#5 ララバイ族(仮)の世界


    XXXXたちは、リンネのほこらから、前世の
    世界へと入っていった。
    そこは、超古代文明の世界(約12億年前)で
    ある。
    フィールドの雰囲気などは、今までと、一変し
    ている。

○被害の村
    建物のいくつかは、壊れていて、廃虚のような
    雰囲気。
    ララバイ族(ナメック星人や、セサミストリー
    トのような雰囲気)の老若男女がいて−−

*「ここは ララバイぞくの むら。
  われらは ここで へいわに くらしていた・・

  だが とつぜん 魔族が あばれだし
  われらの くらしを メチャクチャにした。
  ああ〜 なんということだ・・!」

*「レオンという 騎士が
  魔族たいじに いったのだが
  そのまま 魔族の みかたに なったという・・

  レオンは うらぎりものだ!」
    墓があって、その前に、女がいる。
*「あたし レオンが だいっきらい・・!
  おとうさんも おかあさんも レオンの ひきいる
  魔族に ころされたの・・」

    僧侶が3人にて−−

*「魔族は むかし はげしい たたかいのすえ
  ふういんされた はずだ・・
  それなのに なぜ・・!?」
*「お、おまえも・・
  あの べつの せかいから やってきた おとこの
  なかまなのか・・!?」
*「あるひ とつぜん べつの せかいから
  あくまの こころを もつ おとこが やってきた・・

  まぞくが あばれだしたのは それからじゃ。
  すべては あの おとこの せいじゃ!
  これで ララバイぞくも ほろびるであろう・・

  おそろしや〜 おそろしや〜」

    ある建物(簡易病院)の中には、何人かのケガ
    人が寝ている。
    (前世の世界では、戦闘に負けると、大八車で
    簡易病院に運び込まれる)

*「イ、イタタタッ・・!
  ま、魔族に やられた・・」
*「く、くそーっ!
  レオンのやつめ・・!」
*「レオンが 魔族の みかたに なるとは・・
  あいつだけは ゆるせねえ・・」
    その部屋を抜けた中庭に男と女がいて−−

*「この むらを でて にしに いくと
  ララバイぞくの しろがある。

  おうさまは レオンに うらぎられて
  さぞかし なげいていることだろう・・」

*「おしろの すぐちかくに くらやみの もりと
  よばれる ところがあるの。
  ひるでも うすぐらくて きもちが わるいわ」

*「レオンは みなみのやまに たてこもっているという。
  だが やまのいりぐちは 魔族の のろいによって
  とざされている」

    XXXXたちは、村を出て、西の城に向かった。
    その途中に、大きな隕石の穴のようなものがあ
    り、まわりが破壊されている。
    そこに僧侶が立っている。
*「でんせつに よると・・
  おおむかし 魔族と 女神が はげしく
  あらそったという・・

  たたかいの すえ 魔族は このちに
  ふういんされた・・

  そして 女神も また やみの なかに
  とじこめられたおかくれになったという・・」
*「べつの せかいから きた おそろしい
  おとこが 魔族の ふういんを といてしまった・・
  それから 魔族が あばれはじめたのじゃ・・

  あの おとこは いったい なにものじゃろう・・」
    XXXXは、西の城に向かった。

○西の城
    ララバイ族の城である。
    城壁の一部は、破壊されている。
    中庭に入ると、ララバイ族の兵士が、ひとり、
    いる。
    (城の内部には入れない)
*「ここは ララバイぞくの しろだ。
  なんだ? きさまは!?
  ぬっ! どこか レオンに にているな!

  きさまは レオンの まわしものだな!
  ものどもーっ!
  レオンの まわしものが いるぞーーっ!」
    城から、ドドッと出てくる兵士たち。
    XXXXたちを、取り囲む。
*「レオンの まわしものを やっつけろーっ!」
    兵士たち、一勢に炎攻撃!
*「うらぎりものを ゆるすなーーっ!」
    兵士たち、一勢に凍り攻撃!
*「やれー! やっちまえー!」
    兵士たち、一勢に、電気攻撃!
    ピリピリッとなるXXXXたち。
    その時、現れる霊媒師ジルド。
ジルド「まて! みなのもの!」
*「ジ、ジルドさま!」
    兵士たち、XXXXたちから離れ、整列する。
*「わたしは ララバイぞくの れいばいし
  ジルドじゃ。
  うむ・・!? おまえは・・!

  おお〜! なんと〜!
  おまえは・・ おまえは・・
  レ、レオンの うまれかわりでは ないか・・

  みらいの せかいから まぎれこんで
  きたようだな・・

  うむ・・
  おうさまの もとに あんないしよう。
  わたしに ついてきなさい・・」
    ジルド、城の中に入る。

    大きな広間の王座に王が座っている。
ジルド「このさきに すわっているのが
  おうさまだ」
    その場に止まるジルド。
    XXXXたち、進んで行き、王に話し掛けると
    −−
*「わたしは ララバイぞくの おうだ。
  レオンは わかくて ゆうかんな
  ほこりある ララバイぞくの 騎士であった・・

  その レオンが なぜ 魔族とともに
  おおくの ひとびとを くるしめるのか・・
  わたしには わからない・・」
    まわりの部下に話を聞くと−−
*「おうは おなげきに なっておられる・・」
*「レオンのやつ なんてことを・・!」
    広間に、小さな部屋が区切られてある。
    病院のベッドに寝ている騎士たち。
*「く、くそっ!
  レオンのやつめ・・!」
*「イテッテテ・・
  レオンと 魔族に やられた・・!」
    そのそばに、騎士たちがいて−−
*「いったい だれが 魔族の ふういんを
  といたのだ!?」
*「おれたち ララバイぞくの せんしたちは
  魔族たちを たおそうと たたかっている・・

  だが レオンは われわれを うらぎり
  魔族の みかたに なったのだ・・」
*「レオンは 魔族と ともに みなみのやまに
  いるんだ。

  おれたちが ちかづこうとしても 魔族の
  のろいで とざされて はいれない」
*「この しろの 西に くらやみの もりと
  よばれる ぶきみな もりが あるが・・
  そこには ちかづかないほうが いい
  そこに でんせつの 女神が いるという・・

    レオンの部屋があって、箱がいくつか見える。
    女が入り口にいて、中に入れない。

*「ここは レオンさまの おへやです。
  ほんとうに レオンさまは 魔族の みかたに
  なってしまわれたのでしょうか・・」
    広間を出ようとすると、ジルドがきて−−
ジルド「前世が あくに そまっていけば その
  うまれかわりも ゆがんでいく。 そなたの
  ちからも しだいに おとろえるであろう・・

  だが わたしは レオンを しんじておる・・
  レオンは 魔族を たおそうと ひとりで 南の
  やまに むかったのだ・・

  南の山は 魔族の のろいで とざされている。
  その いりぐち ちかくに わたしの でしが
  しゅぎょうをしているはずだ。

  やつに たのめば 魔族の のろいを
  はらってくれるだろう

    XXXXたちは、城を出た。
    そばに暗闇の森が見える。

○暗闇の森
    全体が暗い。
    中央にポイントがあり、その両脇に、僧侶がいるまわりに(4人の)妖精がいる
*「ここは くらやみの もり・・」
*「でんせつの 女神は いずこ・・
  その すがたを みたものは だれも いない・・
*「女神さまの うまえれかわりは いつも 4人の
  ようせいを したがえている・・」
*「女神さまは じゃあくな こころの まえには
  けっして すがたを あらわさぬであろう」

    XXXXたちは、森を出て、南に向かった。

○南の山
    入り口近くで修行している霊媒師。
◎ジルドの話を聞かずに来ると
*「おそろしや〜
  このままでは ララバイぞくは ほろんでしまう〜」
    魔族の呪いが、XXXXたちをはねつける。
    近くに男がいて−−
*「ヒェ〜!
  魔族の のろいが かかって やまには はいれねえや〜!」

◎ジルドの話を聞いてから来ると
霊媒師
*「おお〜 おまえさん。
  ジルドさまの おしりあいか。

  ならば わたしが 魔族の のろいを
  はらってやろう」
    霊媒師、呪いのところに近づいて−−
*「はあっ〜!」
    呪いがはれる。
    山に入っていくXXXXたち。

    ザコ敵を倒して進むと−−
    頂上近くで、兵士(レオンの家来)がいて−−
*「ひ、ひえ〜っ!
  レ、レ、レオンさまが・・・!」
    マカマカのテーマ音楽が聞こえて−−
    笑い声とともに、マカマカが現れる。
*「よく きたな!
  XXXXよーっ!
  わたしだ・・! マカマカだ・・!

  (ふっふふふふ!)
  魔族の ふういんを といたのは
  この わたしだ!

  魔族たちは わたしに ちゅうじつな
  ぶかとなって はたらいておる。

  おまえに もう ひとり わたしの ちゅうじつな
  しもべぶかを しょうかいしよう!
  おまえの 前世の・・ レオンだ!」
    現れるレオンの姿。
    それは、魔族2体と、合体している。
マカマカ「レオンは おろかな おとこよ!
  むぼうにも おれに たたかいを いどんできた・・
  だが この マカマカに かなうはずがない!

  わたしは レオンを たたきのめし・・
  やつの こころに 魔族を すみつかせたのだ!

  レオンは 魔族と 合体した!
  もはや レオンは わたしの どれいだ!
  わたしの めいれいに さからうことは できぬ!

  レオンよ!
  XXXXは おまえに まかせよう。
  XXXXを たたきつぶせ!」
    笑い声を残して、去るマカマカ。

レオン「おれは わが ごしゅじん マカマカさまの
  めいれいに したがう!
  XXXX! かくごせよ!」
    圧倒的に強いレオン。
    やられるXXXXたち。
    大八車で運ばれる。

    気がついた場所は、大広間のベッドの上だ。
    ベッドに寝かされているXXXXたち。
    そばにいた兵士が−−
*「おお! きがつかれたか! XXXXどの!
  おうさまが およびだ」
    兵士のあとをついて、王座に行くXXXX。

    ララバイ王と、ジルドがいる。
ララバイおう「おお! きがついたか・・
  やはり レオンは 魔族に こころを
  うばわれていたのか・・

  レオンの こころを とりもどすには でんせつの
  女神の ちからを かりねばならぬ・・

  伝説の女神は 西にある もりの やみのなかに
  でんせつの 女神は とじこめられているという・・
  みをかくしたという・・
ジルド「女神を やみから すくいだすには
  このよの どこかに あるという まぼろしの
  ルナこうせきの かがやきが ひつようだ・・

  だが わたしたちが いくらさがしても
  ルナこうせきを さがしだすことが できない・・
  ○○○にある ”あいのじゅうじか“が ひつようだ。

  だが その ”あいのじゅうじか“には
  女神の うまれかわりの ものの いのりが
  こめられてなければならぬ。

  XXXX。 おまえの じだいにも 女神の
  うまれかわりは かならず いるはずだ・・

    XXXXたちは、リンネのほこらを出て、一度、
    現世に戻り、セレナ姫の城に行った。

○セレナ姫の城
セレナ「わたしに できることは ありますか?
  もし ルナのかんむりが ほしいのなら
  もっていってください」
    イエス、ノーで答える。
◎ノーと答えた場合
セレナ「そうですか。
  それでは たたかいは くるしいでしょうが
  がんばってください」
◎イエスと答えた場合
セレナ「では ルナのかんむりは あなたに
  あげましょう。 たたかいは くるしいでしょうが
  がんばってください」
    セレナに、愛の十字架を差し出すと−−
セレナ「これは・・・ !? !? !?
  ときをこえた ふしぎな ちからを
  かんじます。

  わたしは このじゅじかに
  あいをこめて いのりをささげましょう」
    ピン!と光るものがあって−−
N「セレナは ”あいのじゅうじか“に いのりをこめた。
  じゅうじかが ひかった・・・」
    (もし、十字架を出さなければ)
セレナ「おねがいです! XXXXさん!
  このよの へいわのために
  マカマカの たくらみを ふせいでください」
    XXXXは、ルナの冠十字架を手にして、前世の暗闇の
    森に行った。

○暗闇の森
    ルナの冠愛の十字架を使うと、明るくなり、女神が暗闇から
    浮かぶように姿を現す。
*「わたしは 女神アルテミス(仮名)・・
  かなしいことに ふたたび 魔族たちが あばれはじめた
  ようですね。

  魔族の きらう ”ひかりのすな“を
  あげましょう。

  これが あれば レオンの こころに すみつく
  魔族を おいはらうことが できるでしょう」

    ≪光の砂≫をもらい、再び、山に向かうXXXX。

○山
    頂上にレオンが待ち構えている。
レオン「おれは ごしゅじんの マカマカさまの
  めいれいに したがう!
  XXXXよ! かくごせよーっ!」
    戦いになる。
    ≪光の砂≫を使うと−−
    ≪光の砂≫宙に舞い、レオンと魔族の体が、離
    れていく。
    レオンは攻撃しなくなり、魔族の力が落ちる。
    XXXXたち、魔族をやっつける。
レオン「・・・・ ・・・・
  ・・・・ ・・・・
  おれは・・ おれは・・ なにを していたのだ・・」
ジョニーXXXX「レオン!
  おまえは 魔族に こころを
  うばわれていたのだ・・!」
レオン「・・・・!」
ジョニー「ここに いるのが おまえの
  うまれかわりの XXXXだ。

  みらいの せかいで マカマカという あくまの
  こころを もつ おとこと はげしい たたかいを
  くりひろげている・・」
レオン「そうか・・ XXXXよ!
  おまえが おれの うまれかわりか・・!

  いつの じだいにも あらそいは
  なくならないのか・・

  おれは かならず 魔族たちを たおす!
  おまえは おまえの じだいの てきを
  たおしてくれ!

  おうさまも しんぱいしていることだろう。
  おれは ひとあしさきに しろに もどる。
  おまえたちも すぐに きてくれ」
    消えるレオン。
    家来の兵士が−−
*「レオンさまは こころを とりもどし おしろに
  もどられた」

○城
    城に戻ると、中庭に倒れている兵士たち。
兵士
*「ううっ・・
  マ、マカマカという おとこが
  とつぜん やってきて・・

  ぐ、ぐほっ・・」
*「マカマカは・・
  あらしのように やってきて・・
  あらしのように さっていった・・

  ぐ、ぐほっ・・」
    城の中に入ると、兵士、王が倒れている。
ララバイおう「レ、レオンよ・・!
  わしの あとを ついで ララバイぞくを
  たてなおしてくれ・・

  ぐ、ぐほっ! ぐほほっ・・!」
    そばにいるジルドとレオン
レオン「おれが もどるのが おそかった・・
  おうさまが・・! おうさまが・・!」
ジルド「なんと ひさんな できごとだろう・・!
  マカマカは われら ララバイぞくの おうを
  ころし リンネのほこらから もとの せかいに・・

  そこに マカマカの のこした おきてがみがある」
    そばに、置き手紙があり−−
マカマカからのてがみ「XXXXよ!
  わたしを うらぎり おまえの みかたに なった
  セレナが にくい!

  たとえ いもうとと いえども ゆるせぬ!
  これより わたしは セレナを しょけいに
  いく!
  セレナは おれを うらぎり おまえの みかたに
  なったようだな。

  だが いくら さからおうとも
  セレナは おれが もらった!
  おまえは 前世で あそんでおれ!
リエ「セ、セレナが あぶない!」
ジョニー「いそごう! XXXX!」
    レオンがいて−−
レオン「おれが もどるのが おそかった・・
  XXXXよ! かならず マカマカを おまえの
  てで たおしてくれ!
  おれは かならず 魔族を たおし
  ララバイぞくを たてなおす。
  おまえも マカマカを たおしてくれ!

  おまえに おれの あいようするたいせつな うでわを
  あげよう。 おれと おもって だいじに
  つかってくれ!」
*「XXXXは、”レオンのうでわ“を てにいれた」
レオン「ほかにも おれの へやに ぶきや
  ぼうぐが たくさんある。 きにいったものが
  あったら もっていって やくだててほしい」
    XXXX、レオンの部屋に行く。
    入り口をふさいでいた女が−−
*「まあ! レオンさまの うまれかわりの
  かたでしたか・・
  さあ どうぞ・・」
    XXXX、中に入って、箱の中から、武器、防
    具などを手にする。
    それが、あると飛躍的に強くなる。
    XXXXたちは、リンネのほこらから、現世に
    戻った。