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1月9日
1月5日の産経新聞の社会面に「京都府警師弟制度 若手と組み取り調べ」という記事が掲載されていました。
戦後すぐに生まれた「団塊の世代」の大量退職時代を目前にして、警察でも特にマニュアル化が難しい仕事が多い刑事の後継者育成が大きな課題として浮上しているそうです。中でも、容疑者の取り調べは特に経験がモノを言うだけに、京都府警ではベテラン刑事と若手と「師弟関係」を結び、捜査のテクニックを伝承する取組みを、「取調技能伝承教養」と名付けて進めているそうです。
私は非常に良い試みだと思います。このようなことは警察だけの問題ではなく、様々な職種で存在することと思います。ベテランの方々の優れた技術や知恵を若い世代が体感し、学ぶことは個人レベルではなく社会レベルで良い結果をもたらすことと思います。
私を含む(?)、若い人達は情報が溢れた環境にあります。しかし、インターネットなどのツールを使うことにより、情報が溢れているにも関わらず調べることが比較的容易になっているように思われます。その反面、知識や情報は断片的なものになり、系統的な体系を形成していないように感じられてなりません。また、ネットを介して得た情報は、その情報の正しさと判断するのは各個人であるために、情報を受け入れる、受け入れないという選球眼は、やはり各個人の経験の蓄積がモノをいうように思えてなりません。
自分自身の経験のみによって形成された知識や情報は、やはり一人分の分量なのではないでしょうか。また、自分と近い世代との交流は育った時代背景が極めて近いために、個人で形成した経験や知識と大きな違いはないでしょう。しかし、年齢や世代を越えた交流は複数の先人の経験や知識に数多く触れることができると思います。このような交流が各人の経験を豊かなものにするのではないでしょうか?
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