『ユリイカ臨時増刊 総特集 田中小実昌の世界 みんなコミさんが好きだった
  青土社 1999/平成11年8月5日発行 第32巻第9号
装画          長新太
定価          ¥1300
ページ         241p
サイズ(cm)      22(H)×14.5(W)
コード         ISBN4−7917−0061−9
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目次

・絵構成 コミさんのふらふら人生アルバム
・いつ帰ってくるか 野見山暁治
・サローヤンをめぐる話 小島信夫
・少しばかりの言葉で 古山高麗雄
・こころの問題ではない−田中小実昌氏の想い出 井上忠
・コミさんがもういない 都筑道夫
・「しゅり・まん・ちゅう」の頃 井家上隆幸
・近寄り難い異人 川本三郎

・愛に近い異様なもの 池内紀×堀江敏幸

田中小実昌ライブラリ 編・山本容朗

1 哲学・宗教

・ジョーシキ(『カント節』福武書店 1985)
・十字架(『なやまない』福武書店 1988)

2 時代・友だち

・浪曲師朝日丸の話(『香具師の旅』泰流社 1979)
・対談(吉行淳之介『面白半分対談』講談社 1971)
・ぼくのお師匠さん(『コミさんの二日酔いノート』PHP研究所 1981)
・チュウさんとの対談(『拳銃なしの現金輸送車』社会思想社 1990)
・しつこくきいた(『拳銃なしの現金輸送車』社会思想社 1990)
・路地に潜む陽気な人びと(『サントリー・クォータリー38』サントリー 1991)

3 映画

・串焼きの味は?(『コミマサ・シネノート』晶文社 1978)
・ボロは駄目の決定(『ぼくのシネマ・グラフィティ』新潮社 1983)
・小道具さんのオデン(『ぼくのシネマ・グラフィティ』新潮社 1983)

4 旅・バス

・シアトルそして……(『ふらふら記』毎日新聞社 1987)
・ダブリン・酒とバスの日々(『ほろよい味の旅』毎日新聞社 1988)
・あとがき(『バスにのって』青土社 1999)

5 自伝・家族

・勤労奉仕から動員へ(『いろはにぽえむ』TBSブリタニカ 1985)
・父ト特高(共著『誰にも青春があった』文藝春秋 1989)
・さすがは芸大教授(『また横道にそれますが』読売新聞社 1981)
・屁理屈(『また一日』文化出版局 1980)
・女家族の中でのボク(『コミさんの二日酔いノート』PHP研究所 1981)
・私の葬式(
『コミさんの二日酔いノート』PHP研究所 1981)

6 初期作品

・やくざアルバイト(初出『文藝春秋』1950年7月号 文藝春秋)
・上陸(初出『新潮』1957年12月号 新潮社)

・翻訳家コミさんのこと 杉江松恋

・アンケート タナカ・コミマサに花束を。

今岡信治/大友良英/角田光代/小嵐九八郎/佐々木正人/武田一成/東琢磨/保坂和志/星野智幸/みうらじゅん/三上寛/山本直樹

・田中小実昌年譜 関井光男

・田中小実昌著者目録

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