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日本代表欧州遠征ナイジェリア戦観戦ツアー・レポ @ DATE : 2001年10月5〜10日
     
現地レポ : MAKI  

  

<出発前>

日本代表、今回の欧州遠征はランス(フランス)でセネガル、サザンプトン(イギリス)で

ナイジェリアと国際強化試合を行なう。シドニーオリンピック以来1年も、海外遠征どころか

海外旅行にも行ってないので、行きたい気持ちが大爆発!しかしな〜、テロはともかく、

さすがに休職中・無給・療養中の身ゆえ、あまり無謀なことをする気力は生まれず、

久々のイギリスだけ行こうかな〜と思い、とりあえず○鉄旅行のツアーに申し込んでみたものの、

ツアー出発3日前にツアー中止のお知らせが・・・テロの影響なのか。。。こうなると

あきらめがつかなくなって、どうしても行きたくなってしまうのが、私の性。

早速、10月5日出発、7日試合観戦、10日帰国という3泊5日のかなりハードな旅程を立て、

出発2日前に航空券予約。海外旅行もこんな急に予定立ててもできるんだな〜、と

我ながらちょっとビックリ!出発前日にホテルを予約して、ついでに試合のチケットも予約しちゃおうと、

サザンプトンFCのチケットオフィスに電話したところ、『いや〜、予約なんてしなくて大丈夫だよ〜。

たくさん当日券が出るからさ〜』というのんびりした答えが返ってきたので、ちょっと拍子抜け。。。

・・・って考えてみたら、10月6日はW杯欧州予選最終戦。イングランドもW杯出場決定か

プレーオフかがかかったギリシャ戦があるんだから、その翌日にある第3国同士の試合なんて

みんなの注目ひかないのもしかたないか。さて、ネットでロンドンからサザンプトンまでの

バス時刻表もチェックし、これで用意はバッチリ(のはず)!!!

 

<10月5日>

さぁ〜、いよいよ出発!なんとなく空港がすいているような気がしなくもないけど、

ロンドン便はいっぱい!ヨーロッパ路線はあんまり影響ないのかな?

Jワールドツアーで行く人たちのグループも乗ってるみたいでした。

英国航空はエコノミークラスにもそれぞれTVがついていて、まずはBBCのスポーツニュースを

見ることに。プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドvsトッテナム・ホットスパーや

ニューカッスルvsリバプールの試合の模様をやってたりして、早くもサッカーモード入りまくり!!

プレミアリーグはやっぱりおもしろいなぁ〜♪

 

ロンドンに無事到着。サウスケンジントンのホテルに泊まるので、ヒースロー空港からは

ピカデリーラインで。ロンドンは典型的なロンドンの天気で、雨が降ったり、晴れたり、また

雨が降ったり、という感じ。思ったよりも暖かい・・・かな・・・?

 

<10月6日>

今日はW杯欧州予選最終戦。イングランドはマンチェスター・ユナイテッドのホームグランドである

オールド・トラッフォードでギリシャと戦う。3時キックオフで、その2時間前、1時から

ガリー・リネカーが司会を務める特別番組があるらしい。新聞のスポーツ面にはベッカムの

写真がどど〜んと載っていて、やっぱりベッカムはヒーローなんだと再認識しました。

イングランドvsギリシャと同時刻にドイツではドイツvsフィンランドの試合が行なわれて、

2つの試合の結果次第で、欧州予選グループ9の出場国がイングランドかドイツか決まるんですね。

得失点差でイングランド優勢とはいえ、ドキドキです。前日話をした以前の会社での同僚

(イギリス人)はイングランドvsギリシャは0−0で引分け、ドイツvsフィンランドも0−0で引分けで

イングランドがW杯出場を決める、と楽観的なのか悲観的なのかよくわからない予想をしてました。

私としては、イングランドが勝って、すっきりとW杯行きを決めてほしいな〜♪

 

せっかくロンドンに来たのだから、3時までお買い物に。途中、道端でイングランドの

レプリカユニを売っていて、買おうかどうしようかすっごい迷ったんだけど、

W杯出場が決まったら、モデルチェンジするかもしれないと思って、結局買いませんでした。

 

3時過ぎにホテルに帰り、速攻テレビを付けるともう試合は始まってました。ギリシャ相手に

楽勝かと思いきや、ギリシャがかなり良い!!プレスも効いてて、展開はかなりギリシャ優勢。

35分過ぎに、な、なんとギリシャが先制!!!右45度からのナイスゴーーール!!!

解説者は“Oh, my God!”と悲鳴をあげ、その後沈黙。。。イングランドはパスがつながらず、

中盤は完全にギリシャに支配されている感じ。ギリシャのサッカーは初めて見るけど、

予想外に良いサッカーをするんですね。得点後も、ギリシャは再三いい形を作って、

イングランドのゴールを脅かします。イングランドはCKを取るも、点にはつながらず。

解説者もつい、“リトマネン、がんばれ〜!!”なんてことを言ってました。

 

ドイツvsフィンランドは0−0のまま前半終了とのこと。

イングランドvsギリシャは0−1でハーフタイムへ。前半終了のホイッスルが鳴った途端、

すっごいブーイングでした。スタジオ解説の司会(解説者ではなく司会者)はガリー・リネカー♪

“イングランドはパスがよくない”などのコメントが続出し、解説者全員が後半開始と共に

選手交代すべきとの意見。交代すべき選手としてみんなが挙げたのが、FWのシェリンガム。

“テディ(シェリンガム)が出れば、展開が変わるはず”とのこと。一方、ギリシャの

先制点については“すばらしいゴール”と敵ながら誉める発言が出ていました。

後半開始直前、リネカーが“フィンランドが勝つことを願っているわけにはいかない

(つまり、イングランドが勝ってW杯出場権を獲得しなくてはいけない)”と力強く言っていました。

がんばれ〜、イングランド!日本で見たいぞ、オーウェン!!(ちなみにオーウェンはケガで

この最終戦には出ていません。朝のニュースでも“今日のイングランドは(オーウェンのいた)

9月1日のドイツ戦(オーウェンのハットトリックで勝利♪)のときのイングランドではない”

と言っていました)。

 

後半開始。TVで見ていてもすごい歓声でした。後半序盤、ようやくイングランドがいい動きになり、

決定的場面を何度か作るけれど、ギリシャのGKのナイスセーブに阻まれて、

なかなかゴールを割れず。解説者もオーウェンがいないことを今日の悪い出来の一因にしているけれど、

後半はイングランドが押し気味。そうこうするうちにお待ちかねのシェリンガムが登場!!!

アントでいうとハセみたいな存在ですね、出てくると必ず何かしてくれる頼れるベテラン。

・・・といきなりシェリンガム、ファーストタッチ、ヘッドでゴーーー−ーーーーーール!!!!!!

すごい!すごい歓声!!!私も1人でTV見ながら叫んでました!!!ぎゃ〜〜っ!!!1−1!!!

 

しかし・・・その後すぐ、ギリシャのスーパーゴールで1−2。観客は静まり返り、

解説者は“プレーオフはウクライナとの対戦の予定です”などと、もうダメ宣言までし出してしまった。

私も、かなりあきらめモード・・・ウクライナにはシェフチェンコがいるし・・・なんて、そんなことまで

考え始めてしまいました。そんな中、ベッカムのFKがサイドネットを揺らし、ベッカムも

頭を抱える。あきらめるな〜、ベッカム!!と、ここで私の好きなスティーブ・マクマナマン登場!

なんと背番号はNo.16!!!私はもしや、“16番好き”なのだろうか・・・?

しかしながら、解説者はあくまでも悲観的で、“フィンランドが勝ってくれればなぁ〜”なんてことまで

言い出す始末。“ベッカム・スペシャル”と呼ばれるFK、CKのチャンスも虚しく、得点に至らず。

ここで後半45分終了、ドイツvsフィンランドは0−0のまま終わった模様。

オールド・トラッフォードはロスタイム4分。このまま終われば、ドイツがグループ9の1位で

W杯出場決定、イングランドはプレーオフへ。と、93分、ベッカムのスーパーFK!!!!!

ゴーーーーーーーーーーーーーーーール!!!!!!!!!!!!!!!!2−2の同点!

きょえ〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!信じられなーーーーーーい!!!!!

エリクソン監督も立ち上がってコーチ達と抱き合ってよろこんでいる!ほんとにベッカム・スペシャル!

あ〜、この時、ドイツ国民はどんな気持ちだったでしょうねぇ・・・。

ここで試合終了。なんてドラマチックな終わり方なんでしょう〜!!やっぱりベッカムなのね〜。

実況中継の解説者も大騒ぎ!!!

 

スタジオ解説でもベッカムをべた褒め!プレーヤーとしてもキャプテンとしても素晴らしいと。

ある解説者からは“今、総選挙をやったら、ベッカムが首相になるだろう!”なんていうコメントまで

飛び出してました。シェリンガムのあふれんばかりの笑顔、ステキ〜っ(オヤジだけど)。

あれ、れれれ・・・マッカは全然映らない・・・そりゃ目立つ活躍はしなかったけどさぁ〜。

 

ベッカムのインタビュー。この丸刈りもかっこ良く見えますね。ほんとすごいFKでした。

あのFKの時、ドイツvsフィンランドの試合のスコアは知らなかったそうです。

これでイングランドをW杯で見れますね〜。うれちぃぃぃぃ♪ドイツは・・・う〜む・・・ドイツも

見たいが、ウクライナも見たいな〜。プレーオフも大注目ですね〜。

 

・・・と、私のイギリス旅行のメーンイベントは翌日の日本代表vsナイジェリア戦。

でも、イングランドvsギリシャ戦があまりにもドラマチックだったので、TVとはいえ、

試合をリアルタイムで全て見れたことで、かなり満足してしまったのでした。

 

夜はミュージカルを観にソーホーへ。W杯出場決定を祝う人々でいっぱいかと思ったら、

そんなこともなく、ちょっとがっかり。きっとマンチェスターは大変なことになってるんだろうけど。

夜のニュース番組もトップニュースはアフガン情勢ではなく、W杯出場決定のニュースでした。

しかし・・・天気予報は最悪。“明日はイギリス南部海沿いを中心に暴風雨となるでしょう”・・・。

“イギリス南部海沿い”って、試合の行なわれるサザンプトンはまさに“イギリス南部海沿い”。

ただの“雨”ではなく“暴風雨”、それも“注意報”まで出てしまって、私は自他ともに認める雨女だけど、

いくら何でもイギリスまで来て試合の時に雨が降らなくったっていいぢゃない。。。うぅぅぅ。

シドニー五輪の時に、少なくとも海外での雨女伝説は返上したはずだったのになぁ。

明日のお天気を心配しつつ、オヤスミナサイ☆

Aにつづく

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