メーカー再生品(RMA)に関しまして

最近特にたくさんお問い合わせいただきますので、この再生品に関しておしらせします。

商品を販売した時に、避けられない事例に初期不良品があります。
初期不良は、単純な不良から、高等な不良まで・・・・
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一例  マザーボードのの場合

 ・単純なもの ・・・・・・・・・ ”起動しない”  この場合は再現させやすいですね。
 ・高等なものの場合は・・・・・しばらく使わないと発生しないケース
                 起動後約30分くらいで勝手に電源が落ちるなど・・・・   

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初期不良品の場合、多くのShopは代品交換して対応します。そして、この時出る不良品は
卸を経由し、メーカー返品されます。
ここでメーカーはその商品を修理、廃棄いずれかとします。
廃棄品はたまに秋葉でJunk品として出まわります。
通常故障箇所が少なく、軽微な場合は修理で対応し、修理完了後
販売店へ返送します。・・・・・・これがメーカー再生品となります。
ここで、問題があって元販売店舗と再生後の販売店舗が異なる場合が多い
Shop T販売→返品されたマザーを別の Shop C で 再生品として販売することがよくある。
なぜわかるかというと、箱などに Shop Tの売価ステッカーが堂々と貼ってある場合がある
卸の数が限られているから仕方がないかも・・・

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ここで問題となるのは、
        @. 修理上がり品は新品価格では販売できない
        A. 初期不良返品→修理→再生後再販売のタイムラグがある

メーカーとしては 新品商品として納品し、返品され、再生して販売しても
@の理由でロス(赤字)が出ます。
またそのときにかかる流通費用(送料など)ももろもろロスとなります。

それと共にAの理由が上げられます。最近の傾向としまして
部品の変化の周期が大変早く、すぐに陳腐化します。
そのため、再生でShopに帰ってきても、すでに同じ商品がなくなっている
ということもよくある話です。これでは、安くせざるを得ないですね。

こう言った理由で、再生品に関しては通常の新品商品より安いですね。

これで、普通どおり保証していたら、メーカーさんはつぶれてしまいますよね。

そのため 商品の ”保証が短い”もしくは”保証なし”となります。

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最近のPartsは前のものより、定格ぎりぎりで設計されているものもあり
無理すると簡単に故障・焼損します。
Parts自体の低価格化競争のため仕方がないことでしょう。

また、低価格Partsを再生し再販しないといけない、
メーカーのつらい面も垣間見れます。

以前ならば,不良品は廃棄していたのが、ほとんどでしたが、
最近は多少安くても、ユーザーへ販売し、商品代金の一部として回収しようとしているようですね。

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修理の件に関して
・・・・・多くのメーカーは独自の基準で修理 可能・不可能を決定しているようです。
    たとえば、GIGAあたりは断線箇所5箇所以上の場合は修理不可です。

管理人の経験ですが、修理上がり品でも直っていない場合も結構あります。
・・・・・・・・・・だから最近はJunk品で販売されます。
ASUSの修理上がり品でも、BIOSの上がらないものに当たった場合が
結構な頻度でありました。マザー10枚買って2、3枚くらいはNGですね。
仕方がないとは思いますが・・・