*田中小実昌データ・ベース 映画・TV

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映画原作
1968 かぶりつき人生日活 監督:神代辰巳
■原作:『かぶりつき人生』(三一書房/三一新書) 昭和39年5月8日発行
■神代監督デビュー作
1971 すいばれ一家 男になりたい東映京都 監督:鈴木則文 
■原作:『すいばれ一家』(徳間書店) 昭和45年5月15日発行
1980 おんなの細道 濡れた海峡にっかつ 監督:武田一成
■原作は『ベトナム王女』(泰流社)に収録されている「島子とオレ」と『オホーツク妻』に収録されている「オホーツク妻」を合せて映画化したもの。
■ビデオ有り(現在廃盤)
映画出演
1966 体当たりマンハント旅行オスカープロ 役:トルコ風呂のマネージャー
■監督:糸文弘 ■原作:豊原路子「体当たりマンハント旅行記」(第二書房)1961
■出演:豊原路子 横浜マコ 南条ユカ

■参考文献:『漫画サンデー』(実業之日本社)昭和41年3月23日号

「東大哲学科出のストリップコメディアン」(山下諭一) 44〜47P

■“広島で一座が解散したあと、深井(俊彦)氏はピンク映画にとりかかった。豊原路子という、ものを書く女の人が、自作自演する映画で、コミさんも、自発的に出演することになった。映画の題名は『体当たりマンハント旅行』。製作者が京都のストリップ小屋で一番という評判の、千中ミュージックの社長だし、大阪の小屋の社長もひと口のっかるしで、踊り子さんをどっさり動員できるんだから、ギャラなんかもらえないだろうけれど、コミさんが積極的にのり出すのも当然のしろものなのだ。ロケは、横浜から始まり、静岡、浜松と東海道を下り、京都、大阪、そして終点の神戸へ進むことになっていた。コミさんの役は、トルコ風呂のマネージャーで、このシーンは静岡で片づいた。片づいたけれどコミさんは帰らない。…”(47Pからの抜粋)
1968 かぶりつき人生日活 役:客
■監督:神代辰巳 ■原作:田中小実昌 ■脚色:神代辰巳 ■撮影:姫田真佐久
■出演:丹波志津 殿岡ハツエ 玉村駿太郎
1969 裸体の街プロダクション鷹 役:?
■監督・脚本・企画:木俣堯喬
■出演:芦川絵里 黒木護 美矢かおる 清水世津 野上正義 桂奈美 鶴岡八郎 
1970 涙の流し唄 命預けます松竹 役:ヌードスタジオの客
■監督:市村泰一 ■脚本:浅田健三 織田明 ■撮影:小杉正雄
■出演:目黒祐樹 生田悦子 藤圭子 佐藤友美
温泉こんにゅく芸者東映京都 役:了賢
■監督:中島貞夫 ■脚本:掛札昌裕 金子武郎 中島貞夫 ■撮影:鈴木重平
■出演:女屋実和子 安城由貴 松井康子 榊浩子 片山由美子
■ビデオ有り(現在廃盤)
1971 温泉みみず芸者東映京都 役:役人C
■監督:鈴木則文 ■脚本:掛札昌裕 鈴木則文 ■撮影:古谷伸
■出演:池玲子 松井康子 杉本美樹 葵三津子 女屋実和子
■ビデオ有り(現在廃盤)
すいばれ一家 男になりたい東映京都 役:和尚
■監督:鈴木則文 ■脚本:松本功 ■撮影:増田敏雄
■出演:山城新伍 宮園純子 小桜京子 潮健児 有島一郎
1972 温泉スッポン芸者東映京都 役:理事A
■監督:鈴木則文 ■脚本:関本郁夫 鈴木則文 ■撮影:増田敏雄
■出演:杉本美樹 城恵美 潤まり子 女屋実和子 松井康子
■ビデオ有り(現在廃盤)
女番長ゲリラ東映京都 役:木下
■監督:鈴木則文 ■脚本:皆川隆之 鈴木則文 ■撮影:赤塚滋
■出演:杉本美樹 城恵美 小林千枝 木本リンダ 丘ナオミ
■ビデオ/DVD有り (DVDはアメリカのみで『GIRL BOSS GUERILLA』というタイトルで「THE PINKY VIOLENCE COLLECTION」ボックスセットに収められています。)
エロ将軍と二十一人の愛妾東映京都 役:徳川家治
■監督:鈴木則文 ■脚本:掛札昌裕 鈴木則文 ■撮影:わし尾元也
■出演:池玲子 渡辺やよい 三原葉子 女屋実和子 城恵美
■ビデオ・DVD有り(2007年9月21日発売・東映ビデオ)
徳川セックス禁止令 色情大名東映京都 役:徳川家斎
■監督:鈴木則文 ■脚本:掛札昌裕 鈴木則文 ■撮影:増田敏雄
■出演:杉本美樹 三原葉子 女屋実和子 池島ルリ子 城恵美
■ビデオ有り
1973 ドキュメントポルノ スケバンプリマ企画 役:インタビュアー
■監督:若林孟

■参考文献:『漫画ボン』少年画報社 昭和48年2月号「ボックスちゃん」コミマサの身辺雑記19

“ぼくは女番長(スケバン)たちにインタビューする役だ。日比谷公園で、れいの、地面にぞろびくような女番長スカートをはいた女のコ三人にインタビューしたが、このなかに、ひとり変わった女番長がいた。スケバンたちには、番長言葉があるらしい。たとえば、ピンというのは男性のペニスのこと。ボーリングのピンのかたちからきているのだろう。「きょうは三本、ピンをたおしてきた」なんて言いかたをする。三人の男と寝たってことなのだそうだ・・・。”(155P抜粋)
女番長東映京都 役:靴磨きの客
■監督:鈴木則文 ■脚本:大原清秀 皆川隆之 鈴木則文 ■撮影:増田敏雄
■出演:杉本美樹 太田義鈴 丘ナオミ 西来路ひろみ 衣麻遼子
■ビデオ有り
(秘)女子高生 課外サークル若松プロ
■監督:若松孝二 ■脚本:出口出
■出演:水城マコ 瀬戸ユキ 秋山ミチヲ 有沢真佐見 佐藤重臣 佐藤慶
痴態の乱れ関東ムービー 役:張
■監督:木俣堯喬
■出演:珠瑠美

■参考文献:「保存版・昭和成人映画15年史」三和出版 昭和53年12月15日発行 S&Mフロンティア12月増刊号
■190〜191Pに「裸体の街」で濡れ場を演じる小実昌氏の写真と文章有り
■“張は若い後妻の冴子とひまさえあればSEXをしているために娘の梨花と下宿人の大介はノイローゼ気味。そんな時、大介は事件にまき込まれてテンヤワンヤ。張役で田中小実昌が頑張っている。”(166P)
恐怖女子高校 暴行リンチ教室東映京都 役:教師
■監督:鈴木則文 ■脚本:鴨井達比古 ■撮影:鈴木重平
■出演:杉本美樹 佐分利聖子 太田美鈴 早乙女りえ 水沢夕子 池玲子
■DVD有り (DVDはアメリカのみで『TERRIFYING GIRLS' HIGH SCHOOL:LYNCH LAW CLASSROOM』というタイトルで「THE PINKY VIOLENCE COLLECTION」ボックスセットに収められています。)
ネオンくらげ東映 役:レインボーの客
監督:内藤誠 ■脚本:内藤誠 ■撮影:飯村雅彦
■出演:山内えみ子 川村真樹 添田聡司 荒木一郎 北川康春
1974 実録ジプシー・ローズ日活 役:本人
■監督:西村昭五郎 ■脚本:大原清秀 ■原案:正邦乙彦 ■助監督:長谷川和彦
■出演: ひろみ摩耶 坂本長利 二條朱実 五條博
1975 実録たまご運搬人 警視庁殴りこみ騒動社 役:刑事部長
■監督:土方鉄人 ■脚本:長島洋二郎 ■撮影:土方鉄人
■出演:飯島洋一 三橋修 J・P・立花 山口まりこ
セミドキュメント 名器の研究ワタナベ・プロ
■監督:代々木忠
■出演:桜マミ
1976 濡れた壷日活 役:酔っ払い
■監督:小沼勝 ■脚本:宮下幸士 ■撮影:水野尾信正
■出演:谷ナオミ 井上博一 藤ひろ子 水乃麻希 立花りえ
■DVD有り(2006年12月22日発売・日活/ジェネオン)
1978 順子わななく日活 役:杉本金太
■監督:成田一成 ■脚本:いどあきお ■撮影:姫田真佐久
■出演:宮下順子 殿山泰司 絵沢萌子 桐谷夏子 遠藤征慈
■ビデオ有り(現在廃盤)
1979 黄金の犬松竹 役:サウナの従業員
■監督:山根成之 ■脚本:白坂依志夫 加藤盟 ■撮影:椎塚彰
■出演:鶴田浩二 島田陽子 夏木勲 地井武男 藤巻潤
■DVD有り
1980 東映セントラルフィルム 役:映画館の男
■監督:横山博人 ■脚本:横山博人 ■撮影:高田昭
■出演:江藤潤 朝加真由美 中島ゆたか 榎本ちえ子 赤座美代子
■DVD有り
1983 東映セントラルフィルム 役:カメラ店店主
■監督:木俣堯喬 ■脚本:木俣堯喬 ■撮影:伊藤英男 ■プロデューサー:若松孝二
■出演:松尾嘉代 田口由緒 江上真悟 渡辺文雄 山谷初男
■ビデオ有り(現在廃盤)
映画上映
2005  第14回なみおか映画祭「映画は/欲情する」
■2005年11月19日〜23日
特集<<神代は欲情する>> 11月19日10:15 田中小実昌原作 『かぶりつき人生』上映
2006  チャンネルNEO<日活名画館>
■2006年1月29日(日)19時〜
■田中小実昌原作、神代辰巳監督『かぶりつき人生』放送
 『THE 女番長(スケバン) 全開ガールズパワー』 ラピュタ阿佐ヶ谷
■3月25日(土)〜31日(金)
■小実昌さん出演映画、鈴木則文監督『女番長ゲリラ』上映
 『神代辰巳特集 第二弾 〜映画館は濡れた〜』 シネマアートン下北沢 
■2006年5月6日〜6月9日 15:30
■田中小実昌原作 『かぶりつき人生』上映
 『笑うポルノ ヌケるコメディ』 シネマヴェーラ渋谷
■2006年5月13日(土)〜6月2日(金)
■小実昌さん出演映画、鈴木則文監督『エロ将軍と二十一人の愛妾』、『温泉みみず芸者』上映
 『映画の極意 SERIES5 鈴木則文 エンタテインメントの極意』 金沢21世紀美術館シアター21
■2006年7月15日(土)〜17日(月)
■小実昌さん出演映画、鈴木則文監督『エロ将軍と二十一人の愛妾』上映
 『役者 荒木一郎の魅力』 ラピュタ阿佐ヶ谷
■2006年7月22日(土)〜28日(金)
■小実昌さん出演映画、内藤誠監督『ネオンくらげ』上映
 第五回京都映画祭 テーマ「京都に咲いた花ー女優特集」 祇園会館
■10月28日(土)17:30〜
■小実昌さん出演映画、鈴木則文監督『女番長ゲリラ』上映
2007  『最終兵器 鈴木則文降臨!』 シネマヴェーラ渋谷
■2007年4月21日(土)〜5月11日(金)
■鈴木則文監督特集上映
■小実昌さん出演映画『徳川セックス禁止令 色情大名』、『エロ将軍と二十一人の愛妾』上映
2008  『最終凶器・鈴木則文の再降臨 シネマヴェーラ渋谷
■2008年5月31日(土)〜6月20日(金)
■鈴木則文監督特集上映
■小実昌さん出演映画『温泉みみず芸者』、『すいばれ一家 男になりたい』、『温泉スッポン芸者』、『女番長ゲリラ』上映
関連放送
2006  『ラジオ深夜便 “こころの時代”』
■2006年2月3日(金)28時〜
■ゲストに小実昌さんの義兄、野見山暁治さんが出演します。テーマは『笑わぬ小実昌』。昨年発売された野見山さんの単行本『いつも今日』で最も興味深かった「出かけていったコミ」に書かれていた“笑わないコミ像”についての話と思われます。

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