「AFTER DETH SAUCE・・・XXX HOT(アフターデスソース)」
「CRAZY JERRYS MIND BLOWIN HOT SAUTH]


写真の左側が
「CRAZY JERRYS MIND BLOWIN HOT SAUTH]

キャップ部に、ピンクの脳みそが付いているのが可愛い。
パッケージも頭が爆発する絵が描いていある。

写真の右側が
「AFTER DETH SAUCE・・・XXX HOT」

これには、髑髏のキーホルダーがおまけで付いていた。
パッケージには髑髏が炎の中で、唐辛子を持っている絵が描いて有る。

どちらも、内容物がどろりとした濃赤色をしている。

実はこの二つ、受け取った時には、左図の様なビニール袋に入れられており、しかも2重にしっかり封入されていました。

どんな物をプレゼントしてくれたのか物か見て見る為に袋より取り出して瓶のラベルを見て笑っていたのですが、その内目がだんだん痛くなってきました。

例えるならば、タバスコを掛けたピザを食べている時に、額の汗をを拭おうとして、不用意に目の中にタバスコ付きの手が入ってしまったような痛さを覚えたのです。

まだ開封もしていない内にです。

これには流石に驚きました。

しかも、時を同じくして雌兎の友人で、このアフターデスソースを手に入れて試した人がいました。
その人の前評判がまたこのソースへの恐怖を倍増させてくれました。

以下は某BBSより抜粋です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
アフタ-デスソ-ス!たまたまカレ-だったのでタバスコ気分で
パッパッと振り掛けて一口食べて・・・
「うおおっ!しゃれになんね-!!!」「なんだこりゃ!!」と叫びまくり。
辛いを通り越して胃が痛いです。これを劇物と呼ばずになんと言いましょう。

「食材にDEATHが付いてるのが遂に出たか!(笑)」

正味期限24ケ月だけどとてもそれでは無くならないでしょう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

こんな事書かれては、いくら辛い物が大好きな雌兎でも、封を切るのを躊躇ってします。
しかし、折角自分のHPを持って、何かコンテンツを増やしたいと願っていたので、H14年1月12日にそのソースを試してみる事にしました。

今回用意したのは、スパッゲティーミートソース。

まず最初に試してみたのは、「AFTER DETH SAUCE・・・XXX HOT」です。

封を開けると、強烈開けると強烈な刺激臭がして、嫌が応にも辛さを体験できる。

スパゲッティーの上にぽたぽたと垂れるそれは、どす黒い赤。

普段はタバスコを目一杯掛けて食べるのですが、数滴で死にそうだと言うので、恐る恐る3滴程垂らして食べて見る事にする。

とたんに全身に辛さが回り、汗が噴き出す・・・が・・・あれ?
想像以上に辛くないぞ??

良くかき混ぜて再度チャレンジするが、変わらず。

更に数滴垂らして見る・・・。

辛いは辛い・・・が・・・
これ旨いぢゃねーか(笑)

何がアフターデスだ・・・驚かせやがって死ぬほどって訳ではないだろうが(笑)

結局、10滴程垂らして全身から汗をかきながら食べたのですが、辛いけど旨いソースでした。

残ったを「CRAZY JERRYS MIND BLOWIN HOT SAUTH]試してみる。

こっちは、アフターデスに比べ、更にどす黒いので期待大である。

最初に試したのと同様に、数滴垂らしてから口にして見る。

うおおおおおおおおおお!!

全然辛く無いぞ・・・(^^;)
それ以上に、アフターデスの方が辛いかったかも。

※ちなみに、10時間以上開けて、これをチャレンジしているので、舌が麻痺しているわけでは有りません。

アフターデスの時と同様に、かき混ぜて再度チャレンジするが、辛さは変わらず・・・(汗はばっちり出てきたけど)

味見をしながら、どぼどぼと垂らす・・・結局アフターデスの倍位は掛けてようやく同様の辛さになる。

うーん、アフターデスの方が旨かったなぁ・・・。
何かが物足りない・・・何だろう?

そうだ、酸味が全く無いんだ・・・っと言う事で、いつも愛用しているタバスコ先生にお出ましを願いました。

っと言う事で、更にタバスコを数滴投入して見る。

おお!旨いぢゃねぇーか(≧▽≦;ゞ)

やっぱ酸味でしょ・・・この手の物に必要なのは(笑)

スパゲッティーだけでは、ネタとして弱いので他の食べ物でも試した。

このアフターデスソース癖が無いので色々な食べ物に入れられるのが嬉しい。
アフターデスは、純粋に唐辛子の濃縮エキスの様な物です。
例えば、タバスコには酸味が有るし、豆板醤にも独特の臭みが有るからね。

豚キムチに入れて見る。

材料・・・
豚バラ肉・白菜キムチ・きくらげ・椎茸

作り方・・・
上記の材料をフライパンで炒める。
火が通って来たら、少量の味噌、醤油、胡椒、ナツメグ、七味唐辛子、鷹の爪を入れ味を調える。
今回はこれにアフターデスソースを入れてみた。

おお・・・今までの豚キムチを遙かに上回る辛さだ・・・はひはひ・・・でも旨いぞ・・・これから作る時はこれを入れよう。

カレーライスに入れて見る。

材料・・・
豚肉、人参、ジャガイモ、タマネギ、マッシュルーム水煮缶、しめじ。

作り方・・・
バターで上記の食材を軽く炒めてから、食材が沈潰する程度の水を入れ、胡椒、ナツメグ、鶏ガラスープ、ターメリック、コリアンダー、七味唐辛子、鷹の爪の輪切り、ラー油、大蒜スライス、チョコレート、コーヒー、日本酒、CoCo○番で買ったとび辛スパイス、を適当に入れて煮込む・・・今回は約2時間煮込んだ。
煮詰まったら、メーカの異なるカレールーを中辛と辛口をブレンドして、再度30分程煮込んで出来上がり。
右上の写真は恐る恐る入れて見た所・・・。

しかし、一口・・・二口・・・とスプーンを進めたが、まだ行けると思い左の写真の様に再度投入・・・。

うおおおおお・・・辛い・・・辛いぞぉ・・・・。

でも、何か物足りない・・・カレーにはアフターデスソースよりタバスコを入れた方が美味しいなぁ・・・(笑)

でも、カレー作る時に最初から入れて辛さを増すのには良いかも。

味噌ラーメンに入れて見る。

材料・・・
豚コマ肉、椎茸、きくらげ、もやし、卵、ガーリックチップ、おろし大蒜、サッ○ロ一番みそラーメン(笑)

作り方・・・
材料をすべて着込んでからラーメンを入れて、麺が柔らかくなって来たら粉末スープを入れて、最後に卵入れる。

まずは、七味唐辛子を入れて出来上がり。

写真撮影の為に、綺麗に盛りつけるのに苦労しました(^^;)
おお・・・前述の通り豆板醤を入れると酸っぱくなるのに、アフターデスは酸っぱくならない・・・これは素晴らしい!!

辛さ、美味さ共に文句無し・・・これは旨いぞ・・・。

でも・・・でも・・・すっげー物足りない・・・何が足りない・・・。

そか・・・ラーメンに関して言うならば、雌兎の舌は中本の辛さが標準になってしまっているからだ・・・(^^;)

キムチ鍋に入れて見る。

材料・・・
豚バラ肉・白菜キムチ・ニラ・長ネギ・きくらげ・椎茸・榎茸・焼き豆腐

作り方・・・
味噌、鰹出汁、日本酒で濃いめのスープを作り、そこに材料を
並べて行く。
鷹の爪や、七味唐辛子、ガーリックチップと言った香辛料入れて更に煮込む。

灰汁を救って、全てが煮付けたらできあがり。
旨い!旨い!!旨すぎる!!!
これだ!雌兎の求めていた物は!!!
アフターデスの使い方で一番のヒットです。

吹き出す汗、ふーふー言いながら食べる熱い鍋!
冬の食べ物はもう鍋でしょう!!

しかし・・・独り暮らしで鍋作ると大変な事になります・・・だってすっげー量になって(^^;)
結局、全てを平らげるのに、3日掛かりました(≧▽≦;ゞ)

こうして、今回の企画は終了したのですが。
「AFTER DETH SAUCE・・・XXX HOT」
「CRAZY JERRYS MIND BLOWIN HOT SAUTH]
恐るに足りず!!

蒙古タンメン中本の「北極」の方が遙かに辛いぞ(笑)

でもね、人にはそれぞれ辛さに対する免疫やら、抵抗力とか、辛さでもジャンル(唐辛子系、わさび系、香辛料系)で得手不得手があるだろうからなぁ・・・何とも言えないかも(^^;)

ちなみに、このソース本当に辛いですよ・・・いや本気で・・・(^^;)
ただ、雌兎にとってはそうでも無いっと言うだけで、辛さとしては1滴でタバスコ10滴投入位の辛さはありますので、もし手に入れて試してみたいと言う人は、その辺の所を良く注意して使用してくださいね(笑)

あー、気に入ったな・・・これ・・・特にアフターデスソース・・・また、アメリカへ行く奴いたら、お土産に頼むとしよう・・・。

ちなみに、どちらのソースも1本当たり、$5〜6程度と言う話しです。