◆まにあっくTS200R◆

しつこく長く安く乗るための”捨てる神あれば拾う神あり”

 インターネットオークションでTS200のエンジンを発見。水没したのか、”クランクに水が入ってさび付いて動きません”のコメント入り。サスガに手を出す人はなかったようで1000円で落札に成功。

 ご存知のように現在実働中のTSはミッションに不安を抱え、さらに現在使用中のクランクケースはいろんなところに鋳造時の”ス”が入っていて気持ち悪いので、ケースとミッションが使えればよいという考えで入手してしまいました。当然、全バラでストックしているほかの部品取りエンジンからの部品と合わせてエンジン1基をスペアに組み上げる事にしました。


エンジン全景。

一部すでに分解済みですが、一応、欠品はありません。このカットでは特に問題点は見えてきませんが、クランクは完全に固着していてレンチをかけても回りません。

 ピストンもピストンピンクリップとピストンピンがさび付いていて外せません。

 このエンジンは私のTS200RKとは違ってTS200RM以降のエンジン。排気デバイス(AETC)が3段階になったもので、腰上は私のエンジンには使えません。

 アクチュエーターコントロールユニットもコンバートすれば使えると思いますが、AETC3には興味ないので腰上は廃棄予定。
⇒引き取り手が現れました。

クランク部分のアップ。

 これも写真ではわかりませんね。クランクケースにはかなりの量の水が入っていて、この時点でもエンジンを倒すと水が出てきました。

エンジン分解に挑戦する人向けの情報。

 さすがに腰下分解は取り外す部品点数が多いので、系統ごとに新聞紙でくくって整理しながら分解します。この時点ではパーツは洗浄せずにくくっていきます。この時点で洗浄してしまうと組み立ての際にサビが出ていたりするので注意。

 わかりやすいように外した部品と、それを固定していたボルトやナット、ノックピンなどを一まとめにしておきます。

 こうする事で、組み立て時も、このパッケージを1つづつ解いていけば、良いので、"このボルトはどこだっけ?”とか迷う必要がなくなります。

 ばらばらになってしまいそうな部品”ミッションなど”はワイヤリングして一塊のまま保管。私はワイヤーツイスターをほとんどこの目的で使用しているらしい。

分解後

 もはやケースの分解は”日常整備”レベルとなった?私にとって、ここまでの分解は難なく完了。

 期待通りミッションは生きてます。ただ、ミッション室にも水が入っていたようで、シフトドラムなど下回りの部品はさびています。

 この辺はもう1セット持ってるので問題なし。

 ベアリングをチェックしてみますが、ベアリングは水分に弱いらしく水に浸かってなかった部分もダメでした。

 ケースそのものは”ス”も入っておらず現在使用中のものより良好。

クランクシャフト

 クランクケース内のオイルと水分とサビが合体してなんだかわからない状態になっています。これは再利用できないでしょう。

 もしかするとコンロッドだけ買いなおしてボーリング屋さんで修理できるかもしれないので捨てるかどうか悩むところですがたぶん捨てちゃうので欲しい人は言ってください。

クランクはあと2セット持っているので問題ありません。


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